ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

ちろう、動きます Vol.2~岐阜の飛騨高山に自律型超絶学習空間「稲垣教育研究所」を立ち上げます~

【前回の続き】


そんな東京遠征があったのちにも、しばらくは実家でダラダラしていました。んで「いま、できることをしよう」ということでamazonプライムで片っ端から映画とアニメを見ました。有名だけど見ていなかった映画、いわゆるそっち界隈では必須教養となっているような作品を片っ端から。スティーブンキング原作からスピルバーグ監督作品からクリストファーノーラン作品など。大した本数ではないけどいい勉強になりました。映画は30本近くになるでしょうか、アニメも近年のなろう系の系譜のものをいくつか。さらに言うと、先日のエントリでも記しましたように、初めて『進撃の巨人』のコミックスを読みまして、ドハマりいたしました。それでアニメのseason1~3を当然のように視聴。最高でした。これは皆さんにも強くオススメします。

 

そんなこんなしているうちに12月、本格的に寒くなってきて雪もひどく降りました。そんな中でいよいよ何かが弾けました。このままじゃいけない。また春がやってきてしまう。しゃああんめえ!やってやんよ!というような気持ちになりました。手ごろな物件を借りて超絶学習空間を立ち上げるという構想を練り始めました。というかその構想自体は同人誌『本当によい~』を書いた2016年にはすでにあり、高山市内の物件を物色するという行為も夏ぐらいから始めてはいたんですけどね。どこか片手間でやっているような感覚だった。自分が塾長をやるにしても相変わらずハイレベルな大学受験内容を教えられる自信はないから、去年までさんざん文句を言っていた学習習慣づけの個別指導を結局また自分でやるのかよ?という気持ちでした。

 

そもそも僕は勉強なんかやりたいやつがやればいいと思っているし、「分かるまで教えます」とか「懇切丁寧に教えます」というのを押し出すのが本当にイヤなのだ。というかぶっちゃけて言いますと、あんまり教えたくない。せいぜい隣で問題を解いて見せてドヤるくらいでよい。気分は「史上初!教えない塾の武田塾」ですよ。人を雇うのも違う。そんなカネは無い。勉強をする環境と厳選した問題集・参考書だけ提供して、あとはスキを見つけて本とかマンガとかをオススメしてちゃちゃを入れるくらいの関わりがしたいんだ本当は。
さらに言うと、本格的に家賃を払いながらというのもやはり大きな負担だった。


つまり問題は二つです。
「個人塾をやりたいけど、自分で、勉強を教えるだけの塾にはしたくない」
「テナントを借りる経済的余裕(勇気)がない」

 

そんなことを考えているときに見つけたのがオンライン学習システム(すらら)でした。詳しくは端折りますが、昨今流行りのAIで学習者の学力と苦手分野を判定し、それに即した問題を提示してくれるというオンライン学習システムです。おそらくは大手からベンチャーまで似たようなシステムがあると思われますが、「すらら」はその中でも先駆けといえるような会社です。んでこれが個人塾の開業サポートのパックで売り出していたのですね。

 

それこそ大手になると、フランチャイズに加入することによってシステムを導入できるとか、ガッツリ大手の学習塾にしか卸していないとかあるんですが、「すらら」はFCのようでFCでない。塾の屋号も自由で、導入費も無料。サービス使用料だけを月額課金するというシステムで、全くの未経験からでも始められる。これが実によいと思いました。ネットさえつないであれば、教えるのはPCのAI(プログラム)ですから、講師を雇う人件費がかからないというのがウリです。というか問題集すら買わせる必要がない。

 

これなら戦えるかもしれない。それで両親に「これなら戦えるかもしれないから、テナント借りるわ」みたいな宣言をしていたら、「向かいの家のおじいちゃんが作業場を余らせているからそこを借りろ」とか言ってくるじゃないですか。最初は冗談だと思いましたよ。そんなうまい話があるかと。んで結論から言いますと、おじいちゃんが貸してくれました。安価で。それより何より、不動産屋に申し込んで敷金礼金保証金払って、みたいなのをすっ飛ばして借りてしまいました。

 

このようにして、いつの間にか上記の2つの関門をクリアしてしまっていたわけです。これ、やる流れじゃないですか。だから、やります。

 

岐阜県高山市稲垣教育研究所」を立ち上げます。

 

多くは語りません。チラシやらホームページやらにこれでもかってくらいに書きました。東京にいるうちからずっと、将来的には(5年後か、10年後か?)必ず地元で超絶学習空間を開くだろう。そこでは「○○研究所」と名付けるだろう。そう思っていました。意外と早かったなという印象です。


これから、高山市民の皆さんに問います。問うていきます。何卒よろしくお願いします。

 

ホームページはコチラ→

inagakijuku.online

 

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稲垣教育研究所 (@ina_edu_lab) | Twitter

2021年3月1日open(予定)です。

 

続報をお待ちください。

 

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チラシその1

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チラシその2