ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

ヲタ活について考えていること

■黒瀬サラちゃんが長期離脱する件について


仮面女子:スチームガールズの黒瀬サラちゃんが撮影中の仕事の関係で、しばらく仮面女子の活動を離脱することが発表された。それがどのような仕事なのか、あるいはどのくらいの期間なのかということは公開されていない。しかし周りの空気や本人の発言から察するに、ネガティブに考える必要はなく、ポジティブなものと捉えて良さそうな気がしている。周りに自慢できるような、新しい仕事にチャレンジしているのだと思う。それはヲタとしても嬉しいことだ。

仮面女子に限らず、地下アイドル(あるいはメジャーアイドルでも)を推すというのは、推しメンがある日突然いなくなってしまうというリスクと隣り合わせだなあと思う。例えば最近でも、仮面女子を脱退しつつprismでのみ活動をしていた朝倉彩花ちゃんが卒業公演を行ったり、OZのセンターで仮面女子昇格間近と思われていた瀬崎結菜ちゃんが卒業発表をしている。推しメンが卒業するというのはやはり辛いものでしょう。幸いにも僕の場合は、そのような決定的な喪失というものをしたことがない(アイドルカレッジを推しているときにそういうことがあったといえばあったが)。

しかしやはりそれは他人の人生であるし、いつまでもアイドルを続けるわけにはいかないから、そういう時は来るのだと思う。そのときに後悔しなくて済むように、今できることを精一杯やっておくのが大事なのではないだろうか。僕なんかはアイドルヲタクとしてとっくに終わっててもおかしくない人間だから、今もこうして熱くなれているという現実に感謝している。こういう言い方をいつもしてしまうのが、保険をかけている感じがしなくもない。とにかく今は、サラちゃんが復帰することを待つばかりです。頑張ってね!

むしろ考えているのが、黒瀬サラちゃんのことが好きすぎるということだ。何事も過剰なのは良くないと思う。自分でもなんでこんなに好きなのかわからなくなる時がある。他方で、この感情を止めるべきではないという本能が働いている。非常にアンビバレントな状態だ。だからここ最近はずっと、なぜ黒瀬サラちゃんが好きなのかを考えている。考えているだけじゃ先に進まなくて、文章にしたいと思っている。考えることは書くことだから。そもそも「好き」とはなんなのか。「推す」とは何か。いわば黒瀬サラちゃんを触媒として、アイドルヲタとしてのあり方を抽出しようとしている。それは普遍的なものでなくて、超個人的なものかもしれないけど、やってみる価値はあるのではないかと思う。これはうまくいけば、夏のコミケに(笑)

現状整理すると、仮面女子の中にもめちゃくちゃ好きなメンバーが何人かいる。特に最近好きなのが川村虹花ちゃん。大好きです。何回もチェキを撮りに行ってしまう。その他、あるときからずっと特別な存在であり続けている桜雪ちゃんと小島夕佳ちゃん。本当に大好きです。実はそういう次点のメンバーがいることによってより一推しのメンバーへの想いが深まっているのではないかということを感じている。これただのDDの言い訳に聞こえるかもしれないけど、マジな話。感情が相対化されることによって、一推しへの推し度合いがより一層際立つというか。それがグループアイドルの面白さだ。冗談抜きで、僕は川村虹花ちゃんとチェキを撮るたびに黒瀬サラちゃんへの思いを深めているのかもしれない(サラちゃんも「ツンデレな人が好き」って言っていたし)。

僕はずっとグループアイドルにしか興味ないし、箱推しではなく一推し贔屓するのがアイドルヲタの快楽だと思っている。これを突き詰めていきたい。


■2016年4月の雑記

・週末の過ごし方
これまで土日休みだったものが、2016年から日月休みになった。土曜日が仕事といっても、時間が短いし、休みの時もある。その代わり、月曜日が完全に休みになったのは良い。平日の休みってニート時代を思い出して、優雅な気分に浸れる。そしてここぞとばかりに毎週月曜、平日パームスに足を運んでいる。特に先月から、平日パームスのシステムが変わって、当日入場で1500円ポッキリ&食事付きに変わったから、よりコスパが良くなった(しかし平日1部2部を回す体力はない。大体2部だけ)。とはいえ、しばらく黒瀬サラちゃんが出演しないから、パームスに出没する頻度も減るかもしれない。

最近、仮面女子ユニット以外のアイドルを見る機会がめっきり少なくなってしまった。少し寂しい気持ちもする。


■5月1日に文学フリマに出展

チロウショウジが、(たぶん2年ぶりくらいに)文学フリマに出展します。ぶっちゃけ大して売れないからどうかなーって感じなんだけど。ももクロ論壇のさかもとさんと一緒のブースにいると思うので、皆さん気軽に遊びに来てください。



村上春樹を読む

昔に「アフターダーク」という作品を読んで「意味分かんねえ、二度と読まねえ(しかも内容ほとんど忘れた)」と息巻いて、それ以来敬遠していた村上春樹氏の作品を、ちょっとしたきっかけがあって読んでみた。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」なんですけど。これが思いのほか面白くって、一気にハマってしまった。というのもこれがミステリーチックで、一気に引き込まれた。そして不可解な事件があってそれが解明されないまま終わるんですが、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は推理小説である。(感想・考察・謎解き)  (ネタバレあり)」という考察ブログがあって、これがクッソ面白かった。こんな奥深い世界があったとは!!!

ちなみに主人公のつくるを謎解き(成長)へと導いていく女性(彼女)の名前がサラ(木元沙羅)という名前なのにも何かしらの運命を感じる。まさに今の僕のために書かれた小説ではないか。最後につくるが沙羅に言うセリフは、まるで僕の気持ちを代弁しているようだ。
「君のことが本当に好きだし、心から君をほしいと思っている」


世界的に評価されている、日本が誇る小説家はダテじゃないや。僕にも「村上春樹は嫌いじゃないけど、村上春樹が好きとか言ってる奴がキライ」とか言っている時期がありました。ゴメンなさい。二度とそんなこと言いません。その後、「ノルウェイの森」「風の歌を聴け」を読んで、今は「羊をめぐる冒険」の上巻を読んだところ。早く下巻を読みたい。