M-1グランプリ2018が終わりました。決勝当日はヲタ活方面で外せない用事があり、昼間の敗者復活戦と夜の本戦と録画しておいたんですが、情報を入れないまま帰宅後まっさらな状態で見るということができました。Twitterさえ開かなければ情報統制は可能！（あとスマニュー通知とかLINEとか要注意）
若手芸人を動画で積極的にチェックするということも最近はしなくなったので、敗者復活戦に出ている芸人で知らない人が多い（汗）。ワタナベ勢がいなかったのが気になった。
準決勝に勝ち残るのも厳しい戦いなのね・・
だから知っているコンビに肩入れしてしまうわけですが、三四郎はちょっと良かった。インディアンスも良かった。個人的にはプラス・マイナス（ラストイヤー）がめっちゃ面白くて、経験も長いし、ぜひ決勝に進んで欲しかったけど、やはりミキは強かった。さらばは滑ってた。
決勝進出者。すごいね。和牛、ジャルジャル、スーパーマラドーナ。何年出てるんだっていうくらいの安定感。新顔として霜降り明星、見取り図。ベテランのギャロップ。キングオブコント王者のかまいたち。ゆにばーすも2年連続で出てくるのすげえ。そして謎のコンビ、トム・ブラウン。
・見取り図
面白かった！「あたおかでした〜」好き。
やっぱり出順って大事やね〜。僕は90点は付けたね。
・ギャロップ
ギャロップって10年以上前にオンエアバトルで見てたのと、大阪で人気だということは知っていて、オンバトで見たときもめちゃくちゃ面白かったから楽しみにしていたんだけど。巨人師匠が言ってたけど「なんでそのネタやったの？」って思った（笑）。絶対もっと面白いネタあるのに。ハマらなかったなあ。劇場でめちゃくちゃ受けるのに全国テレビで映えないタイプ。
・ゆにばーす
やっぱり最初に川瀬名人が噛んじゃったのが痛かったのかなあ。ドキっとして笑えない空気になってしまった。一発本番の舞台こええ。はらちゃんの安定感ヤバいな。芸達者。まだまだ挑戦できるから頑張って欲しい。
・ミキ
安定感と勢いやばい。うまみ。「オーディションに履歴書送るネタ」、今まで見たミキのネタの中で一番好きだった。
・ジャルジャル
またとんでもねえネタをノーミスでやりやがった！もうちょっと展開するのかなと思ったけど違った。オチが弱かったかなあ。
・トム・ブラウン
まったく知らない状態で見たら、とんでもなかった。クッソ笑った。今回のM-1で一番笑った。後でYoutubeとかでネタ番組出てるの見たらさらにヤバかった。志らくのコメントの途中でほかの持ちネタの説明したのも良かった。めっちゃ見たくなる（笑）
ちなみにいろいろ調べてみたらハゲの方のみちおさん、映画に詳しかったりして知性を感じる。コンビが二人とも真面目で良い奴だってオードリーが言ってた。今後の活躍が楽しみ。
・霜降り明星が優勝
最近よくテレビ出てたり、R-1にそれぞれ決勝進出してたりと、やっぱり実力はホンモノですね。あれだけのテンポで、舞台をダイナミックに使って、笑いもしっかり取って、文句なしですわ。安心してみていられる。
近年の賞レースの勝者が若いってことがクローズアップされてた。
W-1のゆりやん、R-1の濱田祐太郎、キングオブコントのハナコ、今回のM-1の霜降り明星、（ついでにNHK新人お笑い大賞のGパンパンダ）、みんな20代。世代交代ですねえ。というほど簡単には変化は進まないと思いますけど。やっぱりテレビのMCとかひな壇とかは壮年のベテランたちが引退しませんからね・・
・審査員の志らくが良かった
褒めるべきところはきっちり褒めて、悪口言ったり貶したりもせず、完璧と言ってよい審査員ぶり。完全にM-1審査員にふさわしい人だと思った。今後ともぜひやっていただきたい。
大衆受けする芸と、玄人受けする芸ってのがあって、それをいかにバランスするかってことを考えている人なんだなあということが伝わってきた。
・生放送、一発本番の緊張感こええ
なんかもうこの一年に一回のこの本番にかける思いが強すぎて、視聴者としてもヒヤヒヤして見てらんねえ！ってなる。「ネタ順一番手どうなるの！？」とか「噛むなよ〜」とか
「ネタ飛ばすなよ〜」とか要らん心配をしてしまう。硬くなって伸び伸びできなかったり、会場の空気にハマらなかったり、深夜のネタ番組（のカメラ割り）と全景なのとまた違ったりするし。エミクジで終盤まで待たされるのもキツイし。
複数回出たことがあるからといって良い方向に作用するとも限らない。初出場だからこそ爆発してかっさらうこともある。例えば世間的には完全なダークホースとして、むちゃくちゃなネタを披露したトム・ブラウン。爪痕を残しましたね。華がないのがネックになるのか、果たして！？そんな中、連続で出場していて、優勝候補とも言われていて実際に2位になった和牛、最終決戦に進んだジャルジャルはヤバすぎる。
その激戦の中を、するするっと先頭に躍り出た霜降り明星。本当に実力とすべてのタイミングがうまくかみ合って初出場にして優勝。お見事。
