ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

夏のコミケにいってきた

友人がコミケに出展すると言うので遊びに行ってきた。朝8時にビックサイトに着いたわけだが・・・すごい人だね。遊びにというか付き添いに行ったわけだが、そいつは12時から15時まで席をはずすと言うので。。。普通に店番をしているだけだった。初めて出展する側で参加したのだけれど(自分は何も作ってないけど)、ようやくコミケの面白さを知りました。


その友人は海外のヲタクイベントのレポート的な冊子を作っていたのですが、やはり頒布物のジャンルは徹底的に区分けされているみたいで、出展スペースの右隣がロサンゼルス在住のアニメイベントを調べている人で、左隣の人がヨーロッパにおけるアニメの消費行動に関する調査みたいなものをつくっていた。左にいきなりスウェーデン人が座っていたからビビった。そのスウェーデン人は手伝い兼、その研究の調査対象と自分で言っていたけど。。。20年前から日本のアニメを好んで見ていると言う生粋のヲタクだった。20年前と言えば世界的にも日本のアニメが有名であるというわけでもない。


スウェーデンでは(に限らずわりと海外では)日本の漫画を輸入しても値段が高くて普及せず、インターネットでダウンロードして(無料で)読むのが一般的なのらしい。それでもマニア向けに漫画はあって、スウェーデンに流通している漫画の6割は自分が翻訳しているとか、最近は出版社が漫画を発売するのを敬遠しているので自分は失業者だとか、以前パソコンにダウンロードしていた18禁のマンガを警察に見られて児童ポルノ所持違反で捕まったとか尋常じゃない話をいろいろ聞かせてくれた。なんでもその漫画の一コマがたまたま胸が小さい描写だったから児童ポルノだと判断され、大きな胸だったら問題なかったということで、そんな法律はおかしいと主張していた。全くその通りだと思った。



コミケというのは、日本を飛び越えて、世界からオタクが集まるイベントなんだなと思った。



絵を描きたい人は同人漫画を描き、評論したい人は評論本を書き、アニメキャラになりたい人はコスプレ衣装を自分で作り身にまとい、きわどい衣装で撮影した写真やDVDを売る人もいる。とにかく何かを表現したいと言う欲望を、利益を度外視して発表する場なんだなと思った。日本中のそのエネルギーが一堂に集結していてものすごい熱気になっていた。



このブログを書いているのも自己満足で自己表現であるわけだし、冬のコミケに向けて何か発表したいなと思った。装丁とかにこだわらなければ金かからないしね^^