ちろうのレイブル日記

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2019年8月24日の黒瀬サラちゃん生誕祭と、8月31日の卒業公演

2019年8月24日黒瀬サラちゃん生誕祭、8月31日に卒業公演が仮面女子カフェPARMSにて行われた。


後から振り返ってみると、この2週続きの生誕祭と卒業式で完結するセットリストだったのかもしれないという気がしないでもない。24日の生誕祭は、僕にとって2015年から参加して通算5回目となるイベント。とはいえ過去の開催と事情は違って、生誕祭はこれが最後となるのが確定しており、また翌週には卒業式を控えているという状況。なんか終始ふわふわした中での参加だった。とにかく最後だからしっかり目に焼き付けておかなければという気持ちが強かった。

 

■8月24日(土)23歳の生誕公演

 

アリス十番アイドル妖怪カワユシと無限女子
「最強☆サマー」と「マイ☆メン」をアリス十番に交じって、センターで披露。違和感なく馴染んでいて、こんなアリス十番もあったかもしれないなあと思った。何よりサラちゃんが楽しそうだった。「マイ☆メン」の2番歌い出しのソロ(坂ちゃんが歌ってたやつ)、落ちサビは、これは永久保存版です。またDVDで見返したいと思います。

 

アリス十番とのMCでは、かなり本質的な内容が語られていた。
アリス十番のライブは楽しい、マイ☆メンが好き」
「公演を休む理由がない、休みたくても休めない」
「気づいたらメンバーにめっちゃくっついている→だけどそれは特定のメンバー」

 

■トッピングガールズ
やはりサラちゃんにとってトッピングガールズは思い出深いユニットなのですかね(サラちゃんはGT)
トッピングガールズFTTBメンバーと4曲を披露。ボリュームとしては結構大きい。

 

■スチームガール
「優しい風」「星たちよ☆」、そして仮面女子で「Wohhhh!!!!☆」

 

2019年8月24日(土)生誕祭セットリスト

 

アリス十番
01 最強☆サマー
02 マイ☆メン

〈黒瀬サラ生誕祭〉
01 カワユシ♥️アラワル(サラ、虹花、舞桜、まゆ、夕佳)
02 Shining Road(サラ、美沙、舞桜、夕佳)
-MC-
03 つけMEN☆極MEN
04 ツケメンに恋してる
05 つけ麺OMD
06 TSUKEMEN☆LOVE
-MC-
07 優しい風
08 星たちよ☆
09 Wohhhh!!!!☆

 

■8月31日(土)卒業公演

 

入場の時、待機列がパセラを飛び出してパセラ前の歩道→ちょっと離れた駐車場の前まで伸びていた。僕自身ここまでの並びは見たことない!今では現場に来なくなってしまった人も、アリスプロジェクトに長く貢献したメンバーの卒業を見届けようとして、たくさん来ていたんだろうなあということが想像された。


オープニングからスチームガールズの超ロングステージ。最初のブロックは猪狩さんも参戦。4曲ずつやってMCを挟んでという構成だったが、これがスチームガールズの歴史の中で披露して行った順だったのですね。よくよく振り返ってみれば古い曲から並んでいる。いや~、気づかなかった。締めの曲としての定番の「destiny」から始まるというのが変わった趣向だなあと思ったのですが、そういうことだったのですね。

 

全ての楽曲が、サラちゃんがセンターを務める最後の披露になるということで、噛みしめるように見た。「雷・アドベンチャー」で、歴代の卒業していったメンバーのハッピを着ていたような連中がいっぱい入ってきて盛り上がって、「この人たちは相変わらずだなあ」と思いながらも、個人的にはすごく良いなと思った。何より、彼らが荒らした後に空間が空くから前の方にすっぽり移動することができる。後半は割と前の方で堪能することができた。ありがとう。むしろ最初に遠慮して後ろの方に陣取ってしまっていたので。(ジャンプ禁止なのにジャンプしてサラちゃんに怒られたの吹いたw)

 

MCで「次のブロックはどんな曲ですか?」とサラちゃんに印象を聞いて、「自分が一番気持ちを込めた曲」とか「最近無銭の部でやらなくなった曲」とか言っててなんとなく予想がついて面白いんだけど、雪乃しほりさんが「次の曲たちは~」とか言って吹いたww引っ張られてますやん。

 

んで「星たちよ☆」「伏線回収トポロジー」「sexy☆rabbit」。最高の楽曲群。思い返せば、僕が仮面女子にどっぷりハマって同人誌「仮面女子の研究☆」(2015年6~8月)を作っていた時に「星たちよ☆」の披露があったのを覚えている。あるいはその少し前に、目の手術から復帰した神谷えりなちゃんのモチーフ曲「OPEN MY EYES」の初披露も見ていたかもしれないなあといううっすらとした記憶がある。何が言いたいかというと、楽曲披露の歴史でいうと僕は半分も見れていないなあということ。


あ、最近印象的だった話を一つ。
今月の5日にトッピングガールズGT(2012年)の衣装で一日限りの復活ライブ(withFTTB)があった時に、チェキを撮って「GTのライブ見たの初めてだよ」と言ったら「そうだよね」と言われる。「僕がGT見たことないってよく知ってるね」と言ったら「わかるよ~」って。一点の曇りもなかった。

 

「この人いつから現場に来ている人だっけ?」という記憶が曖昧なんじゃないかというこちらの期待を見事に裏切られたといいますか、むしろ「2012年のGTを見に来てた人ではない」というある意味で逆の確固たる認知をされていた(泣)。恐るべし・・むしろ僕の方が記憶が崩壊してて「もしかしたら1回くらい現場で見ていたんじゃないか」という限りなく薄い妄想を完全に打ち砕かれた。まあそれはいい。

 

そして最終ブロック。猪狩さんも合流して最初で最後の10人フルメンバーでの「水色のパノラマ」。2日前の初披露も運よく見ることができて、たったサラちゃんとしてはたった2回の披露になるけれど、聞けば聞くほど本当に美しい楽曲。また歌詞がよい。

「自分はいつも誰かの背中を追いかけてきた。それがいつしか自分が前の方を走っていることに気付く。これまで何人もの卒業を見送ってきた。それは自分に立ち止まる勇気がなかっただけなんじゃないかと思う時もある。だけどやっぱり、続けた者が勝ちなんだって信じたくなる」

つまりは自分を肯定する歌詞なんですね。いかにもサラちゃんらしい。本当に素晴らしい楽曲を作ってもらいましたね。

そしてこの曲はむしろ、これからサラちゃんがいなくなるスチームガールズで長く歌い継がれていかなければならない曲です。

 

最後は仮面女子「大冒険☆」「夏だね☆」でフィナーレ。

そしてサラちゃんの象徴的な楽曲である「優しい風」をソロで披露。つい先日の遠征では「星たちよ☆」のソロがあったそうですが(これは見れなかった泣)、「優しい風」の披露は初。もうなんていうかサラちゃんの歌声を存分に堪能できるというその圧倒的な事実だけで、あらゆる評価を超越していた。強いて言うなら「至高」あるいは「excellent」という言葉以外が出てこない。本当にありがとう。

 

 

こうして黒瀬サラちゃんのアイドル活動の全てが幕を閉じた。アリスプロジェクトに所属したときに15歳だった少女は、23歳になっていた。まさに青春を駆け抜けた。
サラちゃんのあいさつについては各種メディアを参照してください。

 

全員の締めのあいさつがあり、最後にピンスポットの当たった黒瀬サラちゃんが武器と仮面をステージにおいて去っていった。これで終わりなのだ。そして僕も心の仮面を外した(特に意味はないです)。

 

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■ 


黒瀬サラちゃんを推し始めてたぶん4年と10か月ほどになる。あまりにも大きな存在だった。まだ僕の中で整理をするのに少し時間がかかりそうです。今改めて思うのは、アイドル:黒瀬サラちゃんを見ていると、これこそが理想のアイドルの在り方だなあという発見の連続でした(あるいはそれは僕自身の価値観が形成されていった過程なのかもしれません)。それを改めて文章にしたいという気持ちがある。もし何か文章を書けることがあれば、またブログなどにアップしたいと思います。

 

「スチームガールズ」というユニットは黒瀬サラちゃんと共にあった(最初期のセンターではなかったにせよ)と言っても過言ではないのであり、多くのメンバーやヲタたちが「サラちゃんがいないスチガは考えられない」という旨の発言をしているわけですが、だからこそ僕はこれからのスチームガールズのメンバーにエールを送りたいと思います。まだまだスチガは終わりません。終わりにしてはいけません。もちろん仮面女子というグループも。これからも立派に引き継いでいってください。

 

 

2019年8月31日(土) 黒瀬サラ卒業公演セットリスト


01 destiny
02 未来ノヒカリ
03 SAILING DAY -フナデ-
04 Fate
-MC-
05 青春宝石
06 Days
07 ラジオ会館のうた
08 どんくさい?don't cry!
-MC-
09 HIGH and LOW
10 優しい風
11 NAGA-NAGA-NAGANO
12 アリスの檻
-MC-
13 COSMIC LOVE
14 シャイニーラブ
15 OPEN MY EYES
16 雷・アドベンチャー
-MC-
17 星たちよ☆
18 伏線回収トポロジー
19 sexy☆rabbit
-MC-
20 水色のパノラマ
21 大冒険☆
22 夏だね☆
23 優しい風(ソロ)