ちろうのレイブル日記

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青春トロピカル丸ラストワンマンに行ってきた

2015年1月30日(金)、青春!トロピカル丸がグループとして最後のワンマンライブを行った。メンバーそれぞれにアイドルを続けたり女優を目指したり、芸能活動を引退したり様々な道に進んでいくようだ。

僕にとって青春トロピカル丸(怪傑!トロピカル丸)は特別なグループではあったのだが、ここ数ヶ月現場には行かなくなっていた。それにはいろいろな事情があるのだけど、長らく7人で活動していたが昨年10月に僕の2推しメンであった七美こはるちゃん、日テレジェニックでも活躍した石岡真衣ちゃんの2人が抜けて5人になったことも、現場から足が遠のいた理由の一つである。今考えればこれがすでに活動終了へのカウントダウンが始まっていたのかもしれない。

初めて見に行ったのが2012年の6月くらいだと思うけどとにかく「怪傑!トロピカル丸」はメンバーとヲタを含めた現場の牧歌的な雰囲気が最高だった。もちろんメンバーと楽曲が魅力的だというのは大前提である。その頃はちゃんと水産業を応援するグループというコンセプトのもと、魚屋とコラボしたイベントをしたり、築地で謎のシャケ試食会イベントみたいなものをやったりしていた。無限拡大しカオス化するAKBグループ現場とヲタ同士の人間関係に疲れていた僕にとって癒しの場だった。そしてなによりももはること百川晴香ちゃんの存在が大きい。

今でも覚えているが初めてチェキを撮ったのが2012年の8月、ここでは「あまりに可愛いから記念に1枚だけ」という感じ。僕にとって「推し認定の証」みたいなもの。その後、12月に立て続けにナイクル(ナイトクルージング)を見てたら「百晴が可愛すぎてツライ」という状況になってしまった。そして年末にファブリカという事務所スペースでメンバーとたこ焼きを一緒に作って食べるという謎のイベントに参加した(参加費5000円)。これがもうコミュ力とヲタ力を試されるイベントで当時まったく認知もなければ知り合いもいなかった僕は完全敗北を喫した。メンバーに話しかける勇気がなく、ひたすらスタッフが作る焼きそばの配給を待つだけの時間だった。(あるいは各々お腹いっぱいになってたこ焼きを作る作業を放り出したあと、メンバーにがっつけない干されヲタと、アイドル側で干されていたじゅりあんぬ(後に純情、AO)のみが延々たこ焼きを焼き続け、そこで干された者同士の謎の連帯感が生まれていたことは今思い返すと笑える)。そんな中僕はイベント中たった一言だけ百晴ちゃんに話しかけた気がする。内容は忘れた。

そんな完全敗北の中、ここでの物販で事前に準備していたプレゼントを渡したのだが、後に私信(ブログで写真付きで晒すこと)となって返ってきた。なんて良い子なんだろうと思った(ヲタは単純なのです)。それ以来2年以上、彼女は僕にとって特別な存在であり続けているし、今もそれは変わっていない。

今だから言うが運営のやり方とか方針があまりうまく行ってなかったと思う。ヘタクソと言うんでしょうか。「怪傑!トロピカル丸」を「青春」と「純情」の2グループに分けて対決を始めたことがまず疑問だったし、その後に純情の主要メンバーであるめろんちゃんこと山口水季ちゃんを青春チームに入れたのは、「人気メンを寄せたのね」という風にしか見えなかった。その後2チームは事務所も変わり、全く別のグループになり共演することもほとんどなくなった。僕自身は百川晴香ちゃんのファンなので青春を継続して見ていたわけだが、ナイクル(ナイトクルージング)というインストアイベントではライブを2曲くらいしかやらず謎の寸劇やら内輪ネタのMCに終始するということもたまにあり、開かれていない感じがした。それはそれで一つの価値であると思う。つまりヲタとしてもいつものメンバー、いつもの雰囲気で楽しめるという安心感。それがあの牧歌的な雰囲気を作る一因となっていたのは間違いない。でもエンタメとしてはやっぱりそれじゃダメだ。ストイックさや残酷さが足りなかったと思う。厳しい視線が足りなかったのだと思う。

まあ僕自身こんなことを偉そうに言えるほどちゃんと見ているわけではなく、すでに書いたようにある時期からほとんど現場から足が遠のいてしまっていたわけなので、ただの個人の感想だと思ってください。そんな中、現メンバーになってからの青春トロピカル丸は新曲を継続的に増やし、また新規客も確実に増やしていた。だからこそ昨年のメンバー2人脱退はあまりにも大きかったと思う。そして今回、グループとしてのラストライブを迎えるに至った。

ライブはとても素晴らしかった。3時間以上、アンコール、ダブルアンコールまで、本当に感動的なライブだった。最後まで青春トロピカル丸らしいラストだった。それはヲタ(マリナー)を含めてのことである。メンバーが捌けていく様子を惜しみながら見送ったあと、お互いに抱き合って感謝の言葉をかけ合うという光景がそこらじゅうで行われた。僕も面識のあるヲタには声をかけ、握手をし「今までありがとうございました。またどこかでお会いしましょう」という気持ちを伝えた。唯一心残りなのが、この日は事前物販のみでライブ後は特典会なし。金曜日ということもありお仕事の事情で到着が開演ギリギリだったのでついに最後まで各メンバーに直接声をかけることができなかった。ライブが終わったのは22時を過ぎていたからね。

「青春!トロピカル丸」は最後のライブを見て改めて思ったけど、メンバーは皆魅力的だし楽曲も素晴らしいし、本当に良いグループだったと思います。こんなグループが活動休止になってしまうのはとても悲しい。でも最後だからこそあの感動が生まれたのも事実だと思う。

いつまでも悲観的になっているだけではダメなので、メンバーもそれぞれ自分なりに活躍してよりよい人生を歩んでいってほしい。百晴ちゃんは事務所に残り芸能活動を続けていくということなので、もちろん変わらず応援していくつもりです。



最後にメンバーのTwitterから拝借した画像。

僕も上手3列あたりにいます!