ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

AKB48とは指原莉乃のことである〜その2

この本の中で一貫している姿勢は、指原莉乃はとことんまで凡人だということだ。

指原莉乃の最も特筆すべき特徴は、どこまでも普通で、どこまでも凡人だと言うことだ。指原莉乃にはテレビで映える圧倒的な可愛さもないし、歌唱力もなければ、ダンススキルもない。AKBの中でこそ面白いと言われるが、一歩外に出れば実はそんなに弁が立つわけでもない。言わば何も持っていない凡人なのである。そんな彼女がどうして、AKB48の中でも一番の輝きを放っているのだろうか。唯一持っているものがあるとすれば、それは「愛される力」ではないだろうか。

特別は技能は何一つ持っていないのに、AKB48の中で一番の成長株となっている理由は、だれよりも素直で正直に振る舞うことによって「愛される力」を獲得しているからだと考察する。「それが特別な技能だ」と言われてしまえばそれまでなのだが、持って生まれた美貌や、圧倒的なダンススキル・表現スキル、あるいは歌唱力等と比べれば、比較的誰でも獲得できるものだ。しかし多くの人にはそれができないらしく、指原莉乃だけが飛びぬけてしまっている。

それは自分がアイドルという道を選んだことを強く意識しているからこその振る舞いであり、むしろやって当たり前のことではないのかなと思うのだ。それが、第三章の「AKB48メンバーに告ぐ、お前らは今すぐ指原莉乃を見習え!」というタイトルにつながる。


しかしそれだけではない。これはさらに拡張していくと、何もアイドルという職業に就いている人だけに言えることではないのだ。「ダンスも下手だし、歌も下手だし、可愛くない(本人談)」アイドルとしての指原莉乃。では彼女たちを応援しているぼくたちはどうだろうか。これを何も持たないぼくたち。何物でもないぼくたちの置き換えてみると。。。

「職歴ナシ、学歴ナシ、彼女ナシ」こう置き換えてみると、完全にぼくたちそのものではないですか!(これは拡張しすぎですか、というかぼくのことでしたねすみません)
まあそこまで言わなくとも、きっとこんなブログを見に来ている時点で、何か特別な技能や、人に誇れる実績や、圧倒的な外見とかないわけです(違ったらすいません)。というか多くの人は何者でもない普通の人です。それでもそんな(ぼくたち)普通の人たちこそ、彼女の真摯な生き方を参考にすることによって、この暗く生き辛いと言われるよくわからない世の中を上手く生きていけるのではないかと思うのです。そういった内容の本になっています。


このブログを書いたことによってすでに4冊も購入希望のご連絡をいただきました。正直自分でもビックリしています。奇特な方がいたものです><まだ在庫が少しだけありますんで、よろしくお願いしますね。