こんばんは、ろーちです。今日からタイトルを変えました。ろーちのレイブル日記です。レイブルとは、「レイトブルーマー」の略で、「遅咲き」という意味だそうです。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/120111/20120111022.html
働く意思を持って行動を起こしているにもかかわらず、仕事に就けていないニート状態の若者を「レイブル」と呼び、応援する機運を高めようという試みが大阪で進められている。レイブルは「レイトブルーマー」の略で「遅咲き」の意味。マイナスイメージの強いニートに代わる新たな呼称として発信し、就労を後押ししていく構えだ。
やっぱり大阪は時代の最先端を行くなあ〜。ニートやフリーターと呼ばれる人たち（ぼくみたいなヤツ）が多いのが問題だと言う議論は分かりました。たしかに働く人がいなくなるとあらゆる産業がダメになるような気がします。だけど、まず言葉を変えて何とかしようと言うのはたいていの場合うまくいかない。フリーターという言葉やニートという言葉ができて特に何か良い方向に変わったということがなかったように。まず言葉を変えようっていう発想がダメですよ。良い大人が何かを始めるときにまず形から入ろうとすることよりもダメだと思います。（形から入るといえば、例えばジョギングを始めようと言うときはそれなりのランニングシューズを買うことはお勧めします。シューズは足への負担を左右しますからね。とはいえランニングパンツやウエアを買う必要はない。100均のTシャツで十分。美ジョガーとか、、、へっ、鼻で笑うぜっ！）
まず、働こうという意思はあるのにたまたま今現在働いていない人で、「ニートと呼ばれたくないから何とかしろ！（or遅咲きと言ってくれ！）」なんて言ってるヤツっているのか？これはまずいないだろう。では「たまたま今働いていないからと言ってニートと呼ぶのは失礼だから何か別の呼び方が欲しい」って言う人は、、、まあいないとは言わないけどよほど人生に余裕のあるマダムくらいじゃないのか。大方は「四の五の言わずに今すぐ働けよ」でしょ。これが本音ですよ。ウソ言っちゃいけません。
こういう言葉が生まれる背景は大阪府か何か知らないけど、そのお上の人が「何か仕事している感」を出したいだけでしょう。我々はこうやって若者たちを支援しようとしているとアピールするため。何か不当な扱いを受けて苦しんでいるという架空の人たちを作り上げて、特に何をするわけでもないけど何かしたいと言う姿勢を見せる。余計なお世話というヤツですよ。こういう言葉が発信されて、メディアに載って、ぼくの耳に入ってくる程度に広がればそれで目標は達成です。そうしたらぼくみたいなちゃらんぽらんなやつがブログに書いてさらに広めてくれる。
なんでも欧米では「がんばっている若者を応援する言葉」として使われているそうじゃないですか（←この情報も当てにならんけど、ソースはhttp://www.j-cast.com/2012/01/15118710.html）。これが本当だとしたらさぞ素敵な言葉なのだろう。日本ではニートという言葉がネガティブでマイナスイメージのある言葉だから、それに代わるポジティブな言葉としてレイブルを投入したら。。。要はニートのことなんだから、当然マイナスイメージしかない、暗〜いイメージが植え付けられてしまうでしょうね。そしてぼく（たち）みたいなお調子者に弄ばれて。。。「レイブルですから」とか言って自虐ネタに使われ。。。ニートという言葉と同じ道を歩むことになる。この言葉が日本に輸入されることによって「レイトブルーマー」という言葉まで死んでしまった。。。
レイトブルーマーなんていう言葉に意味はないです。遅咲きってあんた。。。よく自虐ネタである「中学時代、部活で3年間秘密兵器でした！」というヤツと一緒じゃないか。今咲いてないヤツ、咲かせる努力をしてないヤツはいつまで経ってもどこまで行っても咲きませんよ。この言葉によってぼくは救われる！とか言ってるヤツがいたらそれは頭の中身がお花畑だと言わざるを得ない。すでに咲いていたあぁぁぁ〜〜〜！！！というヤツ。しかし唯一評価できる部分がある。それは、何かカッコいいということ。
これ結構大事です。意味さえ無視できれば。ラップとかHIP-HOPが歌詞が分からなくても何か気持ちよくなれるあの感覚です。そして何より新しい。鮮度は何においても重要です。だからこそぼくはタイトルを「ろーちのレイブル日記」にしてみました。これはやるなら今だろうと思うからです。「ニート日記」ではすでに何件も前例があるし、そもそもpha氏と被っている。それで苦し紛れに「ニートダイアリー」なんてつけてみたけど、、、やっぱり時代はレイブルですよ！
生まれてからずっと、死ぬ間際まで「俺、レイブルだからっ！ｷﾘｯ」って言ってるヤツ、何かカッコよくないですか？
