ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

6月17日の個別握手会に行ってきた

幕張メッセで行われた、AKB48の「真夏のSounds good!」発売記念個別握手会に行ってきた。それは指原莉乃さんの激動のもろもろの事件(文春での元カレ暴露、ANNで涙の謝罪、HKTへの電撃移籍)があった直後の握手会だった。その日の握手券を奇跡的にぼくは3枚取っていたのだ。(AKBの握手会に詳しい読者ならこれがどれほど奇跡的かお分かりになるだろう。指原さんは一次販売で申し込まなければ握手券が取れない人気メン。握手会は3日間あり、申し込めるのは全体で3枚まで。つまり3日間のうちのこの日に、さらに他のメンバーを一切無視してたった一人のメンバーに集中させていたのだ。分散させるとめんどくさかったからというだけなんだけどね笑)

ぼくはこのタイミングで指原さんと対峙しなければならなかった。彼女はどんな顔をしているのか、そしてぼくはどんな顔をして行けばいいのかわからなかった。とはいえ何か会話をしようというつもりは無かった。「大丈夫?」と聞いたって「大丈夫」という答えが返ってくるだけだし、「がんばれ」と言葉をかけたって「ありがとう」という答えが返ってくるだけだ。「週刊誌ではあんなこと書かれてたけど、アレって嘘だよね?」などと聞くのは野暮だと分かっている。つまりできることと言えば、向こうからの返答を期待するのではなく、ただ伝えるべきメッセージを端的に伝えるだけだと思った。

一つはぼくの正直な気持ちを伝えた。それはつまり、「ここ1年で、ぼくはものすごくさっしーファンになってしまった」ということだ。指原さんがメディアに多く出始めたこの1年においてファンはずいぶん増えたので、このような言葉はよくかけられると思うが、ぼくがそのように伝えることには大いに意味がある。なにせぼくは指原さんが研究生時代の2008年から知っている、最初期のファンだからだ。だいたい古参のファンというのは「お前昔はこんなんじゃなかったよな」とディスるか、とっくに推し変をしているかである。しかしぼくはこの1年で、より一層指原さんに注目させられた。指原さんは去年の生誕公演でも言っていたが、何かにつけて「変わった」と言われたり、ファンが離れてしまうことが辛いと言っていた。応援している対象に人気が出てきて寂しい気持ちになるのは、ファン心理としては当然のことだろう。それを彼女のせいにするのはいかがなものか。変わったのは環境で、彼女自身は精一杯やっていることの変わりはないのではないか。だから少し恥ずかしかったけど、ぼくの正直な気持ちを伝えることは彼女に自信を持たせることができるのではないかと思った。

そしてもう一つは「四の五の言わずにブログ読めコノヤロウ」ということだった。これは感触としては読んでくれそうな雰囲気だったので良かった。大分への聖地巡礼や、そのレポート等のフィールドワークも無駄ではなかったのかもしれない。



さて握手会が終わって、各種ネットニュースやメディアでは指原さんの話題ばかりで、ネタは尽きないなあと思った。あるネットニュースでは「握手会で指原さんにネガティブなことを言うファンはいなかった」とか「辛くなるようなことを言ってくる人はなかった」とか。そりゃそうでしょう。わざわざ握手会場に出向いて暴言を吐くとはなんというエネルギーか。しかも握手レーンでは真横に古参スタッフ(松○さん)が睨みを効かせているのでヘタなことはできないという。。。まあでもネットで悪口を書くのと本人に伝えることって大きな隔たりがあるよね。


あれから1週間弱経つけど、すでに福岡でのメディア関係が盛り上がっていて歓迎ムードに。本当にタダでは転ばないなあ。なんか本当に指原さんは福岡で、九州で、HKT48で伝説を作るんじゃないかという気がしてきた。

しかし事態はようやく落ち着いてきた感じがするけど(ぼくが落ち着いてきただけ?)、本当に激動だった。さんざんメディアで消費され、ファンが瞬く間に増え、元カレがいたんだとこき下ろされ、深夜のラジオで涙の謝罪をし、直後に笑顔で握手会をするって。。。すぐに引越しの準備をしなければならず、また新しい環境で生活が始まる。どんな心境なの!?本当に今更だが、売れっ子のアイドルというのは一般人が想像もできないようないろんなものを抱え、環境に耐え、過酷な状況を強いられるものだな。ファンは見守るしかないけどね。