ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

AKB48第4回選抜総選挙の感想

総選挙の当日ニコ生特番、
AKB48第4回選抜総選挙だ!直前予想からフジ裏実況、反省会まで今夜はまるまるAKB48SP」
こちらの第二部のYoutube&フジテレビ総選挙特番をガチ生実況!」というのにAKB研究会というものの一員として出演してました。Youtubeで完全生中継をしている裏で、それを生実況するというシュールな企画ですが、ご覧になった方はいるでしょうか?MCにこんにちは計画の杉田さん、ライターの岡田さん、岡島さん、ブレーメン大島さん、AKB研究会の皆さんという出演者でした。
(良かったらニコ動タイムシフト、あるいは後に動画が上がるかもしれないので見てください)

打ち合わせもそこそこに、自分の得意とするメンバーが出てきたら適当に話を振られてしゃべる、あるいは勝手にしゃべりだす、というゆる〜い感じで、ニコ生の出演など初めてで最初はすごく緊張したのですが、始まったら徐々に慣れていきました。メンバーの演説に聞き入って誰も喋らないとき(放送的にどうなのかと思うのですが)には、いつ間抜けな顔が抜かれるか分からなかったので気を張りました。

とまあ番組のことはこれくらいにして、選挙を終えてどう感じたかというとまずは予想が外れまくってがっかりしました。正確に言うと僕の予想というのは「さしこ3位」という部分にしか意味がなく、それが外れている時点でまあ予想は失敗だったと認めざるを得ません。6位くらいまで発表されてぼくひとりだけ「指原は3位ですから」と言い放って実際に5位にも出てこず、ちょっと神感が出てきたですが直後の4位に登場して逃げ出したくなりました。(さらにあと上位3人というところで「ぼくは密かに柏木1位もあると思いますよ」と言い放ち、直後に柏木3位と発表され逃げ出したくなった)

ニコニコ超会議の言論コロシアムで中森明夫氏が言っていたと思いますが、今回の大島優子は本当に厳しい状況にいると。これまでの状況を鑑みると1位でなければ陥落(逆に言えば1位で当たり前という状況)、しかし同時に世代交代を望む流れ、アンチの存在があり、どちらに転んでも苦しい。ぼくはAKBヲタというより指原ヲタなのでここらではっきり言いますが、あの収録スタジオにおいても「大島陥落せよ」という空気でしたよ。誰も言わないですけど。それは波乱を求めるとか、世代交代を見たいとか、いろんな意味で。しかし同時に大島さんはAKBヲタであればディスる要素が見当たらないほど努力家ですし大きな存在なので、そのジレンマがものすごいです。(そう考えると前田のあっちゃんは逆に隙がありすぎてさらに神感が増すわけだが)

あと印象的だったのは、トップの得票数が去年の13万から10万に減らしているんですよね。その代わり、2位以下→64位までに分散されている。全体の投票数も去年より増えていて、さらにいろんなメンバーに分散しているので、よりグループ全体の認知度が上がり、多くの人間がこの選挙に参加していると言えるのではないでしょうか。

SKEの躍進は妥当というか、ファンからすれば今更感が。あれだけいいメンバーがいて評価されてこなかったことがおかしい。ということでSKEバンザイ。それでもNMBになるとぐっと入選者が減り、HKTでは一人。世間に認知されるというのは時間がかかるものだなあと実感。

AKBのいわゆる古参ンバーでこれまでの選挙で一度も入選していないメンバーが、今回初めてランクインというのが目立ちました。それもギリギリではなく結構いい順位で。Nさんとか、Kさんとか。。。溜めに溜めたエネルギーが爆発した的なことだろ!今まで順位をつけてあげられなかったヲタの思いが蓄積され、議席数が増えたことも影響し、プレートの歪みが数年間にわたって蓄積され一気に地震が起こる、みたいな。ぼくはそういう風に考えています。ちなみに仲谷明香さんと岩佐美咲さんの躍進は今年1年の活躍が評価されたからですよ!素晴らしい。

同時にフジテレビの生中継もモニタリングしてたけど、ほとんど見てませんでした。あれは正しくAKB48選抜総選挙を報道しているとは言えないでしょう。まるで現場と一般的なテレビの視聴者とではまるで違うものを見ているかのような。そんなこと初めからわかっているんですけどね。ちらちら見ていたらやたらと指原さんが映っているのが見えました。もはやさしこのためのための特番といっても過言ではないでしょうね。大分の商店街の特設ステージとお母さんもやたらと映っていたし。ちなみにぼくが先週訪れた竹町商店街(ガレリア竹町)でしたね。ぼくは大分の街を勝手に第二の故郷と思っているので、感慨深いものがありました。

他にも松井玲奈さんの後退とか、納得いかないこともあったけど、びっくりの結果もあったり、渡辺まゆゆの躍進があったりで良かったのではないでしょうか。あと篠田麻里子さんのスピーチが素晴らしかったですね。いや、生放送中だったからはっきりは見ていないんですけどね。生放送の最後でもまとめコメント的に言わせてもらいましたけど、ここでもう一度書いておきますね。

ファンとしては順位を予想して、結果に一喜一憂してまあ楽しいイベントですよ。しかしひとたびメンバーの視点に立ってみると、この結果から何を感じ取るのでしょうか。議席数が増えたとはいえやっぱり順位がつかないのは多数派なわけで、ついにこの日一度も名前を呼ばれなかったメンバーは何を思うのでしょうか。総選挙って1年間努力を継続して順位を上げていくことに意味があるのであって、あるいは圏外から順位をつけていくことに意味があるのであって、今回の結果単体では意味がないと思うのですよね。そこで篠田麻里子さんのコメントは素晴らしかった。最年長で、「お前が引っ込めよ」的なことを言われかねないリスクを背負いながら、圧倒的な存在感で下の世代を鼓舞した彼女をぼくは讃えたいと思います。


そして最後に一つ、つまり見習うべきは「指原莉乃」しかいないということですね。彼女たちも、そして何ものでもないぼくたちもね。