ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

この世は欲にまみれてる

まったくこの世はおかしいなあと思うことがよくあるのです。どいつもこいつも欲にまみれてる。お金が欲しくて欲しくてしょうがない。儲けたくて儲けたくてどうしようもないんだなあと思います。


都会ってアホみたいにお店がありますよね。居酒屋だったり喫茶店だったりコンビニだったり美容院だったり・・・まあ意外と客が入ってる感じの店もあるんですが、多分同じくらいの数の赤字を垂れ流してる店もあると思うんですよね。そして人知れず店を畳んでいる。結局残っているのは有名チェーン店ばかり。業種で言うと町の小さな本屋さんとかほとんど見なくなりました。たまに小さな本屋とか覗いてみるけど申し訳ないけどもう本当に存在意義が感じられない。本で言うとamazonジュンク堂かコンビニで事足りてしまう(あとブックオフ)。


ぼくがよく不思議の思うのはコンビニの数。あれ何でコンビニってあんなにたくさんあるのかね。ぼくはよく東池袋らへんをうろうろしているのですが、360度ぐるっと見渡すとわりと近い範囲にファミリーマートが3軒見える場所があります。道路を挟んで向かい側だったりします。もうね、意味がわからない。


そりゃ全部の店使ったことありますけど、あるから使ったわけで、こっちの通りを歩いているからこっちとか、今日はそっちの通りを歩いていたからとか、レジが混んでいたから移動したとかそんな程度で、1軒だけだったとしても全然困らないしその3軒とも無かったとしても1ミリも困らないなあと思うわけです。それでもその3軒ともに人生をかけたり生活を委ねている人がいるのだろうなと想像します。バイトだっています。


コンビニ経営している人って、脱サラした人がなけなしの貯金と退職金をかけて人生の再スタート!というイメージがあるのですがどうなんでしょうか。会社で雇われるのがイヤだったのかもしれません。自分の店を持ちたいという夢があったのかもしれません。でもやっぱり根底にあるのは「何か仕事をしなきゃ!」というのと「お金を稼ぎたい!」だと思うのですよね。


全ての人がそうだとは言いませんが、1千万とかのお金をかけて、売り上げの何%かをロイヤリティ払って、テナントの家賃を払って、人件費を浮かすために自分が365日働いて、バイトはろくなのが入ってこなくて、入ったと思ったらすぐバックれて、売り物は万引きされて、んで極めつけに同じ店が近くに3軒もあったら。。。もう地獄しか想像できない。。。ここまできたら引き返せないですよ。儲かるのはフランチャイズの会社とテナントのオーナー。


これを仮に負け組だとしたら、事の発端はやっぱり「仕事をしなきゃ!」と「稼ぎたい!」なんだよね。店を開いて畳んだら間違いなく借金だけが残ります。結論は「やらなきゃよかった」。これはもうギャンブルと一緒。そうやってあまり勝ち目のないギャンブルをしている人があまりにも多いような気がするのです。全員とは言いませんよ!


そうならないためには、やっぱり欲を無くすことなんじゃないのかな。「お金要らない」、「だから働かない」。社会貢献をしなければいけないと言われるかもしれませんが、貢献しているつもりで全然できていない人もいるし、エンタテインメント業界の人なんかは別に生きていく上で必要ない仕事だし、詐欺師まがいの仕事してる人に比べればむしろ人に迷惑をかけない分良いと思いますね。