ちろうのレイブル日記

本当によい教育を考えるためのブログです

高山市の某公立小学校で働いています

4月1日から、高山市内の某小学校で、午前中だけ働いています。対外的な役職名は「学習指導員」ということですが、昨今のGIGAスクール構想に合わせてのタブレットiPad)の使い方をサポートするというのが主な仕事です。岐阜県においては去年の段階で、すべての公立小中学校・高校で生徒一人一人にタブレットを支給が完了していて、特に去年からのコロナ対応もあって早急にこれの活用を進めなければいけないということで、とりあえず今年度限定で予算が割かれて人員が確保されたようです。市のホームページや、ハローワークなんかでも募集がかかっていました。「会計年度任用職員」という名前の、要するにバイトですわ。一日3時間だけという短時間ですが、時給としてはコンビニバイトよりちょっといいくらい。

さて、教育現場の方なら皆さんご承知の通り、「ICT教育を推進せよ」という号令が上からかかってくるものの、具体的な方法は特に示されず、現場の先生たちが一番困っているという現状があります。一体何をすればよいのか、どこにゴールを設定すればよいのか。あたらしい試みをどこまで許容するのか。まあこういうのは道徳が教科化されたり小学校の先生が英語を教えなければいけなくなったりと、散々見慣れた光景ではありますが。

ところで僕みたいなITとかプログラミングとかSEとかそんな業界と無縁な人間が、タブレットiPad)の使い方のサポートってできるんか?という話ですが、本当にそれは僕自身が不思議に思っているところです。しかし結論から言いますと、まあ大丈夫なかんじです。というか同じ役職で採用されている人が10人弱ほどいて、一度だけ顔合わせがあったのですが、(あまり大きな声では言えないですが)僕とかかなりまともな方だなと言わざるを得ませんでした。僕とか長年iPhoneユーザーだっただけですが(つい最近アンドロイドに変えた汗)、それでもiPadならだいたい操作感は一緒なので感覚的には分かりますからね。しかしある程度若くてまともな人間が、平日午前だけのバイトなんて普通は来ませんよね。そうすると定年退職したオジサンや、子育て引退世代の・・これ以上は自主規制します。察してください。



さて、実際に現場に行ってみると、これも当然という感じですが、タブレットの使用頻度・深さが先生によって大きく差が出ていて面白いです。僕は「この日のこの時間にお呼びがかかったら教室に派遣される」みたいな感じなんですが、「初めてiPad(アプリ)を導入するから来てほしい」と熱心に言ってくる先生もいれば、僕のことなんか目もくれずに勝手にiPadを使いこなしている先生もいます。トータルで言うと他の小中学校と比べると、ウチはまだ活用している方かな。今年度始まって1か月の段階で誰も使ってないという学校もありましたから。

用途としては、音楽の授業でYouTube動画をみんなで見る、春の植物を写真で撮ってくる、インターネットで検索する、動画を撮って太鼓の練習する、デジタル教科書を見る、といった感じでしょうか。んでダウンロードできるアプリというのがあらかじめ制限されていて、その中に「九九の計算」とか「漢字のドリル」とか「日本地図のパズル」とかあって、まあこういうのはわりと楽しいですね。先生によってはそういうアプリのダウンロードの仕方とかを教えています。んで教室でやらせると、先生よりも圧倒的に小学生の方がさっさっと使いこなしていて面白いです。メモアプリの手書きとか。ペンの色を変えて絵を描いたり、図形をいろいろいじったり。

困ったのが、教室のWi-Fiが貧弱なこと。というか学校全体、というか高山市全体の問題なのかもしれない。サイズの大きめなアプリ(Garage Band)をクラスで一斉にダウンロードしたら、てきめんに半分の児童のタブレットWi-Fiが切断されましたし。一回はどのクラスでもiPadを使っていないのに、学校中でWi-Fiが死にました。これは早急に改善していただきたいところ。

今は特定の授業中だけの使用で(教室隅の棚への出し入れにめっちゃ時間かかる汗)、家庭への持ち帰りもできないのですが、夏休みなどの長期休暇などではどうなんですかね。ぜひ持ち帰って自宅で活用できるようにしていただきたいなと個人的には思っています。

 

 

さて、今後のタブレット活用の柱になりそうなのが「メタモジ」というアプリです。これは全国の中でも先駆けて岐阜県は全ての公立学校で導入しているようです。ノートやテキスト、画像やpdfをクラス全体で共有したり、先生からは全員のノートが見れたり、動画や音声まで組み込めたりと、かなり色々な機能があるようです。これを色んな教室でちょっとずつ導入していっているところで、僕自身も今回初めて触ってみているので、必死に勉強しているところです。どうもうまい活用の方法が分からない。

たとえば良い感じの問題のプリントがあったときに、クラスのフォルダにpdfを入れるだけで生徒全員に紙を印刷して配る手間が省けたりします。ネットから拾ってくるのも割と簡単にできる。そこにペンシルで書き込んで、先生は丸付けをする、とか。かなり画期的なものであることは間違いなさそうです。これをうまいこと活用するルートを何とか見つけたいなあと考えています。

 

 

iPadを授業で使うクラスからの要請がないと、手ごろなクラスに行って特定の(普通学級ではちょっと心配な)子どもをウォッチしたりします。それで久しぶりに小学校の算数の授業とかを体験しているのですが、よく言われるような落ちこぼれ・浮きこぼれ問題を目の当たりにしますね。ちょっと一つの問題の説明に時間かけすぎじゃねえか?と思うことがあります。まあこれが小学校ってものなのでしょうが。

9歳だか10歳で数検1級に受かったみたいなスーパー小学生がいましたけど、そういう子が公立小学校の算数の授業とか聞いてたらどうなるんだろう?とか想像するとちょっと笑っちゃいます。

なんかかつて同人誌に、さんざん公立学校の悪口を書いてしまった記憶があるのですが、根本のところでは学校の先生というものをリスペクトしています。僕が働いている学校の先生もみんな良い人ばっかりです。みんな一生懸命やっています。

そうそう、午前の休み時間(サンタイム)に校庭で走り回っている児童とかを見ていると、本当に7年前(!?)に東京の某小学校でやっていた学童保育は何だったんだろうと思います。ずいぶん子育て引退世代のオバチャンに迫害されましたし、ジャングルジムやらサッカーゴールやらでケガをさせないように監視することが義務付けられていました。今考えてもこの世の地獄でした。東京だからなのか、外部組織だったからなのか、時代なのかはよく分かりません。ここはそうじゃない。本当に健全だなあと思います。

まあそんな感じでぼちぼちやっています。また何かあれば近況報告します。

高山に拠点を移してからあっという間に1年が経っていた

・稲垣教育研究所が本格始動して、あっという間に2か月が経過してしまった

 

あたらしい学校 稲垣教育研究所


本当に思い付きで始めたような事業だけど、滞りなく事が進んでいる。本格始動した4月の段階ですでに7人もの生徒が通ってくれることになった。なんでこんな得体の知れない塾に通ってくれることになったのか。そして見学に来てくれた方が全員、入塾を決めてくれている。本当にありがたい。信じられないというか、ふわふわした気持ちだ。もちろん、5年近く構想してきたことなんだから当然だろうという気持ちもなくはないが。ぶち上げるだけぶち上げて、盛大に失敗するという可能性だってあったわけだから。

 

当初の想定と違ったこと、想定通りのこと、想定以上にうまくいったことなど、いろいろある。実績をちょっとずつ積み上げながら、システムをちょこちょこいじりながら、より理想の状態に使づけていけたら嬉しい。まずは子どもたちとの人間関係が築けていけたらいいなー。まだお互いに緊張しているところがある(笑)

 

なんか妙な責任感が出てきて、ブログに書く文章の文体も忘れてしまったようだ。ほんと、ふざけたことが書けないというか・・いや本当に今までいかに無責任なことを書き散らしてきたのだろうか。でも今はすごくワクワクしている。こんな心境は初めてかもしれない。

 

中学の定期テストこそが結果が問われる場面だと思うので、個人的にはそこを楽しみにしている。まだ新学期が始まったばかりで、その機会は来ていない。せいぜい前学年の実力テストがあるくらいか。これは生徒本人に頑張ってもらうしかない。

 

>>>>>ここまでが4月上旬に書いた文章>>>>>>

 

さらに1か月経過。当初のスタートダッシュ以降、新規問い合わせが来ない。やはり地域紙・フリーペーパーへの広告が必要だと観念し、第二弾の広告を仕込み中。どの生徒もひたすら前学年の復習をやっている。子供の学力の問題か、学校の授業の進みが遅いためか?次の単元に行こうという気が起こらない。少なくとも漢字・数学(算数の)基礎計算、英単語を仕上げようと思ったら、先に進んでいる場合ではないという気がしてしまう。とりあえず最初の定期テストの範囲とかが出てくればやりやすいのだが。

 

適当なテキストを本屋で買ってきたり、インターネットから問題や資料を拾ってきたり。誰にも気兼ねなく、自分の判断でいろいろできるのはやはり圧倒的にやりやすい。雑談を膨らましても良いしね。全然身に付かない作業のような勉強は、やらせないようにしています。

 

子ども(特に男子たち)がゲーム(特にswitch)をかなりやり込んでいるということが分かってきた。そこで自信のあるソフトを持って来させてゲーム実況動画でも撮ろうかなと画策している。「YouTuber体験」というか。これこそ僕が当初からやりたかったことだ。一応環境は整いつつある。んでこれは個人的にも早急に「稲垣教育研究所チャンネル」を立ち上げなければならないということを意味している。やります。女子はアニメをよく見ている。これも会話を展開させるために自分でも勉強中。やっぱりアニメは良い。

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遊戯室の様子


・高山に拠点を移してから1年が経っていた


東京から高山に生活の拠点を移してから、あっという間に一年が経っていました。移動した日が、第一回緊急事態宣言が明ける直後、去年のGW明け(5月7日)でしたので、コロナ禍も相変わらず一年以上続いているのだなあと改めて実感いたします。

 

この一年は、5月に高山に帰ってきて、畑仕事(ちろうファーム)をして、夏は草をむしったり、ジムに通い始めたり、市役所のバイトをしたり、ダラダラとしたり、映画やアニメを見まくったりと、色んなことをやってました。前半はほとんど遊んでいたようなものでした。以前のエントリでも記しましたように、非常にゆっくりとしたペースではありますが、1年経ってようやく自分的にやりたいこと・やるべきことが実現できるようになってきました。ちなみにいうと、こんな立ち上げたばかりのビジネスで食っていけるわけではなく、午前中に別件でとある仕事をしています(Twitterとかを見てくれている人にはご存じのとおりです)。コチラの仕事に関してもなかなかいい感じなので、これにつきましてもあらためてブログに書きたいと思います。

 

そんなわけで2年目はますます目標を明確に持って、前に進んでいきたいと思います。何卒よろしくお願いします。

流れ星のラジオ「やるんやさ2」高山公開収録に行かなくてめちゃめちゃ後悔した話

お笑い芸人の流れ星が地元高山のエフエム放送でやっている番組で、高山収録が行われることが告知されていた。直近の放送では、地元民で普通に遊びに来るのでも、飲食店とかビジネスやってる人の告知でもいいので出演者募集みたいなことを言っていて、ちょうど僕も塾をぶち上げるタイミングだったからこりゃいいやと思って「出演させてください」という意味でメールを送ったんですよね。

流れ星のヒッツエフエムやるんやさ2

 

あとで気づいたんだけど、お便りフォームにメールアドレスの記入欄がない。これって向こうから連絡ができないやん、と思った。んで何の音沙汰もなく、Twitterの番組アカウントにもさりげなくメールを送ったことをアピったんだけど、ようやっとイイネが一つ返ってきただけだった。要するにこれは「残念だけど抽選に外れたんだな」と判断し、不貞腐れていたんですよね。そして収録日の3月4日を迎えた。雨降ってたし、家で不貞寝していた。

 

そうしたら、その後日だと思うんだけど、いきなり謎の封筒が送られてきて、中にステッカーが入っていたんですよね。流れ星の番組ステッカー。これってよくラジオでメールが読まれたときの「番組ステッカー送りますね」ってやつちゃうの。あれっと思った。んで大変恐縮なことにそのラジオをリアルタイムで聞くこともなくて、たまに思い出した時に公式サイトの「聞き逃し放送」で聞いていたんですよね。

 

それではコチラの「聞き逃し放送」3月2日放送回の20分50秒から最後までお聴きください。

www.hitsfmyarunyasa.com


結論から言うと、これ完全に収録当日に現場に行けば出られたやつだと思う。100%とは言わないけど。十中八九そうだろう。むしろ流れ星的にも番組スタッフ的にも求められていたまであるのでは。完全にやらかした!

 

「番組収録」「出演」ということを大仰に考えすぎていた。東京のオタ活のノリを踏襲しすぎていた。公開収録に群がるオタクなんか、何やらかすか分からない危険な存在だ。事前に向こうからお願いされてない人間が出れるわけないと決めつけてしまっていた。しかしここは岐阜高山だった。平日の昼間に現場に来る人数なんかたかが知れてる。しかもコロナ禍。

 

だから事前の認可制でもなかったんですね。それで当日の先着で10人くらいか、みたいなことでしたけど、意訳すると「その場のノリで」ってことだったんだと思う。ならばなおさら僕が行くべきだった。あるいはこの3月2日放送を、少なくとも3日夜までに聞いていれば200%現場に駆け付けていただろう。一縷の望みをかけて現場に駆け付けるって、オタクとしては当たり前の行動原理ではなかったのか。俺は現場オタク魂をどこに置いてきてしまったんだ?

 

AKBヲタにとって成人式の朝に神田明神に行くのは知る人ぞ知るおいしい現場だった。指原莉乃ちゃんが成人を迎えるころには十分に知れ渡っていて、すでにおいしくない現場になってしまっていた。それでも雨が降りしきるめちゃめちゃ寒い中、始発で秋葉原に行って神田明神に陣取る。んで朝10時だかまで(4時間ほど)待って、それでも人の壁に阻まれてろくにメンバーの顔も見れなかった。あの頃の俺はどこにいってしまったんだよ・・・(というかもう二度とあんな惨めな思いはしたくないと思ったのは事実)。とにかく、あの頃の俺はもういなかった。せめて現場を見に行っていれば。めちゃめちゃ後悔している。もうこんな機会は二度とないかもしれない。


流れ星に会いたかった~~~!!!という話でした。

 

また高山収録お願いします。

皆もラジオ放送楽しいから聞いてね。

ちろう、動きます Vol.2~岐阜の飛騨高山に自律型超絶学習空間「稲垣教育研究所」を立ち上げます~

【前回の続き】


そんな東京遠征があったのちにも、しばらくは実家でダラダラしていました。んで「いま、できることをしよう」ということでamazonプライムで片っ端から映画とアニメを見ました。有名だけど見ていなかった映画、いわゆるそっち界隈では必須教養となっているような作品を片っ端から。スティーブンキング原作からスピルバーグ監督作品からクリストファーノーラン作品など。大した本数ではないけどいい勉強になりました。映画は30本近くになるでしょうか、アニメも近年のなろう系の系譜のものをいくつか。さらに言うと、先日のエントリでも記しましたように、初めて『進撃の巨人』のコミックスを読みまして、ドハマりいたしました。それでアニメのseason1~3を当然のように視聴。最高でした。これは皆さんにも強くオススメします。

 

そんなこんなしているうちに12月、本格的に寒くなってきて雪もひどく降りました。そんな中でいよいよ何かが弾けました。このままじゃいけない。また春がやってきてしまう。しゃああんめえ!やってやんよ!というような気持ちになりました。手ごろな物件を借りて超絶学習空間を立ち上げるという構想を練り始めました。というかその構想自体は同人誌『本当によい~』を書いた2016年にはすでにあり、高山市内の物件を物色するという行為も夏ぐらいから始めてはいたんですけどね。どこか片手間でやっているような感覚だった。自分が塾長をやるにしても相変わらずハイレベルな大学受験内容を教えられる自信はないから、去年までさんざん文句を言っていた学習習慣づけの個別指導を結局また自分でやるのかよ?という気持ちでした。

 

そもそも僕は勉強なんかやりたいやつがやればいいと思っているし、「分かるまで教えます」とか「懇切丁寧に教えます」というのを押し出すのが本当にイヤなのだ。というかぶっちゃけて言いますと、あんまり教えたくない。せいぜい隣で問題を解いて見せてドヤるくらいでよい。気分は「史上初!教えない塾の武田塾」ですよ。人を雇うのも違う。そんなカネは無い。勉強をする環境と厳選した問題集・参考書だけ提供して、あとはスキを見つけて本とかマンガとかをオススメしてちゃちゃを入れるくらいの関わりがしたいんだ本当は。
さらに言うと、本格的に家賃を払いながらというのもやはり大きな負担だった。


つまり問題は二つです。
「個人塾をやりたいけど、自分で、勉強を教えるだけの塾にはしたくない」
「テナントを借りる経済的余裕(勇気)がない」

 

そんなことを考えているときに見つけたのがオンライン学習システム(すらら)でした。詳しくは端折りますが、昨今流行りのAIで学習者の学力と苦手分野を判定し、それに即した問題を提示してくれるというオンライン学習システムです。おそらくは大手からベンチャーまで似たようなシステムがあると思われますが、「すらら」はその中でも先駆けといえるような会社です。んでこれが個人塾の開業サポートのパックで売り出していたのですね。

 

それこそ大手になると、フランチャイズに加入することによってシステムを導入できるとか、ガッツリ大手の学習塾にしか卸していないとかあるんですが、「すらら」はFCのようでFCでない。塾の屋号も自由で、導入費も無料。サービス使用料だけを月額課金するというシステムで、全くの未経験からでも始められる。これが実によいと思いました。ネットさえつないであれば、教えるのはPCのAI(プログラム)ですから、講師を雇う人件費がかからないというのがウリです。というか問題集すら買わせる必要がない。

 

これなら戦えるかもしれない。それで両親に「これなら戦えるかもしれないから、テナント借りるわ」みたいな宣言をしていたら、「向かいの家のおじいちゃんが作業場を余らせているからそこを借りろ」とか言ってくるじゃないですか。最初は冗談だと思いましたよ。そんなうまい話があるかと。んで結論から言いますと、おじいちゃんが貸してくれました。安価で。それより何より、不動産屋に申し込んで敷金礼金保証金払って、みたいなのをすっ飛ばして借りてしまいました。

 

このようにして、いつの間にか上記の2つの関門をクリアしてしまっていたわけです。これ、やる流れじゃないですか。だから、やります。

 

岐阜県高山市稲垣教育研究所」を立ち上げます。

 

多くは語りません。チラシやらホームページやらにこれでもかってくらいに書きました。東京にいるうちからずっと、将来的には(5年後か、10年後か?)必ず地元で超絶学習空間を開くだろう。そこでは「○○研究所」と名付けるだろう。そう思っていました。意外と早かったなという印象です。


これから、高山市民の皆さんに問います。問うていきます。何卒よろしくお願いします。

 

ホームページはコチラ→

inagakijuku.online

 

Twitterはコチラ→

稲垣教育研究所 (@ina_edu_lab) | Twitter

2021年3月1日open(予定)です。

 

続報をお待ちください。

 

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チラシその1

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チラシその2

 

ちろう、動きます Vol.1~東京を離れて岐阜の高山に帰ってきてからのあれこれ~

ちろう、動きます。思えばこれまでの人生、さんざん回り道をしてまいりました。夢を追って東京に出ていったこととか、アイドルオタク・メイド喫茶オタクを謳歌したりとかもそうですが、ある時期から学童保育の仕事を始めてみたり、個別指導塾の仕事を始めたりしました。そこで感じた憤りを同人誌『本当によい教育を実現するための覚書』に書き散らしたりしました。同人誌だけでなく、日々のブログに愚痴を書き散らしてみたり、教育関連の本を手当たり次第読んだり、セミナーやシンポジウムに出かけて行ってはレポートを書いてみたり、Twitterに意識高く、かつ斜に構えた、冷笑的な、イタイ発言とリツイートを世界に発信したりしてしまいました。荒れていたと言っても過言ではないかと思います。


去年こと2020年が大きなターニングポイントでした。生活環境を変えたのです。通っていた某最強の地下アイドル現場から、推しメンの卒業などの事情も受けて少しずつフェードアウトしていて、以前ほど東京(秋葉原)にこだわることもないのかもと考えていました。そんなタイミングでのコロナ禍です。東京でのエンタメ現場は少なくなりました。これは神の啓示なのだと考えました。もう十分に東京を満喫しただろう、と。年を経るごとに環境が悪くなっていった職場ともオサラバしたかったのだろう、と。だったら動くのはいつなのか、今でしょ!


そんなわけで、2020年5月に地元高山にUターンしてまいりました。一応空気を読んで、第一次コロナ禍緊急事態宣言が明けるのを待って(GW明け)移動したんですよ。わたくしちろう、高校卒業をしてから18年後に、恥ずかしながら高山の実家に帰ってまいりました。そこからの展開が順風だったわけではありません。生活自体に不都合や不自由があったわけではありません。そこは親とか周りの環境に感謝です。とはいえ、なかなかことがうまく運ばず、焦った時期もありました。その中で大きなもので言うと、やはり仕事が見つからなかったことですね。ここでいう「見つからなかった」というのは、選んでいたということですよ、念のため。んで母親が見つけてきた(泣)、某●山市役所職員の中途採用に、たまたま年齢制限が間に合うものがあって、ふらっと申込書を送り付けてみました。そうしたら第一次試験としてペーパーテストがあるわけです。それが7月でした。

 

受けた実感で言うと、5年の個別指導塾講師時代の蓄積と10年以上の意識高い読書や社会への関心が功を奏したのでしょうか、すっごい書けちゃったんですよね。満点とは言いませんが、すっごい解けちゃった感覚(そりゃ問題難度でいったらセンター試験よりも数段下ですから。クイズみたいなもん)。さすがに小論文という名の作文は苦しかったですが。ただ字数を埋めるだけの作文は辛い。まあそれはさておき。

 

エラそうなことを書いてしまいましたが、要するに一次試験を受かっちゃったわけです。正直言って、履歴書の時点(年齢とか職歴とか)で落とされると思っていました。いゃ逆に落とさなきゃダメだろ、こんなヤツ。んで8月に二次試験として面接を受けることになった。別に試験を受けること自体は良いんです。申し込んだのが5月で、一次試験が7月で、二次試験が8月で、といった風に時間を浪費している感がありました。その間を無職でやり過ごしているわけですから。あるいは同時並行で職探しをするか、すぐにバイトでも始めるべきかという葛藤。ハローワークを覗いたりもしました。どっちにしろ俗世から身を隠しているんで良いんですけど。

 

んで結論から申し上げますと、はい、落ちているわけです。後で問い合わせたら採用枠1名に対して、「2人中2位」でした(あくまでも二次試験のこと)。それなーって思いましたよ。まさかこのタイミングで僕が公務員になっちゃったらどうしよう?なんて妄想してましたけど。なんだか短い夢だけ見させられましたわ。だから言ったんだよ、一次試験の段階で落としておけと。まあこんなこと一度や二度じゃないので良いんですけど。

 

そこからはさすがの僕も気分的に落ち込みました。親にもいろいろ言われるしね。家を離れて、ここではないどこかのプロジェクトにジョインさせてもらえないか(抽象的ですね)とかも考えました。今は根無し草なのだから、どこに行っても良いのだ。そんな中で、10月に東京に行く機会がありました。そこでいろんな人に会いました。これが今思えば次の展開に移るきっかけだったのかもしれません。

 

 

一つには長年の友人のユウタさん。彼のことを簡単に説明しますと、初めは僕の同人誌とかヲタ活とかのことを面白がってくれている人だと思ったのに、話をすればするほどとんでもない多趣味の人で、その一つ一つがどれも深く熱心で、僕なんかが霞んで見えるような人だった。特に印象に残っているのが、僕がかつて某お笑いのコメディスクールに通っていた関係もあってわりとお笑い芸人のこととか詳しくて、一般人相手にお笑い談義を繰り出してきたのですが、そのノリで話したらその10倍くらいの熱量で返されて度肝を抜かれたという事件があります。僕こそが一般ピープルだったのだと今は自覚しています。んでお笑いを見るだけじゃ飽き足らず、自分でも舞台に立つようになってしまいました。多分もう僕のお笑い芸人歴を超えちゃっているんじゃないかな。

 

そんなユウタさんとは、いろいろな人生の話とか仕事の話とかお笑いの話とかアイドルの話とか、(恥ずかしいですが)恋愛の話とかをいろいろ包み隠さず話してきたのですが、今回も地元の生活のこととか、市役所の試験のこととか、次なる仕事がどうしようか見えないとか、そんな話をしている中で「今はチロウさんの中でコレだっていうものが見つかるまで待つ時期なんじゃないですか」と言ってくれたんですね。これが実に響いたんです。ビビっときました。そういえばそれが僕のスタンスだったじゃないかと自信を持たせてくれました。

 

 

そして二つ目に、東京北区で滝野川高等学院」というフリースクール・サポート校を運営されている豊田さんにお会いしました。これはもう突撃ですよね。TwitterでDMを送り付けて。正直コロナ禍の中で、たいへんご迷惑なことだったと思います。豊田さんは高校教諭としてさまざまな生徒と関わる中で、不登校やそのほか困難を抱えている生徒に対して、既存の学校では卒業後までケアが行き届いていないことに疑問を感じたそうです。それで2019年にクラファンで資金調達をしながら、自らサポート校を立ち上げたという実践の人です。この一連の動きをネットで知り、是非自分の目で見てみたいと思いました。

 

北区のサポート校・フリースクールは滝野川高等学院

 

1時間ほどお話を聞かせていただいて、本当に手前味噌で恐縮なのですが「コレやん。これ完全に理想のヤツやん」って思いました。学年による括りは無く、登校したら自由に何でもできる雰囲気があり、勉強がしたければサポートしてくれる大人がいる、という空間。もちろん高校なり大学なりの受験がしたければ、ペーパー試験対策から面接から小論文まで、経験豊富な講師陣がサポートしてくれ、実際に着実に結果を出しつつあるようです。

 

たまたま直前に本を読んでいた
黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」

坂本良江「世界でいちばん自由な学校:サマーヒル・スクールとの6年間」

 を彷彿させました。

窓ぎわのトットちゃん 新組版 (講談社文庫)
 

 

 

ご興味あればぜひ上記2冊を読んでほしいのですが、ここで取り上げられているような自由な学校、昔からあるっちゃあるんですよね。だけど決してメインストリームにはならない。よほど管理が難しいのか、公教育に対する常識(固定観念)が強固だからか。それともこれから大きく変わるんでしょうか。

 

既存の学校のように、とにかくスケジュールでがんじがらめするのでもなく、かといってよくあるフリースクールのようにただ時間を過ごすだけの場所というわけでもない。適度に自由で意識が高い空間。それを広大な敷地でもなく、それこそビルの一室で実践されていることに感銘を受けました。また、豊田さん自身が野球の現役プレーヤーで、指導もできるというのも強みだと感じました。

 

恥ずかしながら弊同人誌『本当によい教育を実現するための覚書』を押し付けて、あまつさえ丁寧な感想までいただき、本当に感謝しています。


 

そんなわけで、この時の東京遠征はとてもよい刺激を受けたわけです。そしてぐるぐると頭が回りました。


ちょっと分量が多すぎてしまったので、2回に分けて投稿することにします。
焦らしてちゃってスミマセン
次回のタイトルは、いよいよ本題に入ります。

 

高山空家活用コンテストに応募しています

高山市で「高山空家活用コンテスト」という催しが開催されていました。

高山空家活用コンテスト|高山市

 

空家の利用・活用について、以下の2部門で募集します。
◆アイデア部門(アマチュア向け):空家の利用・活用方法の提案
 リアル部門(建築・経営等のプロ向け):空家の利用・活用が実現できる提案

◆コンテストの題材となる空家は、高山市に実在する物件により行います。
◆空家の新たな活用方法の提案、発信を行うことで空家の活用を促進することを目的としています。

 ・空家活用を通じて地域特性に応じたまちづくりの機運を高める
 ・対象物件の着実な空家解消につなげる
 ・コンテスト終了後、提案結果をアピールすることで、他の空家解消への波及を図る

※このコンテストは、空家の利用・活用方法の提案をしていただくものです。提案いただいた内容は具現化を条件としたものではありません。

 


実在する空き家が3つ指定されていて、そのどれかを使って活用プランを提案するというもの。
一軒家を使った学習施設を作りたいということを3年以上前から妄想していたということもあり、それをそのままぶつけてみようと思い、応募しました。

 

この提案のだいたいの元になっているのは→たとえばこのエントリ

 

後でわかったのですが、どの空家も古い街並みに近いところ(民芸館の隣とか、高山陣屋の目の前とか)にあり、市の伝統的建築群に指定されているような昔ながらの古民家だった・・あまりポップに改築するのもやりにくいのかなーと思った。

 

建物内の平面図も公開されているのですが、「だいどこ」とか「内どじ」とか「おおえ」とかいう、たぶん昔の(しかも飛騨特有の)独特な言葉が書いてあってよく分からん。「みせ」というのも、何らかの路面店スペースだと思ったら要するにただの和室。「庭」ってのも枯草に覆われてはいますが、わりと立派な日本庭園だった・・畑にしてジャガイモ植えてる場合じゃねえ!・・まあそれは良い。やろうと思えばできなくもないのだろう。

 

まあそんなわけで、「高山市公式YouTubeチャンネル」にてアイデア部門の投稿作品が動画で公開されているんだけど、見た感じ18個も応募作品があるっぽい。

 

僕の応募作品はオルタナティブスクールを作る」です。
横文字使って注意を引こうとしているわけではありませんよ。


とりあえず動画を見てほしいのですが、ちょっとだけ概要と補足説明。


■運営思想

学校でもなく家庭でもなく、放課後を有意義に過ごすための「第三の居場所」として設計。
「やりたいことは何でもできる」というのが基本のコンセプトです。
何よりも優先されるのは「好きなこと・やりたいことができる」ということです。
「勉強をすること」も「マンガを読むこと」も「ゲームをすること」も、同等に有意義なものと考えます。

 

学習塾として利用したい場合は、対話式ICT教材「すらら」を使って個人個人に合ったレベルの勉強を、効率的に進めていくことができます。これは従来型の一斉授業にある落ちこぼれ・吹きこぼれ問題も解決するものです。
不登校の生徒に対しても、中学・高校出席の代わりとして、あるいは高認取得までサポートできると考えています。

 

動画内では語っていませんが、3つのコース設定を考えています。

■「放課後コース」
月額料金を払うことによって、施設を自由に使うことができます。大学生、社会人も利用可。

■「学習塾コース」
月額料金を払うことによって、施設を自由に使うことができるほか、ICT教材「すらら」を活用し、勉強に取り組むことができます。

■「学校コース」
月額料金を払うことによって、施設を自由に使うことができるほか、平日昼間から通うことができ、フリースクールとして利用できます。これは教育委員会と連携し、既存の学校への出席の代わりとなることを想定しています。また各種検定試験、高校の代わりとして高認取得のために通うこともできます。

 

他にも、「学校教育のオルタナティブとして」というコラムも詰め込みたかったのですが、さすがに動画の時間がオーバーしてしまうので割愛しました。
これに関してはいつか公開できたらいいと思います。

 

とにかく皆さん、四の五の言わずに動画を見てください(そして動画再生回数を増やすとともに、後述のサイトに視聴者投票フォームがありますのでそこからポチっとお願いします)。

何卒よろしくお願いします。

(もしご興味があれば他の応募作品も、笑) 

 


アイデア部門⑰ オルタナティブスクールを作る

 

 

一般投票も開始されているようです(視聴者投票フォームもあります)。

各種資料もコチラから見れます→

第2回(令和2年度)高山空家活用コンテスト|高山市


コンテストの結果が出るのは2021年2月27日(土)だそうです。

応援をよろしくお願いします!!!!

ジムに4ヵ月通っているが、体型がびた一文変わっていない話

昨今の流行り(?)であるジム通いに関しては、筋肉ムキムキになるとか細マッチョとか痩せるとか体力を維持するためにというのはもちろんのことながら、精神的な安定が期待できるというメリットが周知されて久しい。それはtestosterone氏の著書やTwitterを見るのが分かりやすい。

 

かつては「ジム通い」だとか「筋トレ」だとかが、僕の人生に全くの無縁のものだと考えていた。だからしたいと思わなかったし、している人も「ご苦労なことだ」と半ば見下すような感じもあった。それはたぶん僕の体質によるところが大きい。

 

もともとスポーツをやっているとかでなく、ジムと無縁だった人が急に通い始めるという理由の7割くらいが「太り過ぎた」「痩せないとマズい」みたいなことではないでしょうか。しかし僕は3●年の人生で「太った」瞬間が一回もないのだ。むしろ小学生や中学生の多感な時期に「痩せすぎ」「細い」「ガリガリ」みたいなところでひどくコンプレックスを抱えていた。「間違ってもこれ以上痩せたらたまらない」というマインドに長らく支配されていたのだ。

 

じゃあせめて筋トレして筋肉を付ければ良いと思われるかもしれませんが、やっていた部活が陸上競技の長距離で、「過剰な筋肉は(重くて)不利になるだろう」という暫定的な結論もあり、これもアンチ筋トレの思想をより強固なものにした。つまりは「筋トレ」は全く必要のない営みだったのだ。

 

 

しかし大人になって、さすがに「自分が大して痩せすぎというほどではない」ということも理解し、日常的な運動もしていないから、徐々に標準的な体重になっていることを自覚し始めた。具体的には部活引退から15年をかけて体重が「60キロ弱」→「60キロ」→「60キロ強」と着実に増やしていた。そういえば油断すると、腹が出ていると言えなくもないのでは。そして昔から「力がない」「筋肉がない」という自覚は相変わらずだった(鍛えていないのだから筋力が増すわけがない)。ちなみに筋力は無いが、体力には自信がある。昔からずっと体力(持久力)でやってきた人間なので(30分くらい歩いたら「疲れた」とか「休みたい」とか言う人はちょっと自分とは違う世界観の人なのだと感じる)。

 

そんな中、空前の「自律ブーム」が起こった。まずは「ジョギングブーム」として。これは僕にとって学生時代にもう嫌というほどやってきたことなので、何も感じなかった。そして「筋トレブーム」。これも最初はまったく無風でやり過ごしてきたのですが、あるとき(5年前くらい?)から「飽食の時代、人生100年といわれるいま、人類に必要なのは筋トレなのでは?」と考え始めた。

 

そう考えた理由の一つは、前述のtestosterone氏かなあと思う。この人は自己啓発の一種で、要するに全ての悩みに対して「筋トレしろ!」と回答するというある意味「芸風」なのだと思うのですが、これがあながち間違っていないといいますか。なにしろ筋トレをすると「気分が良くなる」「ふさぎ込んだ気持ちが前向きになる」「頭の回転が良くなる」「新しい発想が生まれる」「自信がつく→モテる」といいことずくめなのですから。しかも健康長寿の人って要するに「年をとっても筋力がしっかりしている人」ですから、筋トレが寿命を伸ばすのに大いに役立つのは間違いありません。これ以上明確な答えがあるでしょうか。長生きしたければ筋トレです。

 

 

どうも人類は(特に自分が頭良いと思っている人間とか、ひねくれている人間とか、ネガティブ志向の持ち主とか、肉体じゃなくアタマで勝負するんだと勘違いしているヤツとか)、高尚なことを考えるだけでぐずぐずしがちというか、ここ10年の僕のことなんですけど、とにかく何か難しいことを考えようとしているばっかで結局ゴロゴロしているというか、何もやってねえじゃんってことが多くないか?ってことを考え始めたんですよね。

 

それで数年前から、タイミングがあればジム通いをしてみたいと思っていました。その価値は自分の中で大いに認めているのですが、いかんせん「めんどくさい」とか「金がない」とか「余裕が出来たら」とかなんとか言い訳しているうちに、あっという間に月日が流れてしまった。

 

さらにいうと某目白に住んでいた時に、近くにエニタイムフィットネスがオープンし、しかもオープン記念価格で3か月弱を3000円で利用できるという機会があった。通常は月額で6~7千円くらいするので破格だ。それで申し込んだものの、なんか使い方も分からんし、周りの人たちが怖いし、寒いしで、結局その3か月弱で3回しか行かずに逃げ帰るという失態を犯してしまっていた。自分がいかにダメ人間かが分かります。

 

 

また前置きが長くなってしまった。んで半年前に東京を離れて、実家に帰ってきたところ、これまた家から徒歩5分の所にジム、フィットネススタジオ、プール、ジャグジー、サウナ、シャワー付きの施設がありまして。どんだけ恵まれているんだって話ですけど。そこに通い初めて4か月経ちました。スタジオのプログラム、プールなどをちょこちょこ楽しみつつ、筋トレを軸において週4~5のペースで通っています。通うことができています。ヒマなので。

そこに、TANITAの体組成の測定器があるんですね。それで「こりゃ定点観測だ」ということで週に一回、測定しています。その結果がコチラ。

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TANITA体組成

 

自分ではどうも酷い状態だなと思うわけです。
まず体脂肪率が高い。体重は平均並み(むしろ身長に対して少なめ)としても、筋肉量が少ない。脂肪量が普通で筋肉量が少ないとなれば、体脂肪率は高くなりますよね。まさかの25%。女子やん?
体重が60→63になっているのは良い。これは僕の中では増えた内に入らない。
問題は「筋肉量がびた一文変わっていない」ということです。むしろ体脂肪率が増えているんですけど、どゆこと?
ここで3●年間の人生で初めて(軽とはいえ)「肥満」の文字を突きつけられたわけです。

 

ふつうジムって、3か月くらい通うと体重が8キロくらい減ったり、体脂肪率が5ポイントくらい減ったりするものじゃないの?そうやって聞いてましたけど。4か月やって微動だにしないとは?

 

食う量が足りないということは無いと思います。むしろ食い過ぎなくらい。現に増量してますし。ちなみに安物ですがプロテインも毎日飲んでいます。
食う量がまだ足りないのか、あるいは減らすべきなのか?
もしかしたら筋トレの強度が足りないのかもしれない。ギリギリの強度で各部位10回×3セットとかやっているんですけどね。ボディビルダーの人ほどはできません。腕立て伏せはやっていません。これは肘に不安があるため。バーベルを押すやつをやっています。脚は膝の部分を酷使したくないので、押すやつだけやっています。これは20回×2~3セット。

 

とにかく現状の記録でした。
もしかしたらこのまま何の変化もないのかもしれない。あるいはあと数か月継続すれば結果が見えてくるのかもしれない。なんにせよ、目に見えた結果が見えないと不安です。

もしアドバイスがあったら教えてください。