ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

ぼくの経済状況

昨日の日記でだいぶ偉そうなことを書き散らしてしまいましたが、基本的にはニートですので金がありません。しかし金がなくても楽しく過ごしていられるということが分かったのはここ1年くらいのことです。ぼくがいかにしてニートになったのか、またニートでいられるのかについて、お金のことははっきりさせておかなければならないと思うので、ぼくの経済状況についてのお話をします。

ぼくは上京してから去年までの4年ほどのあいだ、AKB48にハマってしまい、けっこうなお金を使ってきました。今でこそメディアでAKB商法だ、握手会だ、総選挙だと騒がれていますが、全国的には全く認知されていなくて、アキバのイロモノ扱いされていたときからせっせと秋葉原に通い、握手会に通い、イベントに通っていました。当時の推しメンは小林香菜ちゃんでした(照)。チケット代や、交通費や、CDを買うお金や、友だちと飲みに行く食費などが必要です。それはバイトとはいえ働いていたことや、出版社で働いていた時の給料がありましたから、普通にそういう金が捻出できていました。というかこれはぼくのこの趣味に限らず、世間一般のどんな人が持っている趣味でも普通に必要となる費用です。しかしある時からそれが別段楽しくなくなってきました。むしろお金を使うのがもったいないと思い始めたのです。

それとほぼ同時期に、働くということに疑問を感じ始めました。朝決まった時間に起きて、電車に乗って、会社に行って、時には会社の仲間と飲みに行って、帰るというのがつまらなくてしょうがなかったのです。いや、これはもう随分と前から感じていたことではあるのですが、趣味に使うお金は捻出しなければならないし、たまには服を買ったり美容院に行ったりしなければならないし、お酒を飲んだりもしたいしなんてことも考えていたのでしかたなく働いていたのです。

ここでシンプルなことに閃きました。何かを得るためには、何かを失わなければならない。何かを手放せば、何かを手に入れられる。つまり、お金のかかる日常を一切封印すれば、とりあえずは働かなくても良い毎日が得られるのではないかなと思ったのです。

幸いにもぼくはタバコは生まれてこの方一度もすったことがないし、お酒は学生のころに十分満足したし、ギャンブルはやりません。およそお金のかかりそうな趣味がありません。そして考えれば考えるほど、倹約と言いますか、お金を使わないで生きることに長けているんじゃないかと思えてくるのです。そりゃアイドルのコンサートに行けば楽しいですが、YouTubeで見ていても同じくらいに楽しい。おもしろい有名人を見つけたらニコニコ動画で検索。その人がしゃべってる動画だったら3時間でも5時間でも平気で見ていられる。今のところ一番楽しい時間かなあ。本を読むのが好き。自慢できるほど多読ではないですが、まあ人並みに。テレビゲームなんかもコストパフォーマンスが良いですが最近ゲームをする根気がないのがネック。お金を使わないでも十分楽しめるということに気付いたのです。

そして約半年前、満を持してニート生活に突入しました。とはいえ収入がゼロ円では生きてはいけません。今は働いていたときの貯金と、ヤフオクを使って不用品を売ったりしています。まあでもこれもいつまでもつかは分からないのですが。。。親に小遣いをもらったり、消費者金融からは借りたりはしていません!あ、親に借金はしています。上京する時の費用と、お笑い養成所の授業料です。学生時代は部活に打ち込む好青年でしたので、さすがに払えませんでした。。。総額で100万円くらいになるのかな。これは見方によっては子ども(ぼく)の教育費と捉えることもできますし、うちの親は優しいのでチャラにしてくれるのかも知れないのですが、ぼくとしてはけじめをつけるためにも将来的にはきっちり返したいと思っています。もし100万円あったら真っ先に親に渡します。本当です。神様に誓ってガチです。母さんに誓ってガチです。だれか100万円ください。