ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

【拝啓】国府の里山と神田伯山独演会を満喫した一日【神田伯山先生へ】

2023年11月11日(土)、講談師・神田伯山が飛騨高山にやってくる!!

今から3年前の2020年、高山市文化会館で神田伯山独演会が行われて、これがちょうど僕が高山に帰還したタイミングだったので、一も二もなく、四の五の言わずに見に行った。あの神田伯山が飛騨高山に! 行くしかなかった。


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ここで、そのときの思い出話にお付き合いください。
2020年10月。
チケット発売から1時間で整理券が枯れてしまったプラチナチケット。当時はコロナ禍で、高山市民文化会館の大ホール、キャパが1200のところを400しか入れなかった。そんな時代もあったんだなあ。

14:00開演。昼過ぎまでパートで働いていた母親を、仕事終わりに引き連れて鑑賞。

僕としても初めての生神田伯山、初めての講談。しっかり楽しめるかどうか、緊張半分、楽しみ半分で聞いていて、ふと隣の席(と言っても2席くらい開けているんだけど)をチラ見したら、母親が寝てるやん。
あの神田伯山がわざわざ高山に来てて、僕が2時間前から並んで取ったプラチナチケットの講談で、寝てるやん。
その様子にクスっとなって、ついついTweetしてしまったんですね。

そうしたら、伯山先生のラジオ「問わず語りの神田伯山」でガッツリ読み上げられてしまうという大事件が発生した(2020年10月23日放送)。
そりゃあ地方公演の感想などは検索するよなあ。
んで絶妙な失礼を働いてしまったわけです。

そりゃ、半分は「おいしい」と思いましたよ。
だけどもう半分は「神田伯山が本当に高山に来なくなったらどうしよう」と不安になっておりました。

 

そうしたら2023年、高山市からさらに北の方の隣町、国府町にやってくるという情報を見て、安堵せざるを得ませんでした。
発売は9月。高山市民文化会館に販売の2時間前に整理券を取りに行って、無事に購入。
昼の12時くらいではまだ買えてたみたいだけど、その日のうちに完売した模様。
会場となる国府町さくらホールでも販売していた。キャパは600。

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2023年11月11日(土)
開演は15:00

せっかく国府に行くということでいろいろ検索してたら、国府小学校の裏山(宮川沿いの里山)が良い感じのハイキングコースになっているということで、開拓しに行く。

10:00
神田伯山独演会会場にもなっているさくらホール、国府支所、図書館が一体となっているエリアの一番近いところに車を停める(100台収容)。
「歩み山遊歩道」入り口に到着!

国府小学校の裏山

こんな道を上っていく。
学校の裏にこんな遊歩道があるのは良いなア。放課後とかに遊べそう。
ところどころに堀切が!

城跡の石碑

山崎城跡の石碑。国府の街を見下ろせる。
こんな感じの道があるんだかないんだかよく分からない尾根を進んで行く。実に気持ちいい。

道なき尾根を進んで行く

いよいよ道も目標物も無くなってきたんで、来た道を引き返す。
ところが進んでいるうちにどこが道なのか分からずに、とりあえず下界の方向だけは失わずに山を下っていったら、本当のただの山の斜面に出てしまう。
ええい、ままよ。下っていけば下界に出るさ。
そんな感じで山の斜面を滑り降りる。だいぶ傾斜がきつくて危ない。

ようやっと開けたところに出たら、山の斜面と畑の策に出た。私有地かな?
とりあえず下山したことにする。
本当は山の上を戻ろうとしたけど、下界の舗装路を歩いて戻る。

 

飛騨国府駅に。駅前のお店「かわばた食堂」でホルモン焼定食を食う。
こういう時に一人でホルモンを注文できるのが大人になった証だと思う。
腹が減っていたので、ついでに天ぷらうどんも食ってしまう。
カップラーメンに入っているタイプの菓子みたいな天ぷら。あんまり美味くなかった。

飛騨と言えばのホルモン定食(ご飯大盛り)

14:00
神田伯山独演会まで1時間ほど時間があるので図書館を物色。
DVDコーナーを見ていたら「田中陽希のグレートトラバース~日本百名山一筆書き踏破~」DVD前後編が置いてある! 国府図書館、ハンパねえって!
それぞれ3時間、計6時間。
これは良いぞ、となってついつい借りてしまう。最近、図書館でDVDを借りることにハマっている。
ついでに「金森長親と飛騨の国」というDVDも借りる。
これらは高山の図書館「煥章館」でも返せることを確認。

 

15:00
一緒に見る友人と交流して、さくらホールにin
中に入ると物販コーナーで売っている本が全て直筆サイン入り!
ちょwwwwおまwwwww
買うしか~

大人買い(ぜんぶ直筆サイン入り)

開演前のスタッフの、公演中の携帯の音に関する注意がしつこすぎるくらいしつこくて面白かった。
まあこれだけ言っても聞いてなくて(もしくは世界を認知できなくて)携帯の音を鳴らすのが人間というものですからね。小学校の子供とか見てたら分かります。人間には、言葉による指示は伝わらないと思っていた方が良い。

そういう意味でも、一切音を立てちゃいけない空間を楽しむって、ハードルが高い娯楽だなあと思う。

 

まず開口一番で弟子の神田青之丞。ちょまww伯山先生、いつの間に弟子を3人も取ってたの??
ここ一年くらいラジオ聞いてなかったから知らなかった。。。なかなか流暢。1か所だけ言葉が詰まっていたかな?

 

伯山先生登壇。
公演は3席+中入りを挟んで1席の、たっぷり4席。
3年前に文化会館で見たときより、軽い感じの分かりやすい(ハードルの低い)ネタだったように思う。
枕の雑談も軽快で面白い。

後からラジオを聞くと、また補完的に面白い。
ラジオクラウドほかで聴けますので、皆さんもぜひ。

たっぷり4席

そんなわけで楽しい講談でした。

なんかTwitterで伯山先生が「また2年後に」とか言ってた。
期待しちゃって、良いですか?