ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

某テレビ局で収録してきた

某テレビ局で某バラエティ番組の収録に参加してきた。まあ別に名指しで指名されたわけではなくてエキストラ的なものなんだけれども。番組名とかはあえて詳しく言わないんだけど、すごく簡単に言うと無職の人を50人程度集めてMCの方とトークをするみたいな云々。無職といってもほとんど「定職についていない」みたいな意味合いで、まったく働く気のないニートから、定年まで勤め上げて年金生活のシルバー(ゴールド無職というらしい)や、起業家志望、ヒモ、タレント志望、役者志望、求職中等なまざまな人が集められているようだった。ぼくはとある筋からお誘いを受けたのだが、面白そうなので行ってきた。

ぼくはここ最近自分な何者なのだろうかといろいろ考えていて、またいろいろな人と話をする中で、大きく考えを変えさせられることがあった。それは、ニートを名乗るのを辞めようと思ったことだ。ぜんぜんそんなこと名乗ってないではないかと思われるかもしれないが、元々このブログは「ニートでも良いじゃないか!」「ニートでも暮らしていける、そこに価値がある!(キリッ」というコンセプトの下始めたのだった。でもその方向で続けていくことがどうしても難しくなって評論家を気取ったり何かおかしな方向に行ったりもしている。そこで自分に正直になり、「レイブル」を名乗ることにしたのだ。

そう考えるに至った過程は、また改めてじっくり記したいと思うのだが、今回出演する上で肩書きを決めなければいけないということで何にしようか考えた時に、レイブルしかないだろう!ということで肩書きを「プロのレイブル」にしたのだった。。。

ぼくには「レイブル」にまつわる話から、ぼくがいま密かに温めている日本がこれから目指すべき「レイブル論」などについて、公共の電波を使ってぶちまけたいことがたくさんあったのだが、50人集められるということで自分が話をする時間など平均したら1分あれば良い方、という感じ。ましてや他の出演者との兼ね合いやMCの方の気分・好みにも依るだろうということで、あまり期待せず、しかし心の準備だけはして臨んだのだった。

結果から言うと、やり切った感はゼロではなかった。とはいえ5割ぐらいの出来とかそんなレヴェルでもなく、5%くらい。5%くらいの何かを残せたのではないかと思った。自分としてはゼロではなかったということを評価したいと思う。編集によってゼロになるという可能性もないではないが。

とはいえちょっとだけ言わせてもらうと、本当にテレビってくだらないものだなあと思った。いやまあテレビで、バラエティで、無職50人の時点でもう本当にアレな匂いしかしないのだが、結局「働いたら負けっしょおぉん」とか言わせて視聴者をイラつかせるか、「1カ月一万円で過ごした」とかいう類の貧乏話で視聴者を笑わせるか、その程度しか考えがないんだろうと思った。ふたを開けてみると、まあ詳しくは書きませんが本当に酷かった。ホントにつまらない質問をしつこいくらい続けたり、ただ滑舌が悪くて声がでかいだけの人をいじったり、それでまた素人が悪ノリするのなんか見せられたら絶句するしかない、みたいな。もちろんアドリブで司会をやってるMCの方の責任でもないんですがね。いやホント「ニッポンのジレンマ」リスペクトで真面目な討論を期待していたぼくに問題があったと言わざるを得ないですが(笑)

しかしこれは、参加しなければ良かったということを意味しない。ここに参加することでしか前に進めないからだ。ぼくの大好きなネット論壇界隈では、「テレビとかクソだよね、でもメディアとしての影響力はしばらくテレビの天下が続くよね」という結論に達している(と思うw)。また何か「ニート」とか「無職」とかいうキーワードでそういう機会があったらどんどん出ていきたいと思う(そしてゆくゆくは「レイブル」も重要なキーワードとなっていかなければならない)。ぼくは近いうちにレイブル論をぶち上げようと思っていて、またその一部をこのブログにも公開していこうと思っています。しばらくお待ちください。

あと収録に行って良かったのは、あの有名なニートスズキさんに会えたことだ(笑)
番組の詳細についてはまた告知しますね。