ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

ジムに4ヵ月通っているが、体型がびた一文変わっていない話

昨今の流行り(?)であるジム通いに関しては、筋肉ムキムキになるとか細マッチョとか痩せるとか体力を維持するためにというのはもちろんのことながら、精神的な安定が期待できるというメリットが周知されて久しい。それはtestosterone氏の著書やTwitterを見るのが分かりやすい。

 

かつては「ジム通い」だとか「筋トレ」だとかが、僕の人生に全くの無縁のものだと考えていた。だからしたいと思わなかったし、している人も「ご苦労なことだ」と半ば見下すような感じもあった。それはたぶん僕の体質によるところが大きい。

 

もともとスポーツをやっているとかでなく、ジムと無縁だった人が急に通い始めるという理由の7割くらいが「太り過ぎた」「痩せないとマズい」みたいなことではないでしょうか。しかし僕は3●年の人生で「太った」瞬間が一回もないのだ。むしろ小学生や中学生の多感な時期に「痩せすぎ」「細い」「ガリガリ」みたいなところでひどくコンプレックスを抱えていた。「間違ってもこれ以上痩せたらたまらない」というマインドに長らく支配されていたのだ。

 

じゃあせめて筋トレして筋肉を付ければ良いと思われるかもしれませんが、やっていた部活が陸上競技の長距離で、「過剰な筋肉は(重くて)不利になるだろう」という暫定的な結論もあり、これもアンチ筋トレの思想をより強固なものにした。つまりは「筋トレ」は全く必要のない営みだったのだ。

 

 

しかし大人になって、さすがに「自分が大して痩せすぎというほどではない」ということも理解し、日常的な運動もしていないから、徐々に標準的な体重になっていることを自覚し始めた。具体的には部活引退から15年をかけて体重が「60キロ弱」→「60キロ」→「60キロ強」と着実に増やしていた。そういえば油断すると、腹が出ていると言えなくもないのでは。そして昔から「力がない」「筋肉がない」という自覚は相変わらずだった(鍛えていないのだから筋力が増すわけがない)。ちなみに筋力は無いが、体力には自信がある。昔からずっと体力(持久力)でやってきた人間なので(30分くらい歩いたら「疲れた」とか「休みたい」とか言う人はちょっと自分とは違う世界観の人なのだと感じる)。

 

そんな中、空前の「自律ブーム」が起こった。まずは「ジョギングブーム」として。これは僕にとって学生時代にもう嫌というほどやってきたことなので、何も感じなかった。そして「筋トレブーム」。これも最初はまったく無風でやり過ごしてきたのですが、あるとき(5年前くらい?)から「飽食の時代、人生100年といわれるいま、人類に必要なのは筋トレなのでは?」と考え始めた。

 

そう考えた理由の一つは、前述のtestosterone氏かなあと思う。この人は自己啓発の一種で、要するに全ての悩みに対して「筋トレしろ!」と回答するというある意味「芸風」なのだと思うのですが、これがあながち間違っていないといいますか。なにしろ筋トレをすると「気分が良くなる」「ふさぎ込んだ気持ちが前向きになる」「頭の回転が良くなる」「新しい発想が生まれる」「自信がつく→モテる」といいことずくめなのですから。しかも健康長寿の人って要するに「年をとっても筋力がしっかりしている人」ですから、筋トレが寿命を伸ばすのに大いに役立つのは間違いありません。これ以上明確な答えがあるでしょうか。長生きしたければ筋トレです。

 

 

どうも人類は(特に自分が頭良いと思っている人間とか、ひねくれている人間とか、ネガティブ志向の持ち主とか、肉体じゃなくアタマで勝負するんだと勘違いしているヤツとか)、高尚なことを考えるだけでぐずぐずしがちというか、ここ10年の僕のことなんですけど、とにかく何か難しいことを考えようとしているばっかで結局ゴロゴロしているというか、何もやってねえじゃんってことが多くないか?ってことを考え始めたんですよね。

 

それで数年前から、タイミングがあればジム通いをしてみたいと思っていました。その価値は自分の中で大いに認めているのですが、いかんせん「めんどくさい」とか「金がない」とか「余裕が出来たら」とかなんとか言い訳しているうちに、あっという間に月日が流れてしまった。

 

さらにいうと某目白に住んでいた時に、近くにエニタイムフィットネスがオープンし、しかもオープン記念価格で3か月弱を3000円で利用できるという機会があった。通常は月額で6~7千円くらいするので破格だ。それで申し込んだものの、なんか使い方も分からんし、周りの人たちが怖いし、寒いしで、結局その3か月弱で3回しか行かずに逃げ帰るという失態を犯してしまっていた。自分がいかにダメ人間かが分かります。

 

 

また前置きが長くなってしまった。んで半年前に東京を離れて、実家に帰ってきたところ、これまた家から徒歩5分の所にジム、フィットネススタジオ、プール、ジャグジー、サウナ、シャワー付きの施設がありまして。どんだけ恵まれているんだって話ですけど。そこに通い初めて4か月経ちました。スタジオのプログラム、プールなどをちょこちょこ楽しみつつ、筋トレを軸において週4~5のペースで通っています。通うことができています。ヒマなので。

そこに、TANITAの体組成の測定器があるんですね。それで「こりゃ定点観測だ」ということで週に一回、測定しています。その結果がコチラ。

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TANITA体組成

 

自分ではどうも酷い状態だなと思うわけです。
まず体脂肪率が高い。体重は平均並み(むしろ身長に対して少なめ)としても、筋肉量が少ない。脂肪量が普通で筋肉量が少ないとなれば、体脂肪率は高くなりますよね。まさかの25%。女子やん?
体重が60→63になっているのは良い。これは僕の中では増えた内に入らない。
問題は「筋肉量がびた一文変わっていない」ということです。むしろ体脂肪率が増えているんですけど、どゆこと?
ここで3●年間の人生で初めて(軽とはいえ)「肥満」の文字を突きつけられたわけです。

 

ふつうジムって、3か月くらい通うと体重が8キロくらい減ったり、体脂肪率が5ポイントくらい減ったりするものじゃないの?そうやって聞いてましたけど。4か月やって微動だにしないとは?

 

食う量が足りないということは無いと思います。むしろ食い過ぎなくらい。現に増量してますし。ちなみに安物ですがプロテインも毎日飲んでいます。
食う量がまだ足りないのか、あるいは減らすべきなのか?
もしかしたら筋トレの強度が足りないのかもしれない。ギリギリの強度で各部位10回×3セットとかやっているんですけどね。ボディビルダーの人ほどはできません。腕立て伏せはやっていません。これは肘に不安があるため。バーベルを押すやつをやっています。脚は膝の部分を酷使したくないので、押すやつだけやっています。これは20回×2~3セット。

 

とにかく現状の記録でした。
もしかしたらこのまま何の変化もないのかもしれない。あるいはあと数か月継続すれば結果が見えてくるのかもしれない。なんにせよ、目に見えた結果が見えないと不安です。

もしアドバイスがあったら教えてください。