ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

仕事がないとか就職難とかウソだろ

不景気だから仕事がないとか、就職難とか、派遣切りとかいうけどあれウソだろ。特にテレビなんかでそういう悲惨な状況の人を映していたりするけど、テレビよく見てる人とか、テレビ見ることしか情報源がない人とか、地方の人とか(=うちの親とか)もよく言います。どうしてそういうことが平気で言えるのかと思う。


ぼくは2年ほど前までコンビニで3年間働いてて、それはもう酷く慢性的な人手不足でなんか辞めにくい雰囲気を味わったりして、世の中に仕事がないというのはウソだということを知った。もし本当に派遣切りされたとか言って文句言ってる人がいたら今すぐ来てくれと思った。ちょっと街に出ればそこら中の店でバイト募集してるし、ハローワークにいけばアホほど求人情報が出ているじゃないか。部屋を借りる資金がないなら新聞配達すれば寮に住みながら毎月の生活費稼げるし、温泉地とかにいって民宿とかで住み込みで働くのとか面白そうだよなあとかも思う。



つまり、コンビニバイト程度ならやる気さえあれば即日採用なのです。それとも「仕事がない」という人や、「仕事がない人が多いんだから(あるなら仕事しろ)」とか言う人は、バイトや非正規雇用は仕事じゃないとでもいうのでしょうか。それこそ「職業に貴賎はない」どころか、思いきり差別していることになると思う。まあ本当のところは職業に貴賎はあって、やりたくない仕事を避けているだけ、なんですがね。だから本人がどう思うかが重要なのであって、周りの人がとやかく言う必要はないと思うのですよね。



慢性的な人不足でなければ、繁華街の飲食店やコンビニ店員が外国人ばっかりのはずがない。時給が安いのか知らんけど、やっぱりオーナーとしてはきびきび動く日本人が良いに決まってる。言葉が通じないなんでお話にならんよ。結局誰もやりたがらないから外国人の方がやってるだけであって、ますます日本の国力が低下していくわけですね。



だから前エントリとつながる話になるんですけど、ちょっと作りすぎちゃった店とか会社とか潰してしまえば良いんですよ。まあそのオーナーが人生をかけて守っている店なのかもしれないけどここは涙をのんでいただこう。新人は全然入ってこなくて、入っても全く使えなくて、数少ない使える且つ気の優しい(ぼくみたいな)人間をこき使って、自分でも毎日働いて不機嫌で・・・もうその店や会社組織の存在意義って!?みたいなところに行きつくと思うのですが。。。みんな欲丸出しで稼ごうとするからこんなことになるんですよ。


そして、じゃあ身近のお店とか会社がつぶれたらどうかというと、全く困りません。たいだい立ち行かなくなったら潰れるか合併するんだけどその業種そのものがなくなるなんて無いわけですから。コンビニにしてもファミレスにしてもはやっぱり必要ですが客数は一定なわけで、パイの奪い合いをしているにすぎません。新規参入が増えれば利益が減って、価格競争に巻き込まれて、下手したら共倒れです。そうするとそこでビジネスを始めたことがそもそもの間違いということになる。



よくこのままニートみたいな働かない人間が増えていったら日本はダメになるとかいう人がいますがぼくはそうはならないと思いますね。まずみんながみんな働かなくなるなんてありえない。まず欲の深い人間が一定数いて起業するだろうし、働く以外やることがないという人や、働かないなんていう生き方はありえないと教育されている人もたくさんいるのでまず大きくは変わりません。




欲深く働いて稼ぐか、それが向かないぼくみたいな性質の人間は、欲を捨ててつつましく生きていくというのがストレスを少なく生きていく手段なのではないかなと思うのです。