ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

坂本舞菜ちゃんステージデビュー3周年おめでとうございます

2016年8月11日にスチームガールズの坂本舞菜ちゃんと、アーマーガールズの窪田美沙ちゃんがステージデビュー3周年を迎えた。その3年間の歴史をすべて見てきたわけではないけど、その功績や努力はよく聞いているから本当に素晴らしいと思う。とくに、初代スライムガールズの結成メンバーであること、坂ちゃんはその初代リーダー、みーしゃんは初代センターだったということはよく知られている。今日は特に坂本舞菜ちゃんに関してのブログを書く。



スチームガールズに昇格したのが去年の4月で、もう一年半が経とうとしている。スチームガールズはその後もいろいろなメンバーの変遷があって今は5人で活動をしており、5人であることに安定感が出てきた昨今でありますが、その中でも坂本舞菜ちゃんの存在感は群を抜いているように思われる。もはや欠かせない存在であると言ってもいいだろう。それは仮面女子全体としても言えることである。

その魅力はなんといっても、安心していじれるキャラクター、いつでも周りを明るくしてくれる元気の良さ、ではないでしょうか。MCでもトークバラエティの場面においても、とにかく坂ちゃんに話を振っておけばいい感じに場が和むという安心感。これって誰もができることではありません。また狙ってできるポジションでもありません。プライドが邪魔をしたりしてね。とっさの瞬発力と、いつでも自分をさらけ出せるという強さが最大の武器じゃないかな。そして舞台上で見せるふざけた感じと対照的に、やるべきことはしっかりやる、礼儀を大切にするなどの真面目さが皆に知られているのがまたいいですね。最近はモノマネにも力を入れています。



似ていると言われたり、憧れだと言っている指原莉乃さんに、僕は本当に似ているなと思っていました。僕は最初、そこが面白くて推していたわけですが、月日が経つごとに坂ちゃんの魅力はそこだけじゃないと感じるようになりました。当然ですが、ほかの誰にも似ていない、坂ちゃんだけの魅力がある存在に進化していっているからです。明らかに、かつてできなかったことができるようになっていっている。今の立ち位置に慣れていったということもあるのですが、それも含めて素晴らしい成長をしているように感じます。

そんな坂ちゃんがいるスチームガールズを、これからも応援していきたいと思いました。


画像:坂ちゃんがふざけているのを見て笑う小島夕佳ちゃん




さて、最後に、坂本舞菜ちゃんステージデビュー3周年を記念して、僕が作った同人誌「仮面女子の研究☆」から坂本舞菜ちゃんに関する文章を公開したいと思います。
一年も前に書いた文章なのですが、良かったら読んでくださいね。



坂本舞菜

スチームガール
担当カラー:白。

誕生日:1996年10月13日
ブラスバンド


【画像は3周年のときに撮った坂ちゃんとサラちゃんの2ショット】


現スチームガールズ。中学生の頃にアイドルが好きになり、指原莉乃ちゃんの活躍を見て自分もアイドルになりたいと思うようになる。好きなアイドルは高橋みなみちゃんと指原莉乃ちゃんで、アリス内では川村虹花ちゃんと澤田リサちゃんが推しメン。OZではリーダーでカカシを担当した。かつてはスライムガールズの初期メンバーでありリーダーでもあった。彼女を評する言葉でよく言われるのは「苦労人」というものだ。それは同期の初代ぱー研!メンバーと比べて長い研究生時代を経験していることや、アイドル候補生でありながら裏方として働いていたことをよくネタにしているのが起因していると思われる(スチガの演出でTOSにライトを当てるのが誰よりも上手い)。しかしそれは彼女の魅力を表すほんの一つの要素でしかないだろう。

 坂本舞菜ちゃん、通称「さかもと」「坂ちゃん」がこうしてメンバーピックアップのコーナーの一人目という配置になっているのはとてつもなく大きな意味がある。それはつまり、僕がアリスプロジェクトに興味を持つ最初の入口となり、この深遠なエンタテインメントへの扉を開いたのが他でもない坂本舞菜ちゃんであるということに敬意を払ってのことなのだ。

 きっかけはこうである。たまたま秋葉原の街を歩いていると、ベルサール秋葉原の前でチラシ配りをしている坂本舞菜ちゃんと遭遇した。それだけでは取るに足らないことだ。ライブアイドルの世界ではありふれている。無銭ガッツキ厨の礼儀として話しかけ(もしかしたら話しかけられたのかもしれない)、そのときに渡されたチラシに目をやった。そこに書かれていた一文が全ての始まりだった。
指原莉乃さん推し(モノマネもしています)」
くだらないと思うだろう。安易すぎると笑えばいいさ。でも僕にとってはとても無視できない重要事項だった。
「僕もさっしー好きだよ!可愛いよね!」
その当時は彼女の名前も、なんという名前のユニットに所属しているのかも、よく分からなかった。すぐにアキドラのライブを見に行った。一時間ほど前にお話したその子がいることは分かったのだが、勇気が出なくてチェキを撮りに行くことができなかった。

その後、渋谷のライブハウスで行われる対バンライブで、アリスのユニットを見る機会が続いた。そこで初めて、そのユニットがOZという名前で、その女の子がカカシ担当だと知ることになる。ちょうど時を同じくして、彼女が所属する新たなユニット「肉汁ガールズ」が始動することになったのは運命的だった。僕のアリスプロジェクトヲタとしての入口はパームスでもなく、ましてや「大つけ麺博」でもなく、池袋西口公園で行われた「肉汁祭り」と坂本舞菜ちゃんなのである。

坂ちゃんの特徴といえば、終始自信なさげなところだ。それは例えば現在のスチームガールズでの立ち位置で最後列に甘んじていることや、ライブ中のコールが相対的に少ないこと、あるいは運動が苦手というところから来ているのだろう。それも手伝ってか、いじられることも多い。アリスプロジェクト恒例のコスプレ祭りでは、大抵ネタに走ってしまう。
しかしそこにこそ、彼女の最大の魅力が隠れていると思う。いじられがちな坂本舞菜ちゃんであるが、それはそのまま「愛されている」と言い換えることができる。そのような彼女の性質は、特に「純血254話 組閣発表」などでよく表れている。スライムガールズからOZに昇格することが発表されたとき、これほどまでに皆に祝福されるメンバーがいるのだろうかと驚かれるはずである。

この社会はあらゆる場面において、集団としてより大きな成果を上げることを要求される。国家にしろ、会社組織にしろ、スポーツのチームにしろ、様々な場面はあるが、それは決して優しいことではない。ましてや女の子ばかりのアイドルグループとなれば、なおさらその難易度は増すだろう。そこではキャラクターや役割が多様であればあるほど、その共同体は強くなる。グループの中心に立って、最大規模の注目と声援を浴びる者もいれば、たとえ舞台上では目立たなくともその人がいることによって周りの空気が明るくなり、結果としてグループのパフォーマンスを向上させることに寄与する者もいるだろう。これはどちらも等しく欠けてはならない存在である。前者がスチームガールズのセンターでもある黒瀬サラちゃんであれば、後者は坂本舞菜ちゃんだ。

ある時期は、ソーシャルゲームの元気種のユーザーランキングをスクショに撮って毎日ブログに載せて感謝の言葉を綴るなど(おかげで何回も僕の名前が載った!)、ファン思いの本当に優しい子である。ただ一つ間違いなく言えることは、坂本舞菜ちゃんを推すことによって、後悔する人はいないだろうということだ。