お笑い芸人の流れ星が地元高山のエフエム放送でやっている番組で、高山収録が行われることが告知されていた。直近の放送では、地元民で普通に遊びに来るのでも、飲食店とかビジネスやってる人の告知でもいいので出演者募集みたいなことを言っていて、ちょうど僕も塾をぶち上げるタイミングだったからこりゃいいやと思って「出演させてください」という意味でメールを送ったんですよね。
あとで気づいたんだけど、お便りフォームにメールアドレスの記入欄がない。これって向こうから連絡ができないやん、と思った。んで何の音沙汰もなく、Twitterの番組アカウントにもさりげなくメールを送ったことをアピったんだけど、ようやっとイイネが一つ返ってきただけだった。要するにこれは「残念だけど抽選に外れたんだな」と判断し、不貞腐れていたんですよね。そして収録日の3月4日を迎えた。雨降ってたし、家で不貞寝していた。
そうしたら、その後日だと思うんだけど、いきなり謎の封筒が送られてきて、中にステッカーが入っていたんですよね。流れ星の番組ステッカー。これってよくラジオでメールが読まれたときの「番組ステッカー送りますね」ってやつちゃうの。あれっと思った。んで大変恐縮なことにそのラジオをリアルタイムで聞くこともなくて、たまに思い出した時に公式サイトの「聞き逃し放送」で聞いていたんですよね。
それではコチラの「聞き逃し放送」3月2日放送回の20分50秒から最後までお聴きください。
結論から言うと、これ完全に収録当日に現場に行けば出られたやつだと思う。100%とは言わないけど。十中八九そうだろう。むしろ流れ星的にも番組スタッフ的にも求められていたまであるのでは。完全にやらかした!
「番組収録」「出演」ということを大仰に考えすぎていた。東京のオタ活のノリを踏襲しすぎていた。公開収録に群がるオタクなんか、何やらかすか分からない危険な存在だ。事前に向こうからお願いされてない人間が出れるわけないと決めつけてしまっていた。しかしここは岐阜高山だった。平日の昼間に現場に来る人数なんかたかが知れてる。しかもコロナ禍。
だから事前の認可制でもなかったんですね。それで当日の先着で10人くらいか、みたいなことでしたけど、意訳すると「その場のノリで」ってことだったんだと思う。ならばなおさら僕が行くべきだった。あるいはこの3月2日放送を、少なくとも3日夜までに聞いていれば200%現場に駆け付けていただろう。一縷の望みをかけて現場に駆け付けるって、オタクとしては当たり前の行動原理ではなかったのか。俺は現場オタク魂をどこに置いてきてしまったんだ?
AKBヲタにとって成人式の朝に神田明神に行くのは知る人ぞ知るおいしい現場だった。指原莉乃ちゃんが成人を迎えるころには十分に知れ渡っていて、すでにおいしくない現場になってしまっていた。それでも雨が降りしきるめちゃめちゃ寒い中、始発で秋葉原に行って神田明神に陣取る。んで朝10時だかまで(4時間ほど)待って、それでも人の壁に阻まれてろくにメンバーの顔も見れなかった。あの頃の俺はどこにいってしまったんだよ・・・(というかもう二度とあんな惨めな思いはしたくないと思ったのは事実)。とにかく、あの頃の俺はもういなかった。せめて現場を見に行っていれば。めちゃめちゃ後悔している。もうこんな機会は二度とないかもしれない。
流れ星に会いたかった~~~!!!という話でした。
また高山収録お願いします。
皆もラジオ放送楽しいから聞いてね。