ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

【ちろう旅】秋の大阪・京都遠征に行ってきました【大阪編】

秋の行楽シーズンがやってまいりました。こうも年に何回も遠征してたら、春も夏も秋も行楽シーズンなので、行楽シーズンって何やねんという話ですが。冬こそ家に、籠りたい。
ちょうど1年前にも大阪遠征をやっています。もはや恒例。ここまで来たら毎年続けていきたい。

今回の日程は10月28日~31日。3泊4日はさすがにやりすぎか? 午前の学校の仕事は有給でいいとして、午後の塾も1日お休みにしているんだけど、某関西住みの友人I〇くんが28日のみ休みと言ったので、「行くしかねえ」と相成りました。


ところで4日間大阪じゃあ芸がない。そこで、2日間ずつ大阪・京都のダブルで攻める計画を立てる。
今年の6月に1日だけ京都観光して、物足りないと思ったので。京都も積極的に開拓していく。

 

2023年10月28日(土)

7:00
高山駅BCでバスに乗り込む。乗車率は95%くらい。外国人が80%といったところ。
いゃ日本人どこ行ったよ?

 

11:30くらい
京都駅着。ここで全外国人が降りる。

12:10
大阪梅田着
99%が降りる。

12:40
難波OCAT
なんばで降りたの、僕だけ。難波、どんだけ人気がないの?

 

さて、I〇くんとの待ち合わせは13:15、新世界。時間がないぜ!
いつものようにOCATダイソーUFJ銀行ATMで用事を済ませて、大阪メトロなんばから動物園前へ。
うーむ、JR難波の発車時刻(15分おき)をちょうど逃したので地下鉄に行ったけど、改札までが遠い。
本当に、難波という町は難しい。

 

13:15
新世界の一角にある「大統領」というお店。串カツ食べ放題。自分で揚げる串家物語スタイル。
ホットペッパー予約で休日料金から500円引き。ちな平日だとすごく安くてお得です。
1年前に新世界を一人でウロウロしていて見かけて、「ここで腹いっぱい串カツ食いてえなあ」と夢見てから1年。さすがに一人で入店する勇気はない。今回、I〇くんを召喚してようやく実現させることができた。
そこらじゅうの串カツ屋で入店待ちの大行列ができている中、中まで見通しても閑古鳥。ええ、分かっています。子供向けアトラクションです。成熟した大人が行く場所ではないことは分かっています。

串カツ食い放題。たのしい

自分が好きなものを好きなだけ持ってきて、バッター液(小麦粉と卵と水を混ぜたもの)→パン粉につけて、油の中にinするだけの、簡単なお仕事。
一つ一つの具材が小さくカットされているのがいい。いろんな種類を楽しめるぞ。

牛肉はやや硬かった。うずら卵とかシイタケとか、個人的にはめちゃめちゃ好きな具材。エビ、イカ、魚類。無限に食いたいがペース配分を考えなければいけない。大阪と言えばの紅ショウガ。I〇くんにも勧める。
ライスとカレー、パスタ、別注文のたこ焼きも食ってしまう。
モツ(内臓)が柔らかくてヒットだった。これも2,3本しか食べられていない!
謎に大福もちがあったから揚げてみたら、外側のモチが衣と一体化して剥がれ落ちる。何が正解だったのか、未だにわからない。ソフトドリンクは飲み放題。コーヒーはない。
案の定といいますか、全メニュー食いきれないまま打ち止め。改めて挑戦しなければなるまい。

 

14:30
満腹でOUT。
さて、ここで某関東在住のJさんが動物園前駅にやってくる。もともと別件で大阪に来ていた様子。ということで合流。
まずは喫茶店でコーヒーをいただきながら談笑。別々に住んでいるかつての仲間が、大阪の街で合流しているのが面白かった。

 

満腹になったところで腹ごなしの西成散歩。

というのもこの日、僕は宿を取っていないのだ。これまで楽天トラベルのいっちゃん安いやつを予約、という形をとってきたが、一度アポなし突撃で宿が取れるか試してみたかった。そこらじゅうの建物に「1泊1100円」とか「950円~」とか「800円~」いう看板を見かけるので。恐ろしさはあるが、どこかは行けるやろうと。
そしてあいりん地区とも言われる西成地域(区)を散歩しながら宿泊施設を物色。

過去に泊まったことがある宿も含めて、見つけた宿泊施設に手あたり次第突撃する。「今夜泊まれますか?」
「今日は空いてないね」
「満室です」
「空いてないよ」
にべもなく断られる。
こんなもんではあきらめない。さらにダンジョンの奥深くに進む。
そうしたら、様相が少し変わってくる。
「何泊?」
「いゃ、(当然)1泊ですけど・・」
「じゃあ空いてないよ」
連泊だと泊まれるという仕様?
「何泊なら泊まれますか」
「まあ4泊とかなら・・」
何やら観光客気分でここにいるのが間違っているのではないかという気がしてくる・・

 

んで一つの宿の受付の人が教えてくれる。
「この辺で1泊で泊まれるところないよ、あっちの角曲がったところならもしかしたら」みたいなことを言ってくる。
日雇い労働者の連泊限定? 西成ってそういうルールなの? 
さすがに20件くらい突撃して断られ続けたので心が折れてくる。

そうこうしているうちに、映画「さとにきたらええやん」の舞台、「こどもの里」を見つける。
ここやったんや~。

こどもの里

大通り沿いの、外観が立派なホテルはいけない。
試しにフロントの(そう、フロントなのだ!笑)人に「今夜泊まれますか?」
と聞くと「何人ですか?」という、これまでにない返答にドキッとする(笑)
「1人です」
「はい、お部屋ございます」
「ちなみに1泊いくらですか?」
「1人一室7700円です」
「・・少し考えます」

こちとら1泊1000円切れるかどうかというチャレンジをしているんやぞ!?
最終手段として難波のビデオボックスナイトコース2800円を想定しているんやぞ?
そんな高級ホテルに泊まれるわけが、ないダロウ??
この狭い範囲でも、世界は分断されているということを改めて知らされた。

 

もう宿探しはあきらめて、さらにディープに散策する。謎のカラオケスナック。謎の飲み屋街。
I〇くんが西成散歩を楽しんでくれたようで、よかった。

 

17:00
十分歩いたんで、お茶が飲めるスペースを探すも、手ごろな店がなくて、
パチンコのマルハンドンキホーテが一体になっている建物のフードコート的な店で、皆でコーラを飲む。しばしの談笑。
I〇くんと、また関西のどこかで会いましょう、と約束して解散。Jさんはパチンコ店の中に消えていった・・

 

18:00
僕は態勢を整えるために、いつもの銭湯(入船温泉)で身体を清める。
風呂上がり、はてさて今夜のビバーク天王寺か難波か、どうしようかなーと考えているとき「ホテルはつね」の看板を見つける。
楽天トラベルでこの辺りの宿を検索(安い順に表示)したことのある方は見たことがある名前かもしれません。僕もそうですから。ポータルサイトではすでに埋まっているのは確認済み。いずれ泊まりたい場所の候補に入れていた場所。
しかもさっきこの辺をウロウロしすぎて、さっき突撃したんだかしてないんだかも定かではない。
「また来たのかよ」とか怒られたらどうしよう、とビクビクしながらも、万が一があるかも知れない、と思って念のために受付のオッサンに聞いてみる。
「すんませーん、今夜泊まれますか?」
「(紙をチラ見して)はい、泊まれますよ」
「(ちょまwwwwww)ちな、いくらですか?」
「1300円です」
「お願いします!」

いやー、やっぱり現地に行って突撃してみるものですね。最後の一部屋的なこと言われたけど。
鍵のデポジット1000円含めて2300円をお支払い。この1000円はチェックアウト時に返ってくる。
しかも風呂もあるみたい。しまった、銭湯に行っちゃったよ。500円浮いたな~と後悔する。
こんな展開、予想していませんって。(ネットでHPを見たら、サイトから直接予約とかもできたみたい)

 

ということで期せずしてベースキャンプを得る。ちな、1300円だけあって謎の虫と5回くらいご対面しました。
これ、きれい好きな人や可憐な女性だと無理だろうな~と思うなど。2畳の和室風、冷蔵庫、テレビ付き。

ホテルはつね。1300円。

20:00
と、いうことで~夜の天王寺散歩。天王寺公園のリアルが充実した方々、あべのハルカスを横目に見ながら~ハッスル、ハッスル。

 

22:00
いい気分になってスーパー玉出で珍しい食材と安くなった総菜・寿司を物色。ノンアルビールの大盤振る舞い。誰も俺を止めることなど、できないのだ。
宿に戻ってカンパーイ

スーパー玉出で豪遊

24:00
宿で何気なくテレビを付けたら、NHK進撃の巨人final season完結編(前編)がやっていたので、ついつい見てしまう。
むろんすでに2回は見ている内容。11月4日深夜放送の「final season完結編(後編)」に向けてモチベを高める。頼んだよ、オニャンコポン。

 

25:00
就寝

 

10月29日(日)
8:30
行動開始。チェックアウト、今晩も西成潜伏なので、昨日のうちに見つけていたコインロッカー(100円)に要らない荷物をデポし、駅に向かう途中でキャベツ焼き(100円)を見つけて買い食い。安い・・

キャベツ焼きのお店。西成価格。

9:00
今日の行程は地下鉄で天神橋筋六丁目まで北上。
「大阪くらしの今昔館」を訪問して、大阪天満宮中之島辺りを散歩して難波まで戻ってくる計画。
ということで天神橋筋六丁目に降り立つ。

 

今昔館が10時OPENなので、1時間ほど持て余す。
さて、どうしようかと商店街をふらついていたら、池袋時代によく行っていた魚の干物を定食で食わせるお店「しんぱち食堂」を見つけて朝食が安いのを見つける。食うしか~。んで焼鮭定食でご飯を大盛りにしてしまう。そうしたら予想以上に米が多くて食いきれない。カバンの中にデポする。

 

商店街を散策していたら、やたらとマッサージ店が多いことに気づく。
相場は「60分3000円」とかなんだけど、1時間マッサージしてもらって3000円って、どゆこと? と思うんやけど。施術側の報酬として安すぎない?
時間もあるし、初体験だし、行ってみようかな~となる。
最初に入った店は、予約でいっぱいだと言われて不安になるが、次の店はアポなし突撃で入れた。
価格と相談して、45分2500円をチョイス。ありがてえ。
マッサージ(not性的)、いいもんですね、全身やってもらえた。ハマりそう。

 

10:40
うっかり開館時間を過ぎてたけどOK。
「大阪くらしの今昔館」にin。江戸時代の大阪の様子が展示してある場所。
銭湯をシアターにして放映している映像が面白かった。江戸から近代、現代に続く大阪の歴史など。

江戸時代の大阪。天下の台所。

12:00
ジャージャーハウス界隈で大阪在住のケンジが天六まで会いに来てくれる。
といっても子連れで昼飯時なんで顔見せだけ。ありがてえ。
飛騨高山の「飛騨牛ふりかけ」をお土産で渡す。


12:30
さてと。一人。
商店街を歩いて南下する。とにかく大阪の商店街、多い。活気がある。
すぐに大阪天満宮。寄席もあって、桂三度とか出ている模様。ちょうど開演時間で見たかったけど回避。

大阪天満宮

天満宮と言えばの菅原道真の生い立ちから活躍の歴史を展示している施設があったので、お勉強。
菅原道真と言えばの左遷だけど、なんで左遷されたんだっけ、みたいな。
めちゃくちゃ優秀すぎた道真。文武両道。天皇からも重用される。
それが面白くなかった藤原時平という人が、当時の天皇醍醐天皇に「菅原道真天皇廃帝させるために陰謀を企てている」と伝え、菅原道真は無実の罪を着せられることになったとのことです。
かわいそうすぎるやろ・・・

 

14:00
さらに南下すると中之島
川と川の間に挟まれた小島みたいな。別に何があるというわけではないんだけど、広大な公園とか科学館とか図書館とか遊歩道がある。安藤忠雄が設計したといわれる「こども本の森」という子供向け図書館がある。どんなもんかと思ってみてみたい気持ちがあったけど、予約制で入れない。「お高くとまってんな」と思う。謎の青りんごオブジェ。

中之島の風景

広大な芝生では、謎にヨガをやっている集団。
高架下では大学生がダンスやらダブルダッチやらの練習をしている。青春、いゃプロの卵なのだろう。
片や、コスプレを身にまとった女性3人とキモオタカメコの集団。つらく、苦しい気持ちになる。

 

んでベンチに座ってぼーっとしていたら、Jさんから連絡。
天皇賞の予想中。ギャンブルの本場、大阪で競馬をしないと負けやで」とかなんとかでJRAウインズ難波に呼び出される。ちょwwwwwwおまwwwwww

いゃ大阪で競馬をすることこそ負けだろとか思いつつ、まあどうせ難波には帰るしなあとか思いながら散歩しているうちに、あれよあれよという間に心斎橋、道頓堀、グリコの看板を経由し、ウインズ難波についてしまう。難波大社・生國魂神社には行けず。次回の征阪に持ち込しか。

 

15:30
ウインズ難波。この世の終わりかと思う空気が渦巻いていた。蜘蛛の糸の世界の地獄。気分はカンダタ

 

15:40
天皇賞、出走。
Jさんが5000円は買うと言っていたから「僕も3000円出すんで適当に買っといて」と伝えたら、軍資金を合わせてJさんチョイスで買って、配当を等分するというかたちとなった。

んでふたを空けてみたらトータルで3800円くらいしか買ってなくて(笑)、そのうちの1000円を僕が払うことになって、払い戻しが670円だった。これを500円と170円に山分け。還元率18%なんですけど? タヒにてえ・・・軸にしてたやつが来なかったから大コケとかなんとか言ってた。

 

16:30
歩いて5分、日本橋オタクロードへ。メイドさんがチラシ配りをしている辺りをふらふら歩いて散策。
コンセプトバー、添い寝リフレ。スゴイ世界があるもんだなア。ドラクエ世界仕様のローソン。

 

17:00
また新世界、新今宮辺りまで歩いて解散。Jさんはパチンコに消えていった。
僕は今夜の宿「宿末盛」へ。
こちらは1泊1400円で予約済み。
この宿が経営している銭湯「末盛湯」の入浴券付き。
宿の受け付けは誰もいなくて、この銭湯の番台が受けつけ。
昨日と同じくカギのデポジット1000円を合わせて2400円をお支払い。そのまま入浴。

中央に湯舟があって洗い場だけの昔ながらの銭湯。石けんも20円で購入するシステム。

 

18:00
宿末盛にin。こちらも和室で快適◎。

宿末盛。1400円。

18:30
再び日本橋オタクロードに繰り出す。ハッスルハッスル。

 

20:00
パチンコ終わりのJさんと、新今宮駅ドン・キホーテで合流。
この辺りの評判だというホルモン屋に行ったら休みで、僕も以前に行ったことのある立ち飲みのホルモン屋「マルフク」へ。
瓶ビールとホルモンでカンパーイ!ホルモン、レバー、牛すじ煮込み、豚足煮込み、味玉、ポテサラ、たまねぎサラダ。この世で一番うまい「豚アブラ」は売り切れ(くっそう)。2人で2000円。やっす過ぎる。

 

21:00
つづいて天王寺「らーめん極 本店」の名物「チャーライ」を食いに行く。
腹の調子と相談しつつ、チャーライ小・ラーメン小のセットに。あまりの美味さに並盛でも食えたな~と思いつつ、ラーメンスープが雑炊になる不思議。これいかに。

大阪・天王寺『らーめん 極 本店』の名物“チャーライ”ってナンだ!?/ニッポン“チャーラー”の旅 第17回 | グルメ情報誌「おとなの週末Web」

 

22:00
腹いっぱいになったところで解散。
さすがに食い過ぎたんで、夜食にはスーパー玉出で買ったアイスしか食えなかった。何となしに買った、半額のチーズパンと大福。これがのちに吉と出る。

何か想定していた大阪遠征(観光)とは違う形になったけど、結果オーライ。楽しみ過ぎた。
んでグーグルマップのタイムライン見たら1日で19キロも歩いていて「行軍は明日が本番なんだけどなあ」と恐ろしい気持ちになる。
部屋に帰ってすぐ電気消してバタンキュー。


さてと、明日は朝早くから京都入り。

(次回に続きます)