ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

家に籠ってコンテンツ摂取ばかりしていて、なかでも『進撃の巨人』をおススメしたい

去年までの生活とガラッと変わって、面白イベントがほとんどないこと、そもそも田舎に引っ込んでいてどこにも行かないこと、田舎ゆえに知り合いが誰もおらずずっと家に居ることなどが相まって、最近はもっぱらジムに通いつつコンテンツ摂取をしています。ジムについては近いうちにレポートします。

 

んでコンテンツって何やねんという話ですが、結論から言うと映画、アニメ、マンガ、本、YouTube(動画)ですね。人と会話することがないので、そこの部分の脳が委縮しているかも知れませんが、コンテンツを一人で黙々と楽しむという耐性はあるので(少なくとも両親とかにはそういったものがないらしい)、退屈することはありません。テレビも録画はしませんが、わりと見ています(半年前まで消化が追い付かないほどに録画していた)。

 

今思い出したけど、あり得ないほどテレビを見ていたんだった、少なくとも毎週録画で見ていたのが、プロフェショナル、72時間、100分de名著、将棋フォーカス、NHK杯テレビ将棋、情熱大陸、ケンミンショー、ザ・ノンフィクション、アメトーーク、林先生が驚く初耳学、etc・・こういうものを見なくなった代わりに、今は映画やアニメを見ているという感じか。

 

ただ困ったことは、大きなテレビが居間にしかなく、またそこはほぼ確実に両親が存在する空間であるということだ(両親こそ、そこにしか居場所がない)。両親というのがネックである。ハッキリ言って非常にうるさい。映画やアニメを見通す気力がないので、理解できないと要らん感想を言ったり要らん質問をしてくる。というか両親でなくてもそうなのだが、そのコンテンツを特に楽しんでいない人間が同室にいるというのが耐えられないほど不快なのだ。これヤバい系の(社会不適合系の)オタクにはあるあるだと思うのですが、どうですか?
こういうときに、一人暮らしがいかに気楽だったかということを実感する。

 

だから静かに一人で見られる時間がまとまって確保できないので、映画を見るにしても1時間ずつとか細切れにしているのだが、それでも数十本の映画を見てしまった。タイトルや内容は有名だけど、実際に見たことはないっていう作品って多いですよね。そういうものを片っ端から摂取していこうかなと。面白いものもあれば、普通のものもあった。

 

有名な映画を見るのですが、僕の理解力の問題で何のことだったかよく分からないということがほとんどなので、考察サイトやら考察動画やWikipediaを見るというのがセットとなります。最低限、某動画サイトで「作品名 町山or宇多丸」で検索し、解説を聞きます。これが重要。だから余計に時間がかかるわけですが。これをやらないと本当に理解ができない。

 

■この半年で一番の衝撃

 

んでこの半年で一番衝撃を受けたものは何かというと、1か月前までは約束のネバーランド(マンガ。これも最高です)と言いたかったところですが、今はぶっちぎりで進撃の巨人だと断言できます。マンガが軸ですが、アニメ、実写映画もあります。

 

 

進撃の巨人』が本当にすごい。10年以上も前から連載していてもちろん有名な作品なのですが、今まで読んでいなかったのが本当に信じられない。俺はいったい何をやっていたんだ・・・これをちゃんと読もうと決心したキッカケってアメトークなんですよね(ちなみにスターウォーズをちゃんと見ようと思ったのもアメトークだったから、アメトークに影響受けすぎ)。

 

何がそんなにすごいかというと、深いからです。「いゃそのコメントが一番浅いよ」と言われそうですが、「深い」のだからしょうがない。セリフの一つ一つとか、後で生きてくる伏線の細かさとか、キャラクター描写とか、世界観もそうですが、ものすごく練られている。コミックスの1巻から。最新32巻まで。ずーっと。

 

ハッキリ言って難しいです。1回目の通読でも、圧倒的な迫力に飲み込まれながらも人間関係が目まぐるしく変わったり、世界の見え方そのものが変わったりして理解ができませんでした。2回目に通読してようやく全体像が掴めたという感じ。敵と味方が何回も入れ替わったりする。それは実社会においても、世界の見え方が容易に変わりうるいうことを表しているのだと思います。物語が複雑で掴みにくい、ということの証拠に、YouTubeでは解説動画が盛り上がっています。特に「タキチャンネル」は熱量が高い。

 

これを連載当時23歳の人間が構想したというのが信じられません。ちなみに絵のレベルも、物語を追うほどに圧倒的に上手くなっています。しかしこの壮大な物語を、「なんかよく分からん」「難しい」「世界観がキモチ悪い」という理由で読まないというのはあまりにももったいない。これはもう神話の類だと思いますよ。内容には触れていないので、未読の方にはこんなこと言われてもよく分からんと思いますが、本当に素晴らしい作品なので騙されたと思って読んでみてください。お願いします。

 

1か月前にドはまりしてから、「アニメもあるんだよなあ」と思ってたわむれにアマプラで検索してみたらシーズン1~3まで全部公開されていて(以前は無かった!)、軽率にシーズン2から(物語の展開はこの辺からだろとか思って)再生してみたら、止まらねえ・・・一気にシーズン2を全部(一日で!)、あっという間にシーズン3にも突入して、数日のうちに視聴してしまった。んでいまシーズン1を見ています。これがまためちゃめちゃ評判が良いわけですが、その理由が分かりました。立体機動装置のアニメーションがカッコ良すぎるのです。

 

そして2020年12月から、アニメのシーズン4(ファイナルシーズン)が始まるのです!ハッキリ言ってここまでの物語を知らないと、新作アニメを見ても意味がつかめないと思います。だから今のうちに!まだ間に合います。コミックスで読破するのをおすすめします。本当に。

 

二千年後の君へ~シガンシナ陥落①~

二千年後の君へ~シガンシナ陥落①~

  • 発売日: 2017/07/26
  • メディア: Prime Video
 

 

ちなみに実写映画は前後編がありますが、なんというかアレなので、優先順位としてはすごーく後で良いです。というか見なくてもいいです。


皆さん、本当に『進撃の巨人』が最高なので、好きな人は一緒に語りましょう!