ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

2022年大阪遠征に行ってきました秋~Vol.1

2022年10月29~31日、大阪遠征に行ってきました。一人で。何故行ったのかと問われれば、そこに休みがあったからと答えることになるだろう。別筋で「この月末にワンチャン奈良行こうず~」みたいな話があって流れたりして、無性に関西熱が高まっていたという事情も、あるいはあったのかもしれません。

 

むろん京都、奈良も興味深い。寺社仏閣めぐりをしたい。歴史的建造物にふれたい。しかし一人で、気楽に、激安旅をとなると大阪以上に安定感のある街はありません。ならば今回はいろいろな初体験を詰め込もうということに照準を当てました。たとえばドヤ街(西成地区、あいりん地区)の激安宿、NGKと漫才劇場、大阪城とその周辺などがパッと思いつきました。そして忘れちゃいけない仮面女子シアター。ついに。念願の。宿願の。

 

29日
7:00高山発のバスに乗車。京都→大阪梅田を経由して、大阪難波到着は12:30くらい。そのままJR難波駅から2駅、新今宮駅へ。ここが僕のホームグラウンド。駅前でたわむれにたこ焼き(6個350円)を食ってみたら美味すぎて昇天した。たこ焼きめっちゃ好きやねん(といいつつそんなに買わないんだけど)。今回泊まるのは楽天トラベルで予約した「ハイツ三輝」というところ。一泊1500円。13:30くらいにはチェックイン。

 

部屋に入ったら冷蔵庫、テレビがあり、タオル、歯ブラシなどのアメニティも充実。あら、良いじゃない。布団に寝っ転がると浮浪者特有のアンモニア臭がどこからともなく漂ってくるのはやや気になったが。枕か、壁か!?まあ許容範囲。あ、後学のためにメモ。トイレにウォシュレットなし。

 

大浴場(男性専用)もあるドヤ宿はよくあるが(ドヤ宿って何?)、曜日限定だったり時間指定(17時~22時とか)だったりして当たったためしがない。シャワーが3室くらいあったかな。ということで夜の聖戦に向けて身体をお清め。
パジャマ類、着替え類、充電器回りなどを置いて身軽にし、いざ北上。ええ、徒歩です。

 

堺筋を北上するのがよい。商店街の中古DVDショップ。日本橋4・5丁目あたりで一本西の通りに行くのがよい。つまりはオタクロード。別に目当ての店があるわけではないんだけど。オタクとかメイド喫茶的な店が目に入ると、なんかワクワクするのでそれを感じたい。ただそれだけ。オタクロードの中心地にドでかい看板を何枚も出している店があって、相当ビジュアルで選別している模様。路面店の小さな店だったがクリアガラスで中が覗ける。めっちゃ混んでいる。キャストも沢山。さながらガールズバー。なんか、メイド界隈も様相が変わってきたんだなアとしみじみ。もうコーヒー一杯で粘って~みたいな牧歌的な時代は終わったのだろう。

日本橋あたりを散策。ハッスル。ハッスル。

 

17:00
難波の千日前通りあたりをうろうろ。つまりはNMB48劇場へ。せっかく大阪に来たのだからとAKBチケットセンターに登録して応募してみたら、まさかの当選していたのだ。以前にいつ来たのかすら覚えていない。たぶん10年以上ぶり、2回目。

 

ただ、今回のイベントが7期VS8期メン(3人ずつ)のゲーム対決「NANBATTLE」というイベント。ライブじゃないんかーい。NMBメンバーと言っても今誰がいるのか分からない。分からないメンバー同士の何をやるか分からないゲーム対決。やや不安ではあった。チケ購入してから、なんばグランド花月のチケット売り場をうろうろしてたらいても立ってもいられなくなり、よしもと漫才劇場19:30開演の「ハイキック寄席」というライブのチケットを購入する。10組の新ネタライブ。1800円。NMB劇場18:00開演だから、ギリギリのスケジュール。時間が20分ほどあったので、松屋(難波近辺にたくさんあるうどん屋)でカレーうどんを食う。300円。この世で一番うまい食べ物。

 

んでNMB48劇場へ。手荷物持ち込み不可なの忘れてた。スーパーのビニール袋ならいいみたい。トートバックは?基準が分からない。まあいい。んで結論から言うと、きつかった。さすが関西圏から選別された可愛い子が入っているんだなという印象。クイズとアウトロドンが本格的で驚いた。最後に一曲だけ歌唱披露があったから、それでよかったことにする。

19:20に終演。お見送り会もスルーして退場。19:30に隣のビルの5階、よしもと漫才劇場へ。


コウテイラニーノーズニッポンの社長ダブルアートセルライトスパ、鬼としみちゃむ、どんちっち、さや香ロングコートダディビスケットブラザーズ。(出順忘れた)
さすが吉本の劇場&出演者。洗練されていた~。僕がよく見に行ってたお笑いライブって言うと中央線沿いの場末のきちゃない地下ライブだったからなあ。一番面白かったのはさや香。めっちゃ好きなタイプのネタだった。ワケわからん世界観を設定してのお互いにキレる芸。やっぱキレるって行為そのものが面白いと感じる(キレるといえばアンタッチャブル柴田とかチュートリアル福田のツッコミが想起されるけど、あんな感じ。ギャクだと分かっているから安心して笑えるっていうのかな。やはり笑いの本質はツッコミ&キレるにあるのかもしれない)。ビスケットブラザーズは先日のキングオブコントで初めて見て、今回コントじゃなく漫才も見れたことに感動。ロングコートダディは漫才コントって感じで、さすがの世界観、面白い。とにかくそんな感じで満足度が高かった。オープニングMCもなし、幕間もなし、さらっとしたエンディングで終了。大阪のネタライブ、やはり洗練されている・・コウテイは「T麻やってる」って連呼してて笑った(笑)

 

洗練されたお笑いで満たされた後に腹が減っていることに気づく。この日は朝の7時にバスに乗って、たこ焼き6個とカレーうどん(300円)しか食ってないんですよね。んで金龍ラーメンの看板に釣られる。ライス、キムチ、辛味ニラ、ニンニク食べ放題800円に釣られる。これも食ったのは大学時代に観光に来た時以来だから18年ぶりくらい。んで食ってみたら美味すぎて昇天した(本日2回目)。この世にこんなにうまいもんがあるんかと度肝を抜かれた。ニラ、生ニンニク、最高過ぎた。そして空腹が大事なのだ。

18年ぶりの金龍ラーメン

そんなわけで新今宮あたりのホテルまで歩く。腹ごなし。スーパー玉出で菓子パンを買って帰る。寝る。


30日:

10:00
ハイツ三輝をチェックアウトして、楽天トラベルで出てきた最安の宿(ダイヤモンドホテル)にチェックイン。午前中からチェックインできたのも決め手の一つ。んで部屋に入ってみたら巨大なマットレスと布団。1.5畳。1100円。うーむ、これがドヤ街の宿か!やっべ、高まってきた。寝るだけだから問題ないのだ。途中で買ってきた西成の弁当(300円)を食う。もしゃもしゃ食う。これが西成STYLE。

 

特にこの日に予定があったわけではない。なんもなければ難波に行って一日中吉本新喜劇公演をやっているからそれを見るべきかとか考えたけど、仮面女子WESTのスケジュールを見ていたら泉南市というところの砂浜の公園でハロウィンイベントがあって、仮面女子イースターガールズとスリジエWESTが出るらしい。観覧無料。大好きな観覧無料。これは良くしかないのでは、と思い立つ。

 

南海電車難波駅から40分ほどで着く場所。目指すは樽井駅。大阪湾に沿って南下、和歌山の手前辺りなのだろうか。とにかく行ったことのない場所。人生は冒険や!

 

駅から10分ほど歩く。海を臨む砂浜の目の前に特設ステージがあって、子供たちのダンススクールの発表イベントをやっている。「あら、良いじゃない」と思い、前方に座り込んで見る。小学生なのに髪型をバッキバキに編み込んだり刈り上げたり、あぁこうゆう世界なのねとしみじみ。ドヤ顔の小学生、実にいい。可愛い女の子も良い。露出高め。大人数のグループだといろいろとモチベに差があって良い。とにかく良いのだ。

少年少女たちの晴れの舞台 大阪湾をバックに

とにかくそのステージの引き寄せ力がすごかったからイベントの全容を知らずにずっと見てて、このステージの後にスリジエが登場するんだろうと思ったら、待てど暮らせど始まらない。んで子供部門から高校部門に切り替わるってところでもしかしてと思って砂浜を移動していったらもう一個ステージがあってスリジエがもう始まってた(笑)

 

そっちはちょっと小さ目なステージではあったけど、このあとで地元民がコスプレを披露する超長いランウェイがあって、ステージ最前に入れない仕様。ランウェイの横から斜めに眺めるしかない。まあ良いのだ。スリジエWESTを初めて見た。大阪で頑張っているんだなア。

 

次に仮面女子イースターガールズ。この日は1人欠けて4人でのパフォーマンスだった。東京でよく見ていた星流(せいら)さりあちゃん。懐かしみがあった。本当に大阪でがんばっているんだなあって。リーダーの暁成美って子がハキハキしててMCが上手くて良かった。

大阪湾をバックに仮面女子イースターガールズ

ライブ後にチェキ会。スリジエWESTは新規客特典で無料チェキ。サイン付き。WESTを見る(接触)は初めてだから不正じゃないよね?一目見てピンと来て「キミに決めた!」と思ったのがアロハちゃん。あとでTwitterで調べたら夢波あろはちゃんって言うのね。
仮面女子イースターガールズでは暁成美ちゃん(課金)。これも後で気づいたのだけど1000円のノーマルチェキでサイン付き(40秒)なのな。やはり大阪の値段設定が実にいい。推せる。

暁成美ちゃんと夢波あろはちゃん

あとは地元民が参加するハロウィンのコスプレファッションショーをちょっと眺めたり、海沿いのレストラン群で団欒を過ごす家族を眺めたり、犬が遊べるスペースを眺めたり、巨大なアスレチック設備(大人2500円)を外から眺めたりした。隣にイオンモールがあって、ここが生活の場なんだなあと想いを馳せる。大阪湾に後ろ髪をひかれながら駅に向かう。

 

15:00
新今宮駅に帰還。やはり夜の聖戦に向けて身体を清めるしか。とそのまえにホテル(ダイヤモンドホテル)のごく近くのホルモン屋「マルフク」に突撃。朝から立ち飲み客が溢れていて気になっていたので。ハイボールを一杯(薄目で)注文し、ホルモン(190円)、豚アブラ(190円)、煮卵(100円)を求める。実にうまい。脂の塊。大阪民って相変わらずすげえもん食ってるなと衝撃を受ける。

大阪のホルモン

ダイヤモンドホテルに帰還して、新今宮駅近くの銭湯へ。「入船温泉」。銭湯なのに温泉。これいかに。西成の銭湯というのも初体験で実によかった。水風呂が冷たい。3ループ。サウナは別料金300円。

 

18:00
体制を整えてまた難波に向かって歩く。本日のスケジュールはなんばグランド花月で漫才ライブ。
「なんばプレミア漫才倶楽部 其の十五」19時開演
出演はCOWCOW、プラス・マイナス、ラフ次元、見取り図、マユリカヘンダーソンモンスターエンジン、スマイル。
一番の決め手は見取り図だったけど。すっげえ。テレビで見る人ばっかり。中でもCOWCOWの存在感がすごかった。何十年とやり続けているネタ。貫禄がある。
COWCOWといえば十数年前に、テレビで「食わず嫌い王」のパロディの「笑わず嫌い王」っていうコーナーがあって、その回を死ぬほど見てたんだけど(調べたら2008年だった、そういやこの時点で爆笑オンエアバトルでも何回も見てたわ。なんでこの回を繰り返し見たかっていったら当時地下芸人だった夙川アトムが出ててすげえって思ったからだ)、その時と同じネタやっててすごかった。伝統芸の域に達しているんや。

 

21:00
ホテルから少し南下して飲み屋街を通過、料亭通りを歩く。ハッスル、ハッスル。

 

23:00
スーパー玉出で安くなった総菜を酒を買う。食う、飲む。寝る。

 

あまりに長くなりすぎてしまったので、Vol.2に続く・・