ちろうのレイブル日記

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文学フリマの告知など

情報環境研究者にしてぱるること島崎遥香推しの濱野智史さんの本の発売がついに決定!

濱野智史‏@hamano_satoshi

さて、ぱるるの初センター曲も見れたところで、告知です。ちくま新書から『前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48』という本が出ます。完全ガチでマジの内容です。全力でAKBにハマり、感染したからこそ書けた本です。

濱野智史‏@hamano_satoshi

前田敦子はキリストを超えた』。挑発的なタイトルだと受け取られると思います。ただ、あとがきでもふれていますが、本書にはキリスト教自体を批判する意図はありません。それは本書を読んでもらえれば分かると思います。とにかく、本当に渾身のマジ論考ですので、ぜひ読んで欲しいと思います。

濱野智史‏@hamano_satoshi

AKBをよく知らない読者向けにも、AKBのシステムが分かるように体型整理しましたし、どのような形でハマっていくのかについても、できる限り明晰かつ簡潔に記述しています。AKBをよく知らないでバカにしている人ほど(AKBにハマる前の僕もそんな感じでした)、ぜひ読んで欲しいです。

タイトルからして本当にすごいんですが、2ちゃんねる等でも頻繁にまとめられてて皆さんもご存じだとは思いますが、UZAの劇場版を180枚買ったり、最近はぱるるに認知されたりとガチでAKBにハマっている濱野さん。濱野さんはすでにAKBに関する文章はいろいろ書いていてどれも的確にAKB48を取り巻く環境のことを書き表しているのですが(「恋愛のアーキテクチャ」という本の中の「AKB48と恋愛−なぜ恋愛よりもAKBにハマってしまうのか―」という論考もAKBにハマるメカニズムをすごく丁寧に分析していて、とてもAKBにハマって半年程度(当時)の人とは思えないような内容なので皆も読んでみてね)、いよいよAKBヲタの中でもかなり濃いヲタクとなったこのタイミングで満を持して発表する本書は楽しみすぎると言わざるを得ません。

しかも先日の選抜じゃんけん大会で推しメンが優勝し、その優勝したぱるるがセンターを務める新曲「永遠プレッシャー」と発売日が同日とかwwwヤバすぎる。

前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書)

前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書)

タイトルはさすがに刺激が強いことはぼくにもなんとなく分かります。そしてネット上ではすでに「キリスト教をなんだと思っているのか」的な批判が上がっているようです。しかしそういう人はAKB48がいったいどういうものなのか分かっていない人なのでしょう。あの前田敦子の圧倒的な神感も体験していないはずです。批判をするのは読んでからでもいいのではないでしょうか。

著者はAKB48を宗教だという前提で論じるために、あえて強い対象を出した。アンチが生まれかねないこのタイトルで発表することに、著者のマジを感じます。そしてまた、AKBがこれまで歩んできたやり方を踏襲しているではありませんか。これまでどれだけ「UZA」いと言われて続けてきたことか。アンチを取り込んだ先にしか未来はない。そんな強い想いを感じます。



そして!そんな濱野智史さん、さらには宇野常寛さんが主宰するAKB研究会の若い学生メンバーによるサークル「幹線空港」が、11月18日(日)の文学フリマにて、AKB評論誌「ソシゴトVol.2」を発表するようです。前述の濱野智史さんと研究会のメンバーがチーム4解体に付いて語った座談会の様子なども収録されています。

幹線空港‏@kansenkukou

11/18文学フリマ幹線空港『ソシゴト vol.2』
①エ-50 「チーム4、その可能性の中心―AKBにおけるチーム制の限界をめぐって」 『AKB白熱論争』の著者の一人にして、ぱるる神推し濱野智史氏に突撃座談会!語るに語った28000字、もうひとつの白熱論争見参!...
②エ-50 「ドラマチック☆AKB」 チーム4はなぜ解体されてしまったか?その問題をAKB全体からスポットを当て、チーム4個別の問題へと収束。彼女らは輝き過ぎてしまった故に解体された。アンチチーム4への反論
③エ-50 「Buono!の奇跡、それを可能にしたもの」 今年6月の「ゆび祭り」。Buono!は今までを遥かに上回る、それどころか出演者全員をも圧倒的に凌駕する奇跡の名演を成し遂げた。それを可能にしたものとは。
④エ-50 「AKB vs HKTシアター比較」 AKB劇場の設計の特徴を2つ上げ、HKT劇場と比較してみよう。ここから更にHKT劇場でセンターに立つ博多の妖精、兒玉遥の立場の厳しさについて考察する。
⑤エ-50 「仲俣汐里こそ、AKB48である」 スケール問題によりAKB劇場は崩壊しつつある。そのなかで成長を見守るアイドルという様式も同様に過去のものになろうとしている。しかし、仲俣汐里は再興の鍵を握っている
⑥エ-50 「T♡E♡N♡G♡A体験記、あるいは細やかな序奏/助走のために」 アダルトグッズは、いやらしいといったイメージが先行してたと思う。故にTENGAが生まれた。夢と使命を背負った革新的な快楽を、あなたに
⑦エ-50 「とある14期生の生誕祭実行委員」 潜入、生誕祭実行委員会!ブラックボックスに包まれた実行委員の活動レポート、委員をやってみたいオタ必見!
エ-50 「チームH1st『手をつなぎながら』公演 全曲レビュー」 このレビューが、みなさんがHKT48に興味を持ってもらえる―欲を言えば、HKT劇場に足を運んでくれる―きっかけになれば、ぼくはとても嬉しい。
⑨エ-50 「極私的ヲタ活8年史」 天てれでヲタの道に目覚め、Berryz工房石村舞波℃-ute村上愛有原栞菜と悲劇の脱退・卒業メンばかりを推し続け、10代後半の人生をすべてヲタ活に捧げた人間の記録。...
⑩エ-50 「石田晴香はなぜ『申し訳ない』と言ったか」良くも悪くも有名なあの発言。ここにはAKB(アイドル)に必然的につきまとう根本的な困難と、まさに成長を見守るアイドルとしてのはるきゃんの姿があった。

こ、これは・・!?コンテンツがいろいろカオスだけど楽しみすぎる!こちらの「ソシゴトVol.2」は文学フリマのブース番号エ−50「幹線空港」にて頒布するようです。また、すでに完売していた「ソシゴトVol.1」も新たに増刷して頒布するようなので、こちらも併せて要チェックだと思います。



そしてさらに!


そのお隣エ−49の「ちろう商事」という謎のブースにて、好評既刊中の「指原莉乃2.0」というセンセーショナルな同人誌を頒布しています。しかも通常価格1000円のところが、文学フリマ特別価格の500円ということなので、これはもう買うしかない気がします。何卒よろしくお願いします。