ちろうのレイブル日記

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【飛騨高山】原山と松倉山をめぐる遊歩道を散策した話【ちろう登山】

いろんな場所に行くことにハマった。広く言うとアクテビティにハマった。いま2日休み、どころか1日休み(日曜日)があるとどこに行こうかと焦燥感があるくらいハマっている。東京、大阪、京都、etc。バス旅、電車旅。先日にNHKの「72時間」で見た木曽路を歩くという回で、自然の中を歩くってのもいいなあと思い(宿場町巡り。これも行く予定)、そういえば登山なんてのもあったなアと思い立つ。んで図書館で初心者向けの登山本見たり、グーグル検索をしていたら、飛騨高山というのが登山をするにもいい場所だということが分かってきた。灯台下暗しとはこのこと。山登りをするためにわざわざ移住してくる人がいるくらい。

 

日本列島のど真ん中で、山に囲まれていて、北アルプス飛騨山脈)のふもと。「言われてみればそれなー」という感じだ。ただし初心者に焦りは禁物である。難易度の低いものから攻めていかなければいけない。純粋な登山経験は、人に全部アテンドしてもらった高尾山ー陣馬山縦走と、奥多摩のほうの山のみ(小学校の遠足で乗鞍岳に登っているはずだが記憶が崩壊)

 

市内(高山盆地の真ん中)にある山だと、城山、北山などがあるが、これは保育園児から行く定番の散歩コース。城山の上には高山城跡というものがあり、これは何度も行っているので除外する。飛騨一之宮には位山(くらいやま)。日本二百名山に数えられており、古くから霊山として信仰されています。
1時間ほど車を走らせて平湯方面に行くと、長野県との県境。そこを拠点にいくつかの山にアクセスできる。焼岳、福地山。穂高岳には新穂高ロープウェイ。乗鞍スカイライン乗鞍岳(ただし大雨で崩壊していて2023年の開通見込み無し)。長野県に入って上高地を拠点にまた山が広がる。

 

→こんなサイトを参照

飛騨高山・奥飛騨のハイキング・登山コースおすすめ10選。北アルプスの大自然と絶景を満喫!【初級者向け】 | Tourist info by K's House local staffs

 

行ったことがない&数時間で気軽に行けるところとして、最初に目を付けたのが原山だ。
原山といえばかつては高山市民にとって「原山スキー場」で親しまれていたが、スキー場としては役目を終えていて、リフト類も撤去されていた。今は広大な公園になっている。んでふもとにいい感じのカフェがあって、モーニングがコスパ最強。これも最近「高山 モーニング」で検索していてあらゆるおすすめサイトで上位ランクインしていて知った。う~む、高山に何年も住んでいて知らないことが多い。

 

原山公園を起点に、原山公園(モーニング)→原山山頂→松倉山(松倉城跡)→飛騨の里に下山(余裕があれば課金&散策)→林道→原山公園というコースがあるらしい。

ということで2023年8月27日(日)、決行。


9:30
車で原山市民公園へ。
「Dining&cafe原山」でモーニング。
洋食、和食、中華から選べる。

中華モーニング

洋食モーニング

このボリュームで480円。しかもコーヒーはセルフで飲み放題。コスパ最強かよ。今回は洋食モーニングをチョイス。
ちな、近くに飛騨牛乳の工場があって、賞味期限の近いものが開店と同時に安価で売りに出されるのですが、これが争奪戦。個数制限なし。ビン牛乳やフルーツ牛乳が40円。プリン、牛乳類が100円とか。戦うなら開店前に並ぶ必要あり。

原山公園の案内図

10:00
腹を満たしたところでSTART。ゲレンデの脇を登ってくとドッグランを通り過ぎて、すぐに登山道。山の中。日陰で実に気持ちいい。

登山道入り口


ため池を通過して・・・

原山山頂に到着!標高は906m。
高山市街が一望できる。右前方は街、左前方はスカスカ、という感じ。開発の歴史が垣間見れる。

 

そのまま松倉山のてっぺん、松倉城跡を目指す。
途中、かなどこ岩という大きな岩とか。松倉観音という、岩の割れ目の隙間にいる観音様とかを拝む。シンボル広場を通過し、松倉城跡。

松倉城

松倉城は戦国時代、高山市にあった山城。県指定史跡。標高は856m。
飛騨の姉小路頼綱が築城。秀吉からの命を受けた金森長近が飛騨に侵攻し制圧。金森氏の管理下に置かれたが、1588年(天正16年)、高山城築城により廃城になった。

本丸・二の丸・三の丸・出丸が配置。石垣が結構残っていて、なかなかのもの。高山城跡より良いぞ。

石垣はなかなかのもの



眼下に崇教眞光の総本山(屋根に桃にしか見えない日の丸)が鎮座する。

 

飛騨東照宮というものを目指して下山。

1619年、飛騨高山藩3代藩主・金森重頼によって、徳川家康公を遷座したのが創建といわれている、らしい。
東照宮といえば東照大権現たる徳川家康をまつる神社。一番有名なのはもちろん日光東照宮ですが、全国に100以上あるらしいです。
1616年徳川家康が亡くなった後、静岡の久能山(くのうざん)に作られたのが最初。その後、幕府が推奨したこともあって、最も多い時期に700以上あったと言われている。


ルート的には遠回りになった。炎天下の車道をしばらく歩いて、飛騨の里へ。
こちらも観光地として有名。飛騨高山の集落博物館。飛騨の古い貴重な民家が移築復元され、懐かしい農山村の暮らしや、昔から飛騨に伝わる季節の行事を再現し、未来へ伝えています(HPより)

 

とはいえ入場料が700円するので回避。城山林道という山を切り開いた道路を進んで原山公園を目指します。
アスファルトで舗装された道ですが、山の中なので気持ちがいい。途中で「飲んでください」と言わんばかりの水道を発見。
うまい。生き返る。

 

んで公園に到着。
公園に戻ったらそり滑りを堪能して終了。
気軽に回れて山登り気分も味わえて、いいコース。
秋の紅葉の季節にも来てみたいなあ。