ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

2018年の振り返り

2018年が終わる。備忘録として2018年末の時点で考えていることを書き残しておく。


■仕事関係について

今年は職場環境でいろいろ変化があった。詳しくは書けない。相変わらず変わらないものもあれば、なし崩し的に変わってしまったものもあれば、変化を起こそうとして反映されていないという事案もある。むしろ職場における僕の不変ぶりはすごいので(いゃお前が変化しろよ)、相対的に勝手に周りに変化が起こってしまった。

つい先日こんな記事があった。

「栄光ゼミナール」の塾講師が過労死で労災認定

「栄光ゼミナール」の塾講師が過労死で労災認定というニュース。僕の職場環境の変化はここに象徴される。本質は何かというと端的に人手不足なのだ。今、こういうところで正社員となって教室長をやろうという人材がいない。比較的誰でも採用されるから、入ってくる人はいるものの、離職率もまた高い。それでバイト講師が代理で教室運営を行うことでその場をしのいでいるわけだが、それも対症療法でしかない。彼らバイト講師はきっと大学卒業とともにその仕事からも卒業していく。

これをけしからんとか、職場環境の改善を、とか思うわけではない。ならば俺がこの環境を変えるんや!と思うこともない。むしろこんな個別指導塾という存在こそが、何か非生産性の象徴に思えてならないから。そんなことはさて置き、なぜ人手不足なのかを考えなければいけない。なんというか一つの時代が終わっていると思うんです。個別指導塾はここ10年くらいのトレンド(流行り)で、それが終わりつつある。というか塾に限らず、あらゆる世界がめまぐるしく変わりつつあるのでその一環でしかないんですけど。

最近はITを取り入れた小規模個人塾が静かなブームですね。理にかなっていると思います。その流れはどんどん加速していけばいい。最終的には完全に無料(もしくは安価で)、映像を使った授業で、しかもやりたい人だけが勉強をすればいいと思うんですよね。

とにかく特に都会の話なんですけど、中学受験とかで洗脳とマウンティングが横行しているのが問題だと思う。勉強ってできる人とできない人がいるんですよ。スポーツと同じで。「プログラミング」も「英語」もそうなんですけど、必要ない人まで「これやらないと生きていけないんじゃないんだろうか」とかいう劣等感を植えつけられて、そこに中途半端に金を持った馬鹿な親が絡むと目も当てられない。不安を煽るのが一番金になる、というのは不変すぎる真理ですね。

僕の今のところの仮説は、幼少期は受験戦争に巻き込まれない地方で過ごし、月に数回は都会に行って文化に触れ、映像や本を駆使して趣味の幅を広げる。義務教育(中学内容)レベルに付いていけそうなら高校、有名大学に進学。中学レベルで挫折してしまうようなら職人的技術を身につけるとか、高卒で社会人デビューして経験を積み始めるとかがいいんじゃないだろうか。わからんけど。


■私生活について

最近はアレもコレもコンテンツを取り込もうとして、圧倒的に時間が足りないと感じている。そんなことを書くと「あら、勉強熱心ですね」なんて思われるかもしれないが、なんてことはない、テレビ、Youtube動画、ブロマガ動画のことだ。

例えば「水曜日のダウンタウン」「月曜から夜ふかし」「さんまのお笑い向上委員会」という番組がある。これの毎週録画を始めてしまったら最後だ。くだらない(むしろ不快になる)部分もあるが、面白すぎて神懸っているときもあるから、見ないで削除することができない。勉強になることも多いんですよね。

絶対に全部見ると決めている番組もある。「プロフェッショナル」「情熱大陸」「100分de名著」「ホンマでっかTV」「アメトーーク」「秘密のケンミンSHOW」「林修先生の今でしょ講座」「林先生が驚く初耳学」etc・・実はこれだけじゃないんです。録画を続けてて未視聴なのが30本溜まっている番組もあります。自分で書いてて怖くなってきたんで辞めます。今どきこんだけテレビ見てる人いないでしょ・・・

Youtubeでは「QuizKnock」「ヨビノリ」は基本的に全部見てる。カジサックは芸人が出るときは大体。今はabemaTVの「ドラゴン堀江」が面白すぎる。ネット動画は基本的にはブロマガ(詳細は秘密)。newspicks動画も見ようと思えばいくらでも。

相対的に読書の時間が減っている気がする。積ん読はもちろん、いつかは読みたいなあと思っている古典に手をつけることもできない。映画は元々見ていないですけどね。今、小説を読むって、時間の投入具合で行ったらとんでもないことだと思う。そこそこしっかりしたサイズのものを読もうとしたら4〜5時間かかるわけで。今の時代にそんな時間を捻出できるのは相当な物好きです。

よく言われることですが、人々のコンテンツの鑑賞スタイルがどんどん細切れになっている。Youtubeが象徴ですが、5〜15分くらいが主流でしょう。それでテレビも1時間番組よりも30分(お笑い向上委員会、情熱大陸)、25分番組(72時間、100分de名著)の方が見やすいってのはありますね。

教育動画界においても、動画一つにつき5分で1単元という流れになってきている。動画サイズが30分というだけで見る気が失せるんですよね。

この流れは変えられないんだろうけど、人の集中時間がどんどん細切れになっていて、これで深い思考はできるんかなと思わないでもない。だからこそスマホを手放して寺にこもるとか、瞑想とかが価値を持ち始めているんだろうなあ(映画は2時間、スマホも閉じて非日常空間を体験するコンテンツとして機能している)。
5分しか集中力が持たない、それで成り立ってしまう環境を生きる子供って、どんな大人になるんだろう。僕は嫌な予感しかしないけど。そんな時代に集中力を養うにはどうするか。なんにせよ好きなことを見つけて突き詰めることだと思う。

何か話がそれた。


■ヲタ活について

今年も仮面女子を応援した。

1月、超加入式
8月、黒瀬サラちゃん生誕
11月、仮面女子から5人の卒業が発表。順次、卒業公演が行われる
12月、坂本舞菜ちゃんの卒業式、森下舞桜ちゃんの生誕祭、桜雪ちゃんの生誕祭(卒業発表)

魂の推しメン3人(サラちゃん、雪ちゃん、まおぴ)の生誕公演に参加するという密かな目標は達成された。それはさておき、5人の卒業はあまりにも大きな変化だ。それだけではない、僕の魂の推しメンであるところの桜雪ちゃんも平成の終わりに合わせての卒業を発表した。

そういえば僕のヲタ活の原点とも言えるHKT48指原莉乃ちゃんもついに卒業を発表した。これはいつ起こってもおかしくないと思っていたことだとは言え、一つの時代がまた終わるのを感じる。

世界は否応なく変化している。今はとにかく、卒業する彼女たちのこれからの活躍、残ってこれからを任されるメンバーの活躍を願うのみだ。むしろ変化する彼女たちに、僕はどう応じていけるのか。そんなことを感じている。もう見守るだけなのは、嫌なんだよ。



■最後に

なんか意味深な感じで終わってしまったが、2018年に準備を始めたことがあった。本当は今年中に仕上げたかったけど、もう少し時間がかかりそうだ。だけど頑張る。やるしかない。それでは皆さん、良いお年を。2019年に会いましょう!