ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

関西方面を周遊してきました~その2

4日
7:30
JR難波駅を出発。

 

8:30
京都駅に到着。
奈良線の電車でジャージャーハウス住人(1年前のGWに高山に来た人たち)と合流。
ここからが本来の京都奈良周遊。開始時点から疲労困憊なんですけど・・笑
そのまま南下し桃山駅へ。


乃木神社
乃木神社って全国にあるのな。乃木希典将軍に思いをはせる。
ここ京都伏見桃山乃木神社が建てられたのは、明治天皇崩御に際して乃木大将が遂げた「殉死」にあります。
明治45年、明治天皇崩御あそばされる。御陵は「朕が百年の後は必ず陵を伏見に営むべし」とのご遺志により、伏見桃山の地と定められました。
天皇の霊柩が皇居から斎場に向けいよいよ車列の出発を告げる号砲が鳴り響いたまさにその刻に、乃木希典は妻静子とともに赤坂の屋敷にて自刃されました。

うつし世を神去りましし大君の 御あと慕ひて我は逝くなり 希典
神あがりあがりましぬる大君の みあとはるかにをろがみまつる 希典
出でましてかへります日のなしときく けふの御幸に逢ふぞかなしき 静子

R.I.P.

 

明治天皇
R.I.P.


次に黄檗駅へ。
桓武天皇
萬福寺

 

宇治駅
宇治駅といえば宇治抹茶平等院鳳凰堂(10円玉)ですよね。
人が多い観光地を毛嫌いするジャージャーハウス界隈、駅を降りた瞬間に人の多さにイヤな予感がする。
平等院に通じる参道が歩くのにも不自由な感じ・・飲食店にも入れない。
ということでほっともっとで弁当を食って、宇治橋の下で食うことに。

 

宇治橋は646年(大化2年)に初めて架けられたという伝承がある、日本三大古橋の一つに数えられる。
現在の橋は1996年(平成8年)3月に架け替えられたもの、とのこと。

歴史ある橋の下で、川の流れを眺めながら食う弁当はこの世で一番うまい弁当だったのかもしれない・・

宇治橋をバックに紫式部像とパチリ

宇治抹茶ソフトと団子のセット。500円。完全に、勝利を収めた。誰か、敗北を教えてほしい。

宇治抹茶ソフトと団子のセット

14:00
天理駅へ。
駅の前に古墳のオブジェ。天理駅前広場コフフン。ステージもあって何かのミュージシャンが演奏していた。

人類のふるさと。どんな人でも「おかえりなさい」と言ってくれる町、天理。
天理教によって構成されている町。
長い長い商店街を通って、協会本部へ。
行き交う人たちが黒い法被を着ている。青年部とか高校部とか?書いてある。

 

天理教教会本部
天理教は江戸時代の天保9年(1838年)に、教祖・中山みきによって始められました。日本国内を中心に、約1万4千の教会があります。
天理教信仰の中心は、親神・天理王命(おやがみ・てんりおうのみこと)によって人間創造の地点と教えられる聖地「ぢば」です。奈良県天理市に位置し、天理教教会本部の神殿と礼拝場は「ぢば」を取り囲むように建てられています。

天理教の大切な教えとして「陽気ぐらし」があります。

人間がお互いに助けあい、陽気に暮らすこと。日々の生活の中で「陽気ぐらし」にふさわしい心になるよう、親神様から大きな期待がかけられています。それは自己中心的な心遣いをやめて、他者の幸せを願い、助け合う心へと成長していくことです。

陽気にくらすって、人生を楽しく生きるための本質ですよね。稲垣教育研究所でも教育の柱として取り入れようかな。

天理教教会本部


あまりにも壮大な天理教教会本部。だだっ広い大広間。
下手な神社より立派で、厳かな気分になれます。
参拝者は「みかぐらうた」の第一節から第三節まで唱えながら、手を振るとか。
あちこちからその参拝の歌が聞こえてきて、それに合わせるようにお祈りをしました。

その広い大広間をぐるっと取り囲む広大な廊下は、子供連れが雑巾がけをするアクティビティにもなっており、いいなって思った。
なお、北のほうには教祖殿があり、教祖様が今でもお隠れになっているのだ。

 

とても神聖な気持ちになってから、商店街を戻り天理ラーメンを食う。
白菜、ニンニク多めのスタミナ系。実に、いい。

天理ラーメン、半チャーハンセット

17:00
本当は天理市にある石上神宮にも行く予定だったのですが、時間の関係で翌日に回し、奈良駅に戻る。

奈良駅から、奈良公園に至る三条通りという通りを歩き、興福寺とか五重塔とかのふもとにあるホテル(古っ都ん100%)にin。

 

20:00
夜の奈良を散策。南円堂、北円堂、満月と五重塔奈良公園のシカのにほひ(くさい)(シカはいない)。
銭湯。年季の入った老舗。風呂上がりに謎のインスタントコーヒー、30円也。百均、スーパーで散財、
宴、枝豆の袋が開かない事件が発生。たこ足コード、貸してもらえない。寝る。


5日
8:00
出発。
奈良駅トヨタレンタリースで車をGET。
天理市の石上(いそのかみ)神社へ。

 

石上神宮
日本最古の神社。古代豪族物部氏の総氏神で、大和朝廷の武器庫だったとの記録もある。
ここにはかつて本殿がなく、拝殿後方の禁足地を御本地(ごほんち)と称し、その中央に主祭神が置かれていました。
明治7年に禁足地が発掘され、大正2年に御本殿が造営されました。
禁足地は今でも、布留社と刻まれた剣先状石瑞垣で囲まれている、とのことです。

放し飼いにされているニワトリとともに。神の使い。

 

纒向遺跡(まきむくいせき)
初期ヤマト政権発祥の地、邪馬台国候補地。
農耕具がほとんど出土せず、土木工事用の工具が圧倒的に多いことから日本最初の「都市」、あるいは初期ヤマト政権最初の「都宮」とも目されている。


●昼メシ
奈良といえばの三輪そうめん。そうめん時発祥の地。そうめんの始まり。ジ・オリジン。
紀元前91年、大物主命の五世の孫である大田田根子命大神神社の大神主に任ぜられ、その十五世の孫の次男が基金と疫病に苦しむ民の救済を祈願したところ、神の啓示を受けて三輪の地で小麦を作り、そうめんを初めて作ったという。
油かす入りにゅうめんと迷ったけど、ここは基本に忠実にシンプルそうめん(大盛り)、かやくご飯付き。

シンプルにして至高、三輪そうめん

お店でそうめんを食うことってあんまりないけど、あらためてそうめんの美味さに開眼。これだ!

 

●大神神宮(おおみわじんじゃ)
これの読み方がいつまで経っても覚えられねえ・・おおみわじんじゃ。三輪山をご神体とする。奈良県桜井市

ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けず拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初のスタイルを今も受け継ぐ、わが国最古の神社。

駐車場から神社に向かう途中に大鳥居、ニの鳥居をくぐる。

まずは大鳥居

大神神社、二の鳥居

大神神社には本殿がなく、拝殿が神社の建物の中でももっとも重要な位置づけになっている。
拝殿の後ろには三ツ鳥居があり、三輪鳥居ともいわれる。拝殿とご神体である三輪山を区切る最も神聖な場所。
三ツ鳥居は普段、参拝者の目に触れないようになっている(見せてくれって)。


箸墓古墳(はしはかこふん)
「昼は人、夜は神が作ったという言い伝えがある。姫命は崇神天皇の祖父の妹で、三輪山の神、大物主の妻となった人物。夜しか訪れなかった神は姫の願いを聞き入れ朝まで泊まったが、その姿は蛇だった。姫が驚き騒いだために愛想を尽かして神が帰ると、公開した姫は箸で陰部を突いて自害したと伝えられ、そこから「箸墓」と名付けられた。卑弥呼の墓とする説もある。」

 

●黒塚古墳
「何度も盗掘の試みがなされた痕跡がありましたが、築造されてしばらく後に起こった地震で石室の上部が崩壊し、結果として盗掘から守られました。
1997年から1998年にかけて発掘調査が行われ、鏡や刀剣類など様々な宝物が埋葬されていました。
三角縁神獣鏡(33枚!)は卑弥呼が魏の国からもらった鏡だと考えられています。」

 

●行燈古墳
●櫛山古墳

●牽牛子塚古墳
●越塚御門古墳

石舞台古墳
埋葬者は蘇我馬子という説が有力。拝観料300円
元は土を盛り上げて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出している、とのこと。
一見、どでかい石が積み上げられているだけに見えるが、下に大きな空洞が!
石室はほとんどの埋葬品が盗掘にあった後であり、石棺の破片等が発掘されるにとどまった。

石舞台古墳、下にはどでかい空間が!

●都塚古墳

 

飛鳥寺。入場料350円。
設立者は蘇我馬子。本格的な伽藍を備えた日本最初の仏教寺院。
外に設置されている看板の、クセがすごい。
「驚くなかれ!佛法(仏教のこと)最初という寺のいくつかある中でも又、シルクロードの終点といわれる寺のいくつかある中で飛鳥寺こそその終着点であり、日本の起点になったことは先ず疑いなき事実なり。」

飛鳥大仏の通称で知られる、釈迦如来像とともに

ここで大事件発生。
僕は寺社仏閣で良い感じのデザインの絵馬があると収集するというのを趣味にしているのですが、たくさん奉納されている絵馬が物販コーナーに売っていない。んで「絵馬はないですか?」と聞いたら、「売り切れました」とのこと。

 

ウサギの絵が描いてあったのですが、数量限定なんや。売り切れることってあるんやな~(もっと数用意しろ)とか考えて(憮然として)いたら
物販のおばさんに「もしかして、乃木坂の・・ごにょごにょ」とか言われる。

はて?乃木坂とは?
「(乃木神社に行って乃木将軍にご挨拶はしてまいりましたけれども、乃木坂って東京にある坂ですか?それが何か。いや、)もしかしてアイドルグループの乃木坂ですか?はて、それが何か」
「えっ、ちがうんですか!!?乃木坂のファンの人以外で絵馬を買おうとする人を初めて見たので」

 

いゃ知らんがな!!!!!!!!
知らんやん!!
乃木坂46をけん引する人気メンバー齋藤飛鳥ちゃんと、飛鳥寺の名前がかぶっていることにちなんで、最近の乃木坂のテレビ番組でシングル曲のヒット祈願で数人のメンバーが飛鳥寺に来ていて、メンバー本人が絵馬にお願いを書いて奉納されていて、それが実際に見れて(中西アルノとかいた)、乃木坂ファンの中で飛鳥寺がにわかに聖地になっていて、メンバーも願いごとを書いた絵馬がとっくに売り切れているとか、知らんやん。
こちとら純粋に、絵馬が欲しかっただけやん。絵馬を求める一般人、普通にいるやろ!
こちとら齋藤飛鳥ちゃんに思いを寄せたことがないねん。僕が好きなのはかつての長濱ねるちゃん、今は丹生明里ちゃんだけ。
僕は齋藤飛鳥ちゃんより飛鳥寺に価値を感じているねん。それなのにこの偏見。ステロタイプ

 

見た目でアイドルオタクであると決めつけられ、やはり身体に染みついたオタク臭というものは拭えないんだなということを強く感じました。デザインも微妙だったし、二度と買わねえよ。こちとらウサギのデザインが欲しかったわけじゃないし。

 

高松塚古墳
壁画資料館は回避。

 

17:00
本日の宿泊場所へ移動。
コイディーがエアビーで予約してくれた家。郊外の住宅地。
ホストのおじさんがBBQの道具、食材一式を手配してくれるらしい。1人2000円。

味のある一軒家。
部屋は3部屋あって最大5人まで泊まれるところに3人で(1人途中離脱のため)。
そこの向かいに住んでいるおじいちゃん。
一通り家のことを教えてくれた後に、BBQの準備。
炭火と、ボタン一つで風を送り込む自家製の機械(DIY)。
あっという間に火おこしの完成。

カルビ、鶏もも肉、ウインナー一袋、野菜、サンチュ的な葉っぱ大量、ライスはさとうのごはん(人数分)。おじちゃん手製のサツマイモ&バター。酒は持ち込み。

宴やあああああああ~~

やっぱBBQだよね~

終わったら焚火。火起こしもしてくれる。
炎を眺めながら心をいやす。

 

23:00
シャワーして酒飲んで語って就寝。最高のエアビー体験。

 

(その3に続きます)