ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

東京遠征に行って来ました2023夏~前編~

毎年恒例になってまいりました、東京遠征です。
午前中仕事の夏休みの開放感、塾が第4週までの計算なので29~31日は休みを取りやすい、ということで、計画を練った。
ちょうど7月28日(金)に、これまた恒例の仮面女子が熱海の花火大会の会場でライブをやるという情報をキャッチした。東京時代に熱海が遠すぎてイヤになって断念していたのだが、熱海って東海道線の途中じゃねえ?高山から18きっぷで、東京行く途中で経由していけばよくねえ?ということを思い立つ。夏休みだし。

 

7月28日(金)
ということで5:24、高山駅発の電車に乗り込む。18きっぷで遠出とか何年ぶりだろう・・中高生くらいのときに兄ちゃんと東京まで行ったことがあったなア(池袋でWダブルユーのミュージカルを見た)。10年ほど前に東京から名古屋に遠征した記憶もある。こんなワクワクした気持ちは何年ぶりだろう。

 

高山→岐阜→豊橋→浜松→島田→熱海と乗り継いで8時間。よきかなよきかな。
座れなかったのは一駅区間ぐらい。この移動し続ける不思議な箱(鈍行)に感謝するしかない。

 

13:30
熱海駅着。灼熱。駅前に足湯。実に風情がある。

熱海駅前、足湯

海鮮でも食いたいなと思い、駅隣接の地下の飲食店街を覗いたけど、どこも満席。だったら食わねえよ。これが一人旅。メシは、要らない。
商店街でかまぼこ(さつまあげ?)を売ってる店で買い食い。イカやタコが定番の中、じゃがバター。うまい。

 

海岸の方を目指し坂を下っていく。とにかく坂道。暑い。2時間くらい時間があればワン、美術館でも覗くかなーとか思ったけど、とてもそんな余裕はなかった。体力を温存しなければ。途中コンビニでアイスを買い食い。アイスでも食わなければやってられない。

 

14:30くらいには会場付近に着いたが、一ミリも日影がないキビシイ状況。冗談抜きで一ミリも。屋台の前にテーブルとイスが設置されたが、炎天下ではキツイ。ライブイベントまで1時間。というかこれライブ中どうなるんだ・・と戦慄する。しょうがないから海岸を覗きに行ったりムーンテラスというモニュメントを眺める。狭いビーチに人間がひしめき合っていた。そういえば帽子を忘れたなーと気づく。武器はタオルだけ。歩くだけで体力を奪われる。

 

なんでもいい、カフェーを。ラーメン屋でも定食屋でもいい。なんとなればメシを食う。涼を取らせてくれ。しかし・・ダメッ!海岸沿い道路にはクソみたいなスナックだか飲み屋が並び、完全にその門を閉ざしている。あるいはホテル、中休み中の敷居の高い飲食店(入りたくない)。なんの選択肢もない。コンビニに入ったとて、どうする? 150m向こうにジョナサンがあるが、たぶん入らせてくれない(予感がする)。熱海という地を、嫌いになる。建物の日陰、イスのない歩道の地べたで休息。朝に凍らせて持ってきたペットボトルのお茶が生命線。これでいい。命が大事。

 

ライブは15:30~。
15:10~スタンバイ。電車バスの冷房対策に持ってきた黒いカーディガンを頭からかぶる。カオナシスタイル。日焼けをしたくないとかじゃなくて、物理的に皮膚を守らないと命に関わる。こうなったら最前センター。

 

炎天下でスチームガールズ、25分中休みでちぃたんがウロウロする(中の人、熱中症に気を付けて)。→仮面女子のライブ。

海をバックに躍動する仮面女子メンバー

雲一つない青空の下で、海をバックに、躍動するアイドルを見るのは良いものだ。
映画SLAMDUNKの主題歌、10FEET「第ゼロ感」を初鑑賞。うむ、実にいい。(なお、↑の画像は2回目のステージ)

 

ライブ終わってすぐに自販機で飲み物を補給。地べたに座っていればいい。物販を眺める。
時間の関係上(2ステのあいだ)、セレクトチェキは無理だろうと予測しつつも、千円札を握りしめて待つ。2ショットを締めてユニットで終了のアナウンス。急いで小島夕佳ちゃんとノーマルチェキ。

 

僕が生誕公演YouTubeを見たことをTwitterに書いてたのを言われて嬉しい。「高山から8時間かかったよ」と伝えたけど、高山が通じない。それは僕の失態。岐阜県の上のほう。同じ岐阜でも、関ケ原とか4時間くらいかかるのよね・・泣。
まあ本当は東京に行くついでなのだけど、あえて言わない。語り過ぎないのが良い。

 

すぐにスチームガールズの2ステ目が始まる。鑑賞→イスを撤去して仮面女子。
ようやっと日が沈んで過ごしやすくなる。
ライブ後は暗くなって、屋外で撮る意味なくねえ?となって、離脱。仮面女子の皆、お疲れさまでした~。また秋葉原で会いたいな~。

 

20:20から始まる花火大会に備える。さすがにすごい人。ホテル宿泊客専用エリアとかあって、なるほどなと思う。宿泊業者全体で組合があるのだろう。花火大会を目当てに熱海宿泊も、オツですね。砂浜の近くの地べたがわりと空いていたから座ったが、開始時間が近づくにつれてその場所も足の踏み場がないくらいの人数になってきた。

 

花火はなかなかのもの。都会は高山みたいな田舎と違って迫力があるね。さて、20分ほど花火を堪能して、会場離脱。時間と人ごみとの戦いだ。ちなみに人に配る同人誌とお土産をしこたま持っているから荷物が重い(泣)。駅に向かって歩く、歩く。坂を上る。花火に背を向けながら。途中、マックスバリュでお茶とアイスを買い食い。長旅を想定して2L(88円)を買ったらさらに重い。背に腹は代えられない。

 

そして混雑する改札を18きっぷを提示してさっそうと駆け抜け、21:08発、横浜行き電車にin。座れた~。
勝ちが確定した瞬間だった。

 

23:00
関内駅へ。横浜に居を構えるJさん(実家は千葉)と合流。関内駅前でギョーザの店へin。中華のいろいろなバリエーション。マーボー豆腐、ライス、メン、ギョーザ。ビール。高いハイボール。至福。

 

26:00
某所で潜伏。


7月29日(土)

10:00
池袋へ。細かい用事を済ます。UFJ銀行で入金、通帳記入(地元にUFJのATMがない!)、金券屋を覗いてジェフグルメカードが安かったから大人買い。ひもじい節約術。ポイ活どころの騒ぎじゃない。ブックオフを覗く。あいかわらずの圧倒的な物量。

 

とある事情で「おぱんちゅうさぎ」を探す旅に出る。池袋アニメイトへ。こちらも聖地。ファンシーグッズをちょっとだけ買うつもりがレジで20分くらい並ばされる。オタクの熱量は相変わらずスゴイ。駅西口に移動し、タイトーステーションで500円ほどクレーンゲームをするが、敗北。ダメ。

 

13:30
前日に引き続きJさんと合流してクイズバースアールへ。
(もともと大宮の住人・ふちりんと参戦する予定だったけど、体調不良により戦線離脱、急遽登板したのがJさんというわけ。ふちりん、また大宮行くんで、その時はぜひ!)
お酒を飲みながら早押しクイズを楽しめるお店。13:00~18:00、18:00~23:00の2部制。
何故ここに来たのか。むろんクイズが好きだからなわけですが、一番の目的は「東大王」にも出演経験のある元栄東高校のかさいにこちゃんがホールで出勤しているという情報をキャッチしていたから。

 

スタッフとして「問い読み」「ホール」の2人がいて、問い読みは問題を出題する人。ホールが飲み物とかを提供してくれる係だろう。にこちゃんがホールというのが考えうるもっとも行きたい状況である。

 

雑居ビルの3階。わりと小さめの箱。席は20で予約で満席だった模様。
結論から言うと、早押しクイズ初体験だったわけですが、クイズガチ勢には到底太刀打ちできないということが分かりました。僕みたいなもんはテレビを見ながら一時停止したり早送りしたりしながら「俺のほうが早かった」とか言っているくらいがちょうど良い。アタマが働かない。ただ静かに聞いている時間が続く。

 

クイズのルールで言うと、最初に自己紹介と称して簡単なクイズを全員が正解するまでやって(早押し体験!)、名前やクイズ歴や好きなアイスを自己紹介するというものや、シンプルに2〇したら勝ち抜け(買ったら嬉しい)とか、早押し+ボード記入の変則ルールとかあって、初心者まで含めた全員が楽しめるよう工夫されていた(優勝すると嬉しい、総合得点も自己申告)。

たとえばこんな問題。
シビルウォーとは内戦(内乱)のことですが、一般的には19世紀アメリカ国内で起こったこの戦争を指しています。何でしょう」→答えは南北戦争
こういう中学社会で出てくる知識で答えられる問題が出ると、楽しい。


ゲームとゲームの間にちょっと休憩。ドリンク&がっつきタイム。そんなこんなしているとき、小学生女子とその母親の2人組が来店。その小学生はかさいにこちゃんのファンらしく、某中学受験塾のテストで女子一位を取ったご褒美に連れてきてもらったとのこと。ガチオタきてぃあ~~~~~~(笑)。いやその前に女子一位とか・・優秀過ぎるやろ・・

 

危うく推し被り敵視を発動しそうになったが、その子がノートにサインをもらったりスマホで写真撮影してもらっているのに便乗して後ろに並ぶ。流れに乗れ! 僕もお土産を渡したり、サインもらったり、写真撮ってもらってしまった。にこちゃん、ありがとう。

東大王にも出演経験のあるかさいにこちゃん

そんなこんなでクイズは18時まで続く。僕たちは諸事情があって16時過ぎに離脱。早押しボタンを体験する機会ってあんまりないから、皆さんもぜひ。

 

17:00
新宿駅、下車。歌舞伎町に迷い込んでハッスル、ハッスル。

 

18:00
再びJさんと合流して高円寺へ。何のために高円寺に来たのか。書店を2件はしごするため。高円寺とか2006~2010年まで住んでいましたからね・・懐かしい。駅南のスリーエフで3年程バイトしていたけど、低脳反知性主義・脳みそまで筋肉のお祭り男、僕がバイト最終出勤の日にも1ミリも挨拶がなかったオーナーがやってるコンビニ、元気してるかな?まあどうでもいいけど。潰れていればいいな。

 

目的のひとつは「そぞろ書店」というところで、いろんなフリーペーパーや同人誌が置いてある場所とのこと。まあなんかそういう試みは面白いし、見てみたいという気持ちがあった。高円寺南の本当に小さいアパートの一室という感じの場所。チロウショウジの教育3部作(笑)の同人誌を納品する。別に無料で置いていきたい気持ちだったけど、売価の6掛けで買い取ってくれるということでありがたく頂戴する。んで代表者の人にも献本したいと伝えたのだけど「代表者という概念がない」とか言われて、泣く泣く持ち帰る。せつねえ。なんかコミュニケーションがうまくいかない。

 

次は「蟹ブックス」というお店。こちらも3人で共同して店を立ち上げたみたいなのをTwitterで見て知ったのですが、店番をしている3人のうちの1人があの日本一有名なニートphaさんということで、これは狙って行くしかないといつも視野に入れていた。それで珍しく土曜のこの日に出勤との情報があったから、行ってきたというわけ。

 

こちらはしっかり目の同人誌もいくつか置いていたけど、基本は新刊本の本屋。店員の独自の選書で仕入れられる商品が並ぶ。なるほど一癖も二癖もあるラインナップか。僕のお目当ては当然phaさんなので、phaの関連書籍を物色。未読のわりと新しめの本があったので購入!

 

ついでにphaさんと少しおしゃべり。10年くらい前の「ニートの歩き方」の製作費(多分生活費)のクラウドファンディングで支援して本に名前が載っていること、「ザ・ノンフィクション」の録画したやつを未だに何回も見返していることなどを伝える。phaさんの肩書が一体何なのか分からない。今は書店員兼作家ということなのだろう。

phaさん、サインをありがとうございました!

とにもかくにもphaさん、ぜひ飛騨高山に遊びに来てくださーい。おもてなしします!観光案内します!

 

さて。目的が達成されたのであとはメシ。Jさんのアテンドで何や知らん、飲み屋に行く。
覆面調査だか何だか知らんけど。飲み屋に行くことがめっきりなくなったから、こういうのが新鮮。ニンジンとスナック菓子をブレンドしてドレッシングをかけたものがめちゃウマだったから、こういう(原価が)安くて美味いつまみは良いなあ、などと思う。安くつまんで飲めるお店、将来やりたいな。

 

横浜へ帰還。

 

次回に続きます。