ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

怒らない技術

この前池袋のジュンク堂を物色していたら「怒らない技術」という本を見かけた。

怒らない技術 (フォレスト2545新書)

怒らない技術 (フォレスト2545新書)


池袋ジュンク堂の1階は集合レジになっていて、向かいには最新の本か売れている本が主に置いてある。目立つし前から見たことはあったけど帯を見たら「55万部」とか書いてあってすごく売れているんだなと思った。なのでちょっと立ち読みした。





ぼくは今のニート生活を送るためには、ある種の心持ちが必要不可欠なのではないかと思った。それは怒らないことだ。それは感情を揺さぶられないということ。仙人のような、悟りを開いたかのような穏やかな心である。何かにつけて怒っている人や、小さなことにイライラしている人がいる。喧嘩をしたりする人もいる。何かをキライだという人もいる。そういうことを言ったり考えたりするのはまったくの無駄じゃないかなあと思うのです。アンチ○○という言葉がある。ぼくからしたらそういう状態が不思議でならない。大好きで愛しくて、気になって気になってしょうがないってことだよね。その愛情が歪んでキライだと言っている。



イライラしたらなんか身体にも悪そうだし(実際に悪い)、場の空気も悪くなるし、そういう人とはなるべく関わらないようにしたいと思う。よほど迷惑をかけられたとかいうのでない限り、気にしない。これは本にも書いてあったのですが、イライラは自分の捉え方一つでなんとでもなります。自分はこんなに苦労しているのにアイツは。。。とか。ご飯を食べに入った店にうるさい客がいる、とか。これがなかなかできないという人はいますが、ぼくなんかは盲信的に「イライラしたら損、怒ったら負け」だと思っています。そうすると自然とそういう状況にうまく対処できるようになるものです。家族連れの子どもがうるさかったとか、DQNが騒いでいるとかいって怒っても1円の足しにもなりません。原因は自分にあります。入った店がマックだったりするのが原因です。安居酒屋に行ったのが原因で、会員制のバーに行けばDQNはいなかったはずです。






この本が売れているということは、そうやってイライラして、損をしている人が世の中には多いのだなと思った。そう考えれば考えるほど、このニートの道は崇高で洗練されているものだと思えてくるなあ。