ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

文学フリマの雑感

5月7日、東京流通センター文学フリマに参戦した。文フリは出展したりしなかったり、委託させてもらったりという微妙な関わり方なんですが、やはりイベントとしては面白いので何だかんだ毎回覗きに行ってしまいます。そして今回は、去年の末に「本当によい教育を実現するための覚書」を書いたところだったので、満を持して参戦した。ブース名は趣向を変えて「チロウ教育研究所」

今回の購入必須アイテムは、濱野智史さんがインタビュー&寄稿の「アレvol.2」と偶像少女文学会の「アイドルと文学vol.2」でした。あとはポツポツと気になったものを購入。「ヲタ夫婦」の藍さんの新刊とか。
タイガー田中さんこと田中大牙さんが寄稿されている「エアミス13号」いただきました。ありがとうございます!ショートショート「名探偵薬2」快作ですね!

僕も前回寄稿した偶像少女文学会の新刊「アイドルと文学vol.2」ではハヤケンさんが仮面女子に関する文章を寄稿していましたね。仮面女子愛があふれる文章でした。今回は僕は回避してしまったんだけど、次に余裕があればまた何か書いてみようかな〜。


僕のブースはというと、まあ大して売れませんわね。いいかげん新鮮さがない。ジャンルがバラバラというものありますし。「アイドル」と「教育」ですからね。それでもやはり、「教育」というワードに引っかかって、ポツポツと話しかけてくれる人がいます。大学院で教育学を専攻している人とか、現役の高校教師という人とか。やはりそういう人は本を買ってくれましたね。僕の同人誌を読んだら、どんな感想を持たれるのでしょうか。これはマジで気になります。ぜひ感想など聞かせてくれると嬉しいなあ。結構本気で書いているので。

文学フリマって「教育」という島は特に存在しないのかしら。「評論、現代思想、哲学」っていうジャンルだったんだけど。それらしきジャンルが見当たらなかったもので。隣がPOSSEだったな。


■著名人にたくさん会えた

今回は(も?)いろいろな著名人に会えて楽しい会だった。まずは地下アイドルライターの姫乃たまさんが、漫画家の西島大介氏のブース(本人は腰痛のために欠席とかw)で売り子をしていて、開場前から最後まで一日中やっていたから驚いた。とはいえファンが次から次へとやってきて物販会をやっているような感じだった。たまたま僕のブースの前を歩いていたので、声をかけて僕の同人誌を献本した(押し付けた)。実は本書の最後に「本当のさいごに アイドルについて」という章があり、そこで姫乃たまさんをガッツリ扱っているくらい僕は推しているので、このタイミングで渡せてよかった。その後、チェキを撮りに行ったら「フィルム切れ」と言われたので、2ショット写メを撮ってもらった。

「アレ」という雑誌を頒布しているブースに濱野智史さんが来ていたのでサインをもらった。また、そこに氏の師匠とも言うべき東浩紀さんもいて楽しそうに会話していた。そのタイミングでちょっと声をかけることができてよかった。僕とかコンテクチュアズ時代からの友の会会員なんでね。むろん、「ゲンロン0」も読了済みです。濱野さんは新たに情報社会論の文章を準備しているみたいなので、ファンとしても今後の活躍を期待したい。作家の大森望さんも会場にいた。声はかけられなかった。

パフェ評論家として著名な斧屋さんとは、氏がアイドル評論家だった(?)時代からお世話になっております。いつもブース前でお話ししてくれてありがとうございます!またゆっくり教育談義をしたいです。いつか、ブログでの書評を期待しています(笑)


文学フリマ、自分が創作に関わっていると、より楽しい。コミケもそうなんだけどね。


■アイドル劇場で「全力少女R」を見る


そんなわけで著名人を遠目に眺めて満たされながら(ミーハーなので)、16時くらいに会場を離脱。1630〜品川のアイドル劇場で全力少女Rのライブを見に行きました。ギリギリまで粘ったので、会場に入った時に一曲目が始まっていました。それでも椅子に座って鑑賞できるのがアイドル劇場のいいところ。

やはり圧倒的興奮をもたらされた。全力少女Rは素晴らしい。約30分のライブがあっという間に終わってしまった。特に今回は僕の大好きな曲「嗚呼!踊れ花吹雪」「生まれたてのラブソング」がセットリストに入ってて爆上がりしてしまった。物販では廣川かのんちゃんとチェキ。