ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

稲垣教育研究所からkindleダイレクトパブリッシングを刊行

ご無沙汰しております、チロウショウジです。ついにと言ってはなんですが、ついにKDPに挑戦いたしました(KDPとは、kindleダイレクトパブリッシングのこと)。もう5年以上まえから、それこそちきりん氏とかイケハヤ氏とか元祖ネットインフルエンサーの人が電子書籍で自分で出版!?みたいなことをやり始めた時から、ずっと僕もチャレンジしたいと思っていたのですが・・やり方が分からず断念しておりました。(「Chikirinの日記」の育て方、買って読んでたんだけど調べたら2013年なのかよっ・・もう8年前)

 

そうそう、なんかアメリカの源泉徴収を免除されるための登録(英語で申請)とか、epubだかmobiだかっていう形式にしないといけないとか、縦書きに出来ないとか、wordが使えないとか、一太郎が使えるとか、もう何かとにかく訳が分からなさ過ぎて断念していた。Wordで適当に作って印刷会社に送り付けて製本するほうがよほど楽だった。

 

ただ去年くらいに改めてちょこちょこ調べてると、Wordだけで、縦書き原稿も、売上口座登録も簡単になっているという情報を仕入れていました。今やプロブロガーよろしくKDPで軽めの本を量産して副収入!みたいな流れにもなっているらしい。それでもPCにWordが入っていなかったり、良い感じのPC環境が無かったりと、やはり手付かずになっていたのですが、ようやっと重い腰を上げたという感じ。


というわけで参考にしたのが→このサイト(動画)

検証レポート:Word だけで縦書きの電子書籍は作成可能か?[前編] | 電子本のつくりかた | 電子出版の学校

なのですが。いざやってみたら・・・あまりの簡単さに拍子抜けした。

 

皆さん、KDPをするのに何も特別な知識は要りません。本文と表紙さえ準備してしまえば、必要なのはPCとWordとネット環境だけ。とくにこれまで長めの文章を書いたことがある人とか、同人誌界隈の人とか、ブログに文章を書き溜めている人なんかは、すでに手元にコンテンツがあるわけですから、あとはWordで適当に体裁を整えて、アップロードするだけです。


KDPでkindleで自分の本を発行するまでの手順

①KDPに登録する。
住所やら著者名やら銀行口座やらを登録する。登録は→ココから

②本文を書く
これは皆さんすでにやられていることです。

③Wordで体裁を整える
ここが本文以外でやや手間がかかると言えばかかるのですが、Wordに張り付ける、目次を設定する、章ごとにページ区切り。縦書きにしたときに読みやすくする。数字は漢数字にするか全角にする、ローマ字も全角にするか、あえて半角か。僕の場合は同人誌作っているときに縦書きの数字で縦中横を多用していたのですが、これはkindleビューワーで上手いこと表示されず改行されてしまったので、使わなくしました。

目次に関しては、Wordの目次機能を使い、タイトル→章タイトル→節タイトルを設定し、見た目を整えるだけ。(ちなみに個人的にこの目次機能も一切使ったことなかったので勉強になった)

④表紙をつくる
これも適当に自分で作ればよいのですが、いざとなればクラウドワークスとかで数千円払って外注するという手もあるようです。

⑤アップロードする
あとはアップロードするだけです。その際に書籍の説明、値段の設定などを行います。
kindleに承認されるまで数時間(~24時間?)かかるようですが、僕の場合は次の日の朝にはバッチリ検索で出てくるようになっていました。

泡沫KDPにおいては、kindleアンリミテッドで読めるようにするのが一般的らしく、僕もそうしています。これは読まれたページ数に応じで報酬が振り込まれるようです。

 

そんなわけで、今回KDP第一弾として登録したのが、チロウショウジの同人誌として2016年末に発行しました『本当によい教育を実現するための覚書』です。

 

 

あれから5年近くが経ち、僕自身も東京を離れていたり、稲垣教育研究所を立ち上げたりと、中身を最新の情報に更新いたしました。社会全体の変化とか、YouTubeの状況とか、それこそセンター試験が大学入試共通テストに代わっていたりと、5年という月日は大きいことを感じます。

 

冊子版からの大きな変更点としては

●「第7部、メンターの紹介」の項目を簡略化しました。これは後にこの内容を膨らませた同人誌『現代日本人がウォッチするべき七賢人』にガッツリ書いたためです。

●「本当のさいごに 【補論】アイドルについて」の項目を割愛しました。これは個人的な趣味が多分に出ているもので、あまり本作と関係ないと思ったからです。最近noteにて全文を公開しました。よろしければそちらも見てください!

【本当によい教育を実現するための覚書】所収「アイドルについて」|ちろう|note

 

元々全体的に文章が多すぎるところがあったので、ずいぶん読みやすいものになりました。ということで、すでに同人誌で読んでくれていた方も、まだ読んだことない方も、ぜひダウンロードしていただけると嬉しいです。特にkindleアンリミテッドの方はおススメです!

※お願い

チロウショウジおよび稲垣教育研究所のことを少しでも応援していたいという心優しい方は、ぜひkindleのレビューを書いていただけると嬉しいです。またちょっとした拡散にもご協力していただけるととてもうれしいです><