PASSPO☆の先生こと竹中夏海さんの著書「IDOL DANCE!!!」を読んだ。いや、本はずいぶん前に購入していたのですが途中まで読んでついつい後回しになってしまっていた。んでなんで改めて読んだのかというと先生がHKT48の「メロンジュース」の振り付けをしたというニュースが入ってきたからですねwwwwww
先生との出会いはやはりPASSPO☆(当時はぱすぽ☆)を見に行っていた時です。ぱすぽ☆のメンバーは可愛かったですが、振り付けの先生も若くて可愛いからガッツクよね〜という感じで。僕はダンスのことはよくわからないけど、ぱすぽ☆の激しくて個性的な振付を、全部一人でやっているということだから、間違いなく超一流の振付師だな〜とか思っていた。
昔ぱすぽ☆の納涼船イベントで先生と撮った2ショット写真
そういえば昔、ぱすぽ☆のイベントを見に行くともらえるスタンプ(マイレージ)を貯めると見に行ける公開ダンスレッスンというのを見に行ったとき、ぱすぽ☆のメンバーと先生がまるで友達みたいな関係でわちゃわちゃやってて、それは良いんだけど、メンバーがあまりにわちゃわちゃしてて先生の話を聞いてない瞬間があってレッスンがグダったりしてて、僕はそれを見てイラっとしたので、先生に一言いった。
「先生、友達みたいな関係は良いですが、厳しくするときはガツンと言った方が良いですよ!アイツ等先生の話聞いてないじゃないですか!」
そうしたら「ぱすぽはこういう雰囲気でいつもやってますよ」とか言われたwwwまあ余計なお世話だったwwww
改めてこの本読んだら面白かった。というか竹中先生、タダ者じゃねえ!ww
中学校の時のこと。少し長いですが引用。
私は5歳の頃にモダンバレエを始めました。(中略)私はこの、町のバレエ教室「田中ひとみモダンバレエスタジオ」と、そこで毎年開かれる何でもありな発表会が大好きで、大人になったら当たり前のように自分も「たけなか発表会」を開くものだと、勝手に思っていました。
ちょうど同じ頃、毎夏に親戚一同で草津温泉に旅行に行くのが恒例だったのですが、泊まっている旅館の宴会場にはステージがあり、緞帳まで付いていて、「これをなんとか生かせないものか」と密かに私は目を付けていました。
そして中学に上がった時、旅行の数ヶ月前から親戚の子供達を集めて振付を仕込み、自分の持ち衣装を着させ、旅行中にそのステージで小規模ながら発表会を開きました。これが実質、「第一回たけなか発表会」となります。
この当時から自分自身は踊らずに振付・指導のみに専念しました。踊りたくないという訳ではなく単純に、ステージに一緒に上がってしまうと自分の作品を観られない、踊るより観たい、という欲求の方が高かったからです。
中学校入学時、私の学校にはダンス部がありませんでしたが、中学2年の時に新しく設立された演劇部に入部し、2年生が自分1人だったのを良いことにとにかく演劇よりもダンスに力を入れ、10人程の後輩達を1軍2軍のユニットに分けたり、選抜ユニットを作り2軍の子を突如抜擢してみたり、1軍と2軍をシャッフルしてみたりと、かなり自由に活動していました。
今にして思うと、これらはアイドル界でよく行われているようなことばかりで、私自身がアイドルにハマるのはこれよりずっと先のことですが、当時から自然とアイドル文化寄りの志向だったのかなと今にして思います。
文化祭ではひとつ下の後輩、色白で華奢な「よしのちゃん」のかわいさを学校中に知らしめようと、引っ込み思案だったよしのちゃんをセンターポジションに激推し(その後よしのちゃんはプチブレイク)したりと、まるでプロデューサー気取りでした。
中学時代からこんなことをやっていたなんて!自分の推しメンの魅力を知らしめるために行動するとか、僕の理想のヲタク像www元々ダンスに親しんでいて、かつ自分が踊ることより指導することにやりがいを感じていたこととか、アイドルにハマってアイドルダンスの振付師を志すところとか、先生のルーツが全て詰まっている本。
東京女子流ディレクターとの対談も、あんにゃとの対談も、まあ見ているところが深くて愛に溢れている。アイドルに関する知的好奇心がぐいぐい満たされる感じ。それも竹中先生がアイドル大好きだからこそ。んで竹中先生といえばブログが面白いことが当時話題になってて、これもヲタク丸出しでキモかったのです。それがファンと全く同じ視点だったから、そのブログを入口にしてぱすぽ☆の魅力をアイドルヲタ広めているような効果があったと思います。→竹中夏海先生のブログ
ぱすぽ☆の振付をほとんど担当するとともに、predia、アップアップガールズ(仮)、夢みるアドレセンスなどを手がけるようになり、もはやアイドル界では知らない人はいない人気振付師となっていった。んで今回のHKT48の「メロンジュース」で振付を担当されるわけですが、それが指原莉乃が指名しているらしいというのがまた良いですね。ゆび祭りで共演した際に、PASSPO☆のパフォーマンスを見て指名したらしい。
今考えると、竹中先生と指原は間違いなく気が合いますねwwwwwハロヲタだしww。だからこのコラボは本当に素晴らしいと思います。同人誌「指原莉乃に会いに行く」の中でこの本のレビューを書かなかったことを激しく後悔!!!(一応こそっと名前は出したんだけどね〜)
IDOL DANCE!!!: 歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい
- 作者: 竹中夏海
- 出版社/メーカー: ポット出版
- 発売日: 2012/12/07
- メディア: 単行本
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