大阪遠征Vol.1の続き
31日
最終日。この日の予定は19:00からの仮面女子シアター。それまでどうするか。行ったことのないあの場所に行くしかない。そう、大阪城へ。
12:00
「大阪城公園前」という駅で降りてぷらぷら。実に雄大な公園を散歩。巨大な堀と橋。城に近づく。まあ今回は中に入らなくていいかなーと思って外から眺める。近くに迎賓館てきなオシャレな建物があって何だろうと覗く。ランドマークスクエアオオサカ。ただの土産物屋とレストランだった。塾用の土産を買う。
大阪城豊国神社にご挨拶して豊臣秀吉さんに想いを馳せる。絵馬を購入。
公園のすぐ隣にある大阪歴史博物館へ。天守閣より博物館でしょう!大阪の古代からの歴史をさかのぼる。んで難波宮(なにわのみや、なにわきゅう)というもののことが展示してある。僕って高校で日本史をやっていないものですから、そもそもそういった歴史があることを知らなくて驚いた。
Wikipediaからの抜粋。
飛鳥時代~奈良時代にあった古代の宮殿、645年~793年ころまでの皇都。難波宮から日本という国号、元号の使用が始まったとされ、孝徳天皇は改新の詔を発し、初めて首都を定め難波宮を日本初の首都とした。
そうなの?飛鳥時代とか、奈良時代とか、平城京、長岡京とあって平安京。つまりは日本の都って奈良から京都、鎌倉を挟んで室町、江戸みたいな流れじゃなかったの?難波が日本初の首都、だと!?
いやぁ~、近くにいないと知らないもんだねえ。これ大阪の見る目が変わってくるで。難波宮の衝撃が大きすぎて江戸時代、近代以降の展示の印象がほとんど薄れてしまった。大都市の近代化していく様子ってのはあるあるなのかなとか思ったり。つまりは交通、インフラ、教育を整える。商業が発展する。んで一通り見終わって入り口に戻ってきたら、受付のところで「学芸員と行く難波宮遺跡探訪ツアー」というのがあって、限定10名とかいうので申し込み。ふたを開けたら2人しかいなかった。
まずこの博物館の建物の下に宮殿の建物の柱の跡があるという。床の一部がガラス張りになっていて、その穴を覗けるようになっている(穴といっても土が埋められた元穴、だが)。まずその時点で意味不明。この建物を遺跡の上に作ったん?ホンモノ?ニセモノ?
結論から言うと、遺跡の上に建物を作ってた(笑)。具体的に言うと大阪歴史博物館とNHK大阪ホール&放送局。隣接する場所に難波宮跡公園と大阪城。そういうものが密集している場所。もともとこの場所に巨大な市民体育館があって、これを取り壊したのが1995年くらい。それで体育館の床をはがして大々的に遺跡調査をしていろいろ見つかった。主に柱の穴。その穴が焼けた土とか灰とかで埋められていて、建物が焼失した証拠なのだとか。
この建物は2001年に完成。建物内外の畳石のところにも柱の後を示すマーク、一つは建物ごと復元しているものも。高床式になっていて、食べ物とかを保管したとされている。飛鳥時代当時のことを考えたら、その巨大さ頑丈さから大きな権力を示しているとか。その敷地に歴史博物館を立てたから、床の一部でその穴が覗けるようになっている。そもそもさらにその地下をくり抜いて地下駐車場にしているらしい。空中に浮いてる遺跡跡って・・どんな発想だよ(笑)。
学芸員からクイズ。遺跡の一部はある人物の大工事によって消失している。誰でしょう→答えは豊臣秀吉で、理由は大阪城築城のため。歴史は繋がる。
ちな学芸員は入社3年目の、あんまりしゃべりが流暢な人ではなかったけど、まあ良しとする。
そんなわけで、すごい刺激的な発見のある訪問だった。行ってよかった~。
大阪歴史博物館、おススメです。皆もぜひ。
17:00
樽井~難波~日本橋駅に帰還。ここで兵庫県在住のI丸くん(4月に神戸行ったときの新郎)を召喚。大阪はわりと近いから、わざわざ足を運んでくれた。一応の目的は日本橋駅から徒歩12分くらいのところにある仮面女子シアターに行くこと。付き合ってくれるということらしい。
んで1時間ほど時間に余裕をもって合流したので、途中のカフェーでお茶でもと思っていたのですが、会場までとりあえず歩く。そうしたら現地に着いてしまって、隣に良い感じの台湾料理店があったからそこで甘味&飯を食う。めちゃリーズナブルでメニューの種類も多く、ライブ後のたまり場にしたいような気がする(笑)。2010年に台湾に行ったときのことを思い出しました。
台湾の定番のデザート豆花(トウファ)。豆腐にシロップとかき氷とタピオカとかを乗せた食べ物。豆腐をデザートに使うっていう発想が良いよなア。甘さ控えめで、食べ応えがある。マネしたい。
1時間ほどビジネスの話。I丸さんの仕込んでいるビジネスの話。どんな時も常に次の一手を模索し、顧客満足アップ&利益率アップをもくろむI丸くんのビジネスの話。僕も見習いたい。
19:00
いざ聖戦へ。パスマーケットで購入済みのチケを提示。当日券でも十分買えるようだった。場末の小さ目の、東京のどの街にもあるような小さなきちゃないライブハウス、という感じだった。それでも専用劇場にしているのは大したもの。ステージとの距離は近い。入口の巨大看板が壮観。
前日に見たのと同じメンバーでスリジエWEST&仮面女子イースターガールズ。昨日はイスガが1人(橘真琴ちゃん)欠けていたから、この日はフルメン。ハロウィンパーティーという建付けでコスプレ衣装。はい、初見客が通常のライブ衣装が見れないいつものヤツです。イスガはスパイファミリーコス。Oh...。んで誰かの誕生日をお祝いということでサイリウムの色をそろえたり事前に配ったりしてて、これもよく見る光景でした。
小ぢんまりとしたステージで、近くで見れて、これはこれでよい。よく分からないんだけど、あれって生歌なのかしら。パムスだと口パクとだいたい相場が決まっているので、それも大阪ならではなのかなと思ったり。スリ&イスガのコラボパフォーマンスも見れて、実は運が良かったのかも。
ライブ終わりが20:30で、21:15なんば発のバスに乗るべく、ここで打ち止めかなと思ってライブ会場を後にする。チェキ会に参加できなかったけど致し方なし。荷物を回収し、難波O-CATへ。
バスは難波発、高山行き。乗客2人。何か申し訳ない気持ちになった。
4:00
高山に帰還。3日間、天候にも恵まれ、充実した遠征だった。次はどこに行こうか。模索中である。
また、稲垣教育研究所では観光部の活動をしていますので、高山観光にご興味がある方は遊びに来てください。宿泊、移動、観光などアテンドします。何卒よろしくお願いします。