ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

2020年4月中旬のコロナ禍についての雑記

無数の妖怪が世界を徘徊している。新型コロナウイルスという名の妖怪が


COVID-19こと新型コロナウイルスが猛威を振るっていますね。
100年に一度ともいわれる厄災のなか、いかがお過ごしですか?

まさかこんなに世の中が一気に停滞してしまうとは思わなかった。
持たざる者である僕なんかはまだダメージが少ない方で、それでも「世の中どうなってしまうんだ」という暗い気持ちに支配されている。ましてや大切なものを抱えている人、戦っている人にとっては本当に苦しい状況だと思う。

 

3月の初めの段階のブログで「ライブイベントが続々中止になった(小規模なものは存続)」「学校が前倒しで春休みに突入した(卒業式の中止)」ということを書いている。そこから事態は好転するどころか、ますます深刻なものになっている。いまはどんな小規模なイベントも打つことができない。それどころか飲食店すらも満足に使えない(経営する側はもっと地獄であること、お察しします)。

 

2月の段階では僕自身も「アイドルの特典会でマスク着用とかあり得ない」「オタクたちをウイルス扱いするのか」と吠えていた。これは記録しておきたい。自分のためにも。それも今は昔。緊急事態宣言が出たのは3月も半ばになってからだ。東京オリンピックは1年の延期が決まった。

 

 

消費者側の不便はまだしも、あらゆる業種の経営者が苦しいと思う。
飲食店はまだ20時まで営業することが出来ている。余計な手間が増え、心労が増え、客は少なくなっているかもしれないが。


変わらず営業を続けているコンビニ、薬局、スーパー、あるいは物流で働く人たちには頭が下がる。この人たちがいなければ、信じられないくらいに一気に日常は破綻する。
そんな中、客が殺伐としていて良からぬことが起こっていると聞く。要は「マスクを売れ」とか何とか。モンスター客のことが定期的にTwitterで流れてきてうんざりする。こういうときこそ相手のことを思いやらなきゃダメだろ。いい年した大人のくせに自分さえよければいいという人間がいるのだ。

 

 

個人的には、特にアイドルさんやアイドル運営のことが気がかりだ。まあ確かに接触商法とかライブイベントに頼り過ぎていたのかもしれない。もともとあんまり消費する勢じゃなかった自分はエラそうなこと言えないんだけど、いまそこの部分で大打撃を受けている。キャッシュフローが激減しているのだから(ライブもなければ収入はゼロだ)。

 

かといってじゃあどうしていれば良かったか。目の前で見るライブの一体感と、物販(チェキ撮影等)が魅力だったのは間違いないのだから、どうしようもない。別のやり方を考えるか?課金型のストリーミング放送って手もあるけど、急場のしのぎにもならないだろう。

 

盤石なのは旧来型のテレビタレントと、十分にインフルエンサーと言えるレベルのYouTuber・インスタグラマーか。確かにYouTubeなんかのスーパーチャットで続々入金されているという場面を見るね。あれが本来健全なのかもしれない。
SHOWROOMとか17LIVEとかはそりゃプラットフォーマーの手数料も必要だろうけど、あんまり健全じゃないと思う)

 

 

学校も止まっている。授業が進まない。んで今年は大学入試がセンター試験から共通テストに変更されるけど、それはどうなる?さんざん議論されていたことだが、それどころじゃない状況になっている。それでも月日は着々と過ぎていく。学校も塾も続々と映像授業・遠隔授業を取り入れているが、それがどこまで有効なのか。あまりにも準備不足。

 

学校教育も大きく変わらざるを得ない。こんなことは何年も言われていたことだが、ここまで強制的に変化を求められるとあまりにも大変で、色んなことを考えてしまって心が痛い。あらゆることが変化を余儀なくされているし、この後がどうなるのかぜんぜん予測がつかない。今何をすればいいのか分からない。

 

 

とにかくまずは、死なないこと。経済的・身体的なダメージをできる限り小さなものにする。この際、店やビジネスを畳むってのも良い選択だと思う。死んでしまったり、それでなくても致命的な負債を抱えるよりマシだと思う。リセットしよう。

そして力を溜める。もとの世界(?)に戻ったときに、また動き出せるように。

 

とにかく皆、生きよう。